熱帯魚を飼う(6)
60cm水槽30日目からの様子
■ 30日目の様子(40cm水槽12日目)
40cm水槽の亜硝酸濃度は下がった。
バクテリアは2222の方にも繁殖を始めているのだろう。
先週起きた尾腐れ口腐れ病でグッピー1匹とゴールデンハニーグラーミィ2匹が死んだ。
原因は何だろう? もしかすると水換え時に浄水器を通さなかった影響が出ているのかな?浄水器の水で育てた魚は環境変化に弱くなると言う話を聞いたことがある。
さて次の水換えはどうしたものか..60cm水槽の水も40cm水槽の水も良く澄んでいる。
特に40cm水槽は水槽容量に対して過大?なフィルタのためかゴミなどが非常に少ない。
60cm水槽のpHは6.9で40cm水槽の方は7.1だった。
実はフィルタ交換時に炭酸ガス流量を増やしてしまい、pHを測ったら6.5迄落ちていて(計算値では炭酸ガス濃度が40mg/lを超えていた。
が、エビは元気だった)慌てて戻した次第。
■ 31日目の様子(40cm水槽13日目)
60cm水槽でコリドラス(傷アリ)が尾腐れ病にかかった。
傷口から細菌が進入したのだろう。
今後も被害が広がるかも知れないし収まるかも知れない。
ここは悩むところだが治療薬を投入することにする。
おそらく水草(一応安全とは書いてあるが)と濾過バクテリアに被害は出るだろう。
治療薬は「グリーンFゴールドリキッド」で、これを規定量の1/6の濃度で水槽に徐々に注入した。
なおコリドラス系は薬剤に敏感である。
■ 31日目の様子(40cm水槽13日目)
エビもコリドラスもイシマキ貝も異常なし。
薬剤の影響が(水草やバクテリアに)出るとすれば数日後だろう。
■ 32日目の様子(40cm水槽14日目)
40cm水槽も60cm水槽も亜硝酸濃度に異常なし。
両水槽にクーリー・ローチを入れた。
でも隠れていてなかなか姿を現さない。
40cm水槽にはイシマキ貝とエビを入れたが、イシマキ貝が全然動かない。
水あわせは慎重にやったつもりなのだが..エビは小型のものの方が水になじみやすい印象である。
子供の方が環境適応能力に長けているって事かな?外気温が上がってくると水槽冷却のことを考えないといけないな,と思い始める。
水槽クーラは2.5万円ほどするし、小型冷蔵庫+熱交換機では水槽は冷やせないらしい(冷蔵庫の方がオーバヒートするとか)し、水槽を室温以下に冷やせば結露して水槽から水が滴ることは確実だ。
CPU冷却時の時を考えてみると、湿度にもよるだろうが室温から3〜4℃下げれば結露すると思う。
居間のクーラを付けっぱなしでドア開けっ放しはエネルギの無駄も甚だしいから、冷房専用の超安物クーラでも買ってくるかな。
うまくすると水槽クーラより安かったりして。
で、人間様もクーラの恩恵にあずかれるって訳だ。
■ 33日目の様子(40cm水槽15日目)
やはり40cm水槽の水は汚れやすい。
水質悪化に弱いエビと貝の為に1/2の換水を行った。
汚れが溜まったスポンジフィルタを撤去し、これも汚れの激しいヒータを掃除した。
ヒータの下になっている部分には大量のゴミが溜まっていた。
ゴミ対策のためにヒータを底砂より数cm上に取り付けることにする。
ゴミはスポンジフィルタと水槽の隙間にも大量に溜まっていた。
60cm水槽も1/3程度の水を換えた。
こちらは特に異常なし。
水を換えたついでに(サンプルがまだある)麦飯石溶液を入れてみた。
60cm水槽の方は3時間ほどで水が澄んだ。
水を換えた為もあろうがかなり澄んでいる。
40cm水槽の方は水が澄んでくるまでにはもう少し時間がかかりそうである。
ちなみに濾過機能が十分に発揮されていない場合には、麦飯石溶液の濁りがなかなか取れない。
■ 34日目の様子(40cm水槽16日目)
一昨日に40cm水槽に入れたエビと貝だが、エビは4/5が,貝は3/4が死亡した..60cm水槽の時もそうだったのだがアンモニアや亜硝酸濃度が下がっても、しばらく待たないとエビや貝が生息できる環境が整わないようである。
一体何が影響しているのか不明。
そんな中でエビと貝の安売りを見つけた。
エビは20匹で千円だし貝は20個で7百円だ。
当然買ってくる(笑)が、40cm水槽に入れればまた死ぬだろう。
って訳で、60cm水槽に入れたものだから60cm水槽はエビがウジャウジャ入った、エビ水槽に変身した。
その他、ガラス面のコケを銀色のタワシ的もの?で取ったのが本日の作業。
アンモニアや亜硝酸濃度に異常なし,pH=6.9(60cm),pH=7.1(40cm)と安定している。
■ 35日目の様子(40cm水槽17日目)
フィルタの掃除(ゴミを出すだけ)に伴い換水,pHは前日と変わらず。
水道水のpHが7.1まで下がっているので、以前のように水換え後のpH上昇はなくなった。
フィルタを掃除したら40cm水槽の2222にも60cm水槽の2426にもクーリーローチが紛れ込んでいた。
何を食って生きながらえていたのか分からないが両者(両魚?)共に元気。
早く成長しないとまた吸い込まれるかも。
ちなみに健康な魚が吸い込まれることはほとんど無い。
魚は上流に向かって泳ぐので、吸水口に尾を向ける形になる。
弱っている魚だと吸い込まれることがあるけどね。
フィルタの底部(エーハイムはフィルタの下から上へ水が流れ、ゴミは濾過材に余り付着せずに底部に溜まる。
ジャレコはこの逆)のゴミの溜まり具合だが、2222の方はさほどではない。
2426の方は水草の破片?などでかなり汚れている。
が、濾過材そのものには余りゴミは付着していない。
今日はブラインシュリンプを食わせてみた。
昨日から塩水で孵化させておいたのだ。
水槽に広がる無数のブラインシュリンプも、食欲旺盛な魚たちにめざとく発見されて10分ほどで食べ尽くされた。