熱帯魚を飼う(29)
■ '99/09/11
底床リセットから一週間が経過した。
今週は時差ボケの影響もあって日記を書くほどの元気がなかったのだ。
(今でも眠い..)ここの所黒髭は発生していなかったが、もちろんリセット後も黒髭を見ることはない。
砂も水も入れ替えたが亜硝酸濃度は上昇することもなく過ごせた。
リセットで水草も大幅に少なくなったし、って訳でネオンテトラ50匹とラミノーズ10匹とオトシン5匹を追加した。
コイツらのエサ食いもバツグンで、元気に泳ぎ回っている。
2426からはアクアソイルを撤去した。
せっかく新しくした底砂が泥まみれになるのは気に入らない。
セラ・ブラックピートはそのままだけどね。
アクアソイルを撤去したから2426は殆どカラになっている。
空いたスペースにはブラックピートを追加しようか。
9月ももうすぐ半ばだというのに気温の高い日が続いている。
部屋の冷房も水槽クーラもファンも真夏と変わらぬ稼働率だ。
10月を過ぎれば今度はヒータの季節か。
ヒータは消耗品なのでシーズンイン前に新しいものと交換しておこう。
90cm水槽の方は150Wの2パラだし2426にも180Wのヒータがあるので、1本くらい切れても問題ないのだが、60cm水槽の方は1本だけなのでこれが切れると大変だ。
蛍光管も水槽立ち上げ初期から使っているものが多い。
蛍光管の半年寿命説もあるわけだが、点灯方式のインバータが功を奏している(と、勝手に信じることにして)かどうか解らないが、後半年くらいは交換せずにガンバって貰うか。
底床肥料も液肥も殆ど添加していない60cm水槽の水草が若干白化現象を見せ始めた。
気が向けばフロラシオン・プロを2〜3cc程加えているが、葉の色が元に戻るにはまだ時間がかかるだろう。
90cm水槽の方は1日辺り10cc程液肥を入れているので、オランダプラントもトニナsp.も元気である。
まばらに植えたグロッソも根付いてきた感じで、新しい葉が顔を覗かせ始めた。
日中には、そのまばらなグロッソの葉からも光合成の気泡が上がっている。
グロッソも育ちすぎなければ良いのだが、底砂にギッシリ状態になると手に負えなくなる。
生長が早いので毎週のようにトリミングしなければいけないし、トリミングは新芽を切ることになるのでカットした後は見栄えがよろしくない。
育てるのは簡単だが美しく長期に渡って維持するのが難しい草である。
増えすぎているのはウイローモスである。
エビの隠れ家になっていると思うからあえてトリミングしていないが、ウイローモスの中にはゴミが溜まりやすいのだ。
ヤマトヌマエビくらいの大きさのエビなら手荒にウイローモスの掃除もできるが、ビーシュリンプの大きさだとプロホースの排水に吸い込まれてしまいそうで掃除が出来ない。
リセット時にセットした底床ヒータは未だに使っていない。
これをタイマで動かすかサーモコントローラで動かす(ヒータとパラにする)か考え中だ。
照明器具の安定器は結構な発熱量だ。
この安定器を水槽下(水槽台の中)に取り付けて底床ヒータ代わりにするというアイディアがある。
ヒータ代わりには(発熱量的に)無理だとしても、底床保温には良いかも知れない。
夏場は水槽水温より室温の方が高いから、底床もそれに応じて暖められて循環は起きるだろう。
だが冬になると水槽水温の方が室温より高くなり、冷えた水は底床付近に溜まってしまう。
底床ヒータは50W前後だが、90cm水槽用の(インバータタイプではない)照明器具で32W管を6本使うとすれば、底床ヒータに匹敵する熱量が得られることになる。
配線数が増えるので多芯ケーブルでも無いと配線の見栄えが悪くなるが、無駄に捨てられるエネルギを水槽加熱に使えるなら気分は良い。
もっとも消灯する夜間には発熱しなくなるし、夜間の方が室温は下がる訳なのだが。