熱帯魚を飼う(43)
■ '99/12/12
先週は珊瑚転落事故で珊瑚が溶けた。
昨日は珊瑚にイソギンが張り付いて珊瑚の一部が固まっている。
(直るのかな?)ナマコは同じ位置から余り動いていない。
ヤドカリが一匹イソギンの下敷きになっている。
底床に使っている珊瑚砂はいわゆるパウダーではないので、ナマコにとっては居心地が悪いかな。
脱窒濾過を機能させるには、フィルタ通過水を毎時5リットル程度の流量にするのだそうだ。
デニボールを使う場合はもっと流量があっても良いらしいが、毎時5リットルとは随分絞らないと実現できそうにない。
いずれにしても脱窒濾過は機能させてみたいので引っ越し後には2222の直列2台で流量を絞ってやってみようと思う。
海水水槽のpHは8.2まで上がっているが、90cm水槽のpHが6.9より下がらない。
アクアソイルがうまく効いていないのか。
泥水防止用にストッキングに詰め込んだので通水性が悪くなったかな。
濾材を入れるバッグで100ミクロンや300ミクロンと言った微細な穴の開いているモノもあるらしいので、これを見つけて使ってみようとは思っている。
■ '99/12/13
事故続きである。
元気の良かったイソギン1号がフィルタの吸水口に捕まった。
最初は吸水口に張り付いているのかと思ったのだが、よく見ると吸水口の網の目のに吸い込まれて脱出不能に陥っているではないか。
何せ軟体なモノだから狭いスキマに入ってくびれてしまっている。
さあ困った。
どうやって助け出そうか。
結局イソギンを傷つけないように、って、傷ついてるんだけど、吸水口をニッパで切って取り出した。
触手の何本かは負傷したようで色が変わっているが、果たして元気になるのだろうか。
その後吸水口にネットをかぶせたのは言うまでもない。
■ '99/12/17
2匹残っていたカクレクマノミが一匹だけになっていた。
ちょっと気にはしていたが死骸は発見で居ないでいた。
が、今日それを見つけてしまった。
何故か茶色のコケが多く出ている。
淡水水槽だと亜硝酸の上がったときに出るヤツだ。
一応水質を調べると、60cm水槽
|
濃 度 |
リン酸 |
0.2ppm |
硝酸塩 |
7ppm |
亜硝酸 |
0.1ppm |
pH |
8.0 |
90cm水槽
|
濃 度 |
リン酸 |
7ppm |
硝酸塩 |
< 0.1ppm |
GH |
2 |
KH |
1 |
pH |
6.8 |
90cm水槽の硝酸塩が上がっていないので、今週は換水しないで様子を見ることにした。
果たして来週はどうなっているのか。
60cm水槽も換水しないで様子を見ることにする。
硝酸塩は先週より上がっているが、デニボール効果で下がるのだろうか。
■ '99/12/18
カクレクマノミ死亡で水槽が寂しくなったのでカクレクマノミ2匹とナンヨウハギとキイロハギを入れた。
水合わせ用に水槽水を使ったので不足分が実質的換水になった。
キイロハギはコケを食ってくれると言う話。
もう一匹魚っぽくない魚(名前忘れた)もコケを食うと言うことで追加した。
魚が増えたので亜硝酸と硝酸塩が心配ではある。
2匹のハギはライブロックの陰に隠れてなかなか姿を見せない。
黄色と青でキレイなのに。