熱帯魚を飼う(57)
■ '00/3/26
水草水槽のトニナ、一旦は絶滅寸前の状態に陥ったが、水槽を変えてからは新芽が見られるようになってきた。
pHなどは旧水槽と殆ど変わっていないので、トニナ不調の原因は底床の汚れだったのか。
今のところ液肥添加量も少ないので緑のコケも黒髭も発生していない。
水交換は蒸発水補充も含めて、毎日数リットルを追加して溢れた分をオーバフロー管から捨てている。
海水水槽の方は硝酸塩濃度も亜硝酸塩濃度も余り変化無し。
色気を出して買ってみたミドリイシが白化しているような気がする。
今のところは目立った変化は無いというか、買ってきたときに先が折れていた部分も緑になってくるところもあれば、折れた部分から下の方まで白化しているような感じの所もある。
今の水質ではミドリイシは無謀だったかな..カルシウム濃度計が少し低い値を示していて、床下の2222改カルシウムリアクタをチェックしたらホースが折れ曲がっていた。
設置時からホースが短くて気にはなっていたが、それが完全に折れ曲がって2222に水が循環しなくなっていた。
そこで長いホースに交換すると共に曲がり部分にエルボを使ってホースの角度を調整した。
■ '00/3/27
イサザアミを買ってきた。
買ってきたのが夜だったのだが、30匹くらい本水槽に放したらタツがパクパク食っていた。
腹が減っていたのだろう。
やはりタツをプラケースに入れてアミを与えないと効率が悪いというか、他の魚も喜んでアミを食っちゃう。
本当なら今日辺りKENTのリン酸吸着剤を交換しないといけないのだが、疲れているのでサボることにする。
明日は交換しないと..カバクチカノコ貝は海水中に入れても生きているし、そこから出して淡水水槽にポチャンと入れても元気なものである。
環境変化にすごく強いと言うことか。
カバクチカノコ貝を海水水槽から取り出したのは、シッタカを2個買ってきたから。
コケ食い能力はカバクチカノコ貝よりシッタカが勝っている。
でも沢山入れると石灰藻も食っちゃう。
■ '00/3/28
海水水槽の水質は亜硝酸濃度が0.15ppm、硝酸塩10ppmは余り変わらず。
リン酸は0.2ppmに増えていたので吸着剤を交換した。
シッタカはすごい勢いでコケを食べてくれて、排水管の塩ビパイプに付いたコケがキレイさっぱり無くなった。
たった二匹でこのパワーは侮れない。
前回海水交換した後比重が高めだったので、今日はRO/DI水をいつもより余計に入れることにする。
DASスキマには消泡チャンバが付いていて、そこにはスポンジが入っている。
細かな泡はスポンジにくっついてスキマから外に排出されない仕組みだ。
だが細かな泡が沢山付くと、やがてそれが大きな泡になって水流を妨げる。
泡が巨大化するとボコッと排出されるが、それまでは水位の変動がある。
で、試しにスポンジを外してみた。
確かにサンプ槽に排出される泡は多くなるが、それがポンプで吸い上げられて水槽に戻るほどではない。
これで少しの間様子を見ることにしよう。
■ '00/3/29
リン酸と硝酸塩低減のため海草を入れてみた。
海草類は水合わせをキチッとやらないと白化して死んでしまう。
果たしてこの海草は大丈夫だろうか。
ライブロックと一緒に入れたサボテン草は一部が白くなってきた。
この草は育成が容易なはずなのだが...
■ '00/3/30
亜硝酸0.15ppm、硝酸塩10ppm、リン酸0.1ppmは以前と変わらず。
ちょうどうまい具合にバランスしているのだろうか。
亜硝酸など上がりもしなければ下がりもしない。
硝酸塩も同じこと。
底床下部のORPは-55mV〜-90mV程度が夜間の値だ。
日中は依然としてプラス数十ミリボルトまで上昇する。
昨日はバブルコーラルがライブロックから落下していた。
若干ダメージがあった模様。
そして今日はマンダリンに白点らしきものを発見。
これがウワサの白点病か。
淡水魚では経験があるが海水魚では初めてである。
硫酸銅は使えないし、ヨウ素殺菌カプセル?は無脊椎に無害なのだろうか。
■ '00/3/31
もう3月も終わりだ。
早いものである。
去年の今頃は何をしていたかと日記を見ると、グッピーの稚魚が生まれた時だった。
稚魚水槽を立ち上げて無事成長したグッピーはチビの幼稚園の先生に引き取られていったっけ。
今日は出かけたついでに日海センターによってみた。
ら、イサザアミを安売りしていたので買ってきた。
いつもの2割引だそうだ。
日海センターのイサザアミは卵を持っている。
栄養満点なので水槽に多めに放して食べ放題にしてあげた。
白点病だが、どうも違ったみたい。
「海水魚は白点病になるよ〜」と言われていたので神経質になっていたかな。
昨日より明らかに白いポツポツは減っている。
白点病なら翌日には全身真っ白(?)になりそうなもの。
一応ヨウ素殺菌パックを入れておいたけど。
今日は白いバブルコーラルも買ってきた。
真っ白で美しい。
状態も良好だ。
そう言えば今日はアクアステージ21の特売日だったっけ。
夜7時頃に業者が海水魚や無脊椎を持ってくるので、気に入ったものを選んでその場で持ち帰ればいいと誘われていたのだ。
入荷したてのものの方が状態がいいので出かけてみようと思いながら忘れてしまった。
■ '00/4/1
人工海水を20リットル作ってサンプ槽に入れた。
明日の朝タイマで循環ポンプが止まるとサンプ槽がオーバフローして今日足した分が捨てられると言うわけだ。
全水量は250リットル〜300リットルくらいだと思うので、高々20リットルの水を足したところで何も変化はないだろう。
いわゆる換水となれば最低でも100リットルは用意しなければいけない。
これには床下貯水タンクを使用することになり、そこで塩を溶かすのがすごく面倒な気がする。
RO/DI水と人工海水をリアルタイム?に混ぜて、目的の比重の海水を作る方法は無いだろうか。
人工海水は結構サラサラなので、砂時計的オリフィスで出来ないかなあ..ここの所海水比重を1.0215前後にしていたのだが、少なくともウミキノコの類は1.023前後の方が調子がいい。
で、今日は1.0225程度に海水を濃くした。
淡水水槽に水流を作るためにパワーヘッドを使っているのだが、そこにアップルスネールが吸い込まれて死んでいた。
コイツは水槽内で繁殖するらしいので1匹だけ買ってきて随分長生きしていたのに残念。