熱帯魚を飼う(33)
■ '99/10/09
10月になってやっと涼しくなったというものの、90cm水槽のクーラは夜間でも稼働している。
対する60cm水槽は涼しい夜にはヒータが入ることもあるのだから随分違う。
今週は90cm水槽のpHが6.5〜6.7と高めに推移した。
これでトニナsp.に影響が出るかとも思ったが、幸いにして生長に違いはない。
トリミング後も相変わらずグングン育って、水面に達する勢いだ。
pHが少し高めなのでイシマキ貝の死亡率が下がるかと思ったら、何故か今週は数個が死んでしまった。
コイツはpHよりも低硬度が気に入らないのか。
逆にトニナsp.は低硬度であれば元気がいい様子である。
オランダプラントの方はpHが低い方が生長が良いような気がする。
いずれも定量的データを取っているわけではないので信頼性は薄い。
グロッソがだいぶ増えてきた。
たまに引っこ抜いているが、最近はランナーをあちこちに伸ばしているので、引っこ抜くとボコッと抜けて来ちゃう。
というか、かなり絡まった状態にまでなっているのだ。
う〜ん、このまま増え続けると前と同じように収拾がつかなくなってしまいそうだ。
で、迷ったあげく全部引っこ抜いてしまった。
底砂にプラスチックの板で壁を作ってグロッソエリアを限定する手もある(以前はやっていた)が、いずれにしても手入れが面倒なことに違いはない。
とにかく生長の早い草は大変なのだ。
抜いたグロッソは推定1万円分(笑)トニナsp.もオランダプラントもグロッソほどは生長が早くないので手入れは楽である。
生長の早い水草を入れていた頃は毎週トリミングしなければならなかったが、今は3週間に一回程度バサッと切ってしまえば済む感じ。
ただしトニナsp.は途中から切っちゃうとカッコ悪くなるので、一旦引っこ抜いてカットした後埋め直す必要がある。
コイツは意外に根張りが良くて、極細の根が大量に砂に張っている。
セラミック砂を使っているから良いが、アクアソイルなどで植え直しをやっていたら粒が崩れて大変だろうな。
アクアソイルを使っている人の中には茎を根本から切って根の部分は砂の中に残したまま上の方を再度植えるのだとか。
茎の切られた根は底砂の中で腐らないのだろうか。
そう言えばラインヒータは設置したものの、まだ一度も通電していない。
通電したからと言って明確な違いはないとは思うが、せっかく設置したのだから通電してみなきゃ。
水槽スペース付き住宅?の件だが、水槽置き場はリビングに作った。
最初は90cm水槽が横に3台並べられるスペースを確保(2700mm×600mm)したが、リビング全体の広さが15畳程度しか取れないので90cm水槽2本分に縮小...水槽台の部分は床下から立ち上げて、荷重600Kgに耐えるような木製にするつもり。
床下にはフィルタやクーラを置くためのスペースを作る。
フィルタはともかくとして、クーラは音と排熱がすごいから室内には置けない。
壁際に水槽を置けば屋外にクーラを追い出す手もあるが、今の予定だと水槽置き場はキッチンとの壁際だ。
給排水は洗濯機用の電磁バルブで簡単に出来るようにする。
床下に置いたフィルタ掃除だけが面倒な気はするが、数ヶ月にいっぺんの事なので我慢しよう。
配管は水槽裏側に塩ビパイプを通すつもりである。
ついでに天井からメタルハライドをつり下げて..と行きたいところだが、蓋無し水槽だと魚が飛び降り自殺しちゃうし蓋を乗せてメタハラじゃ雰囲気出ないしね。
90cm水槽2台にすると水槽クーラももう一台買い足さないといけなくなる。
ま、来年の春過ぎの話になるのだが、値段が嵩むだけに考えてしまう。