熱帯魚を飼う(7)
60cm水槽36日目からの様子
■ 36日目の様子(40cm水槽13日目)
40cm/60cm水槽とも異常なし。
pH=6.9/7.1も変わらずである。
先週入れたヤマトヌマエビ20匹,1匹死んだだけで後は全部元気にしている。
最近はプレコ用の餌をピンセットでエビに与えるのを楽しんでいる。
グッピーの一匹が大きな水草の破片を食べて、いや、食べきれなくなって葉っぱが口から出ている状態になった。
これでは餌も食べられ無さそうなので、ピンセットで葉っぱを取ってあげた。
が、もしかしたら口周辺を傷つけたかも。
ネオンテトラは食欲減退中だ。
どうやら昨日与えたブラインシュリンプがおいしかったようで、フレークフードに見向きもしない。
ま、腹が減ったら食うだろうけどね。
■ 37日目の様子(40cm水槽14日目)
帰宅時間が遅かったので水質検査も餌も無し..先週追加して入れたイシマキ貝のためだろうか、アヌビアス・ナナの葉に付いた緑のコケがキレイになくなっている。
奴等は動きは早くはないが、コケ取り能力が意外に高かったりして??特に掃除のしにくい給排水パイプとかキスゴムなどがキレイになるのは有り難い。
ちなみに現在は中型のもの5個程度と小型のもの20個が入っている。
今週末には40cm水槽に若干移動する予定ではある。
イシマキ貝はひっくり返る(例えば葉っぱから低床に落ちたような場合)と、自分で起きあがれないようだ。
底が砂でなければ足場(?)になるのだろうが、貝は起きあがろうとして砂を掴むのみである。
目に見えるところにいればピンセットでひっくり返してやるが、木化石の後ろ辺りで転んでいたら見つけられない。
■ 38日目の様子(40cm水槽15日目)
40cm水槽でクーリーローチが死亡していた。
たぶんパワーフィルタに吸い込まれたヤツだろう。
どうも体色がすぐれず元気がなかったのだ。
もしかすると硝酸塩濃度が上がっているかも知れないので1/3+の水交換を行った。
ついでに60c
水槽のイシマキ貝を一個移動した。
たぶんヌマエビはまだ無理だろうな。
次の休みにでも硝酸塩濃度試験紙でも買ってきてみることにしよう。
■ 39日目の様子(40cm水槽16日目)
エビが水草を食ってる...あの固そうなアヌビアス・ナナまでも。
今朝方スネールを見つけた。
3匹のオトシンクルスがスネールの卵を食っているはずで、発見したのはこれが初めてだ。
これ以上増えなければいいが。
■ 40日目の様子(40cm水槽17日目)
硝酸塩試験紙で硝酸塩濃度を測ってみた。
40cm水槽は5mg/l程度,60cm水槽は殆ど検出されなかった。
硝酸塩濃度の限界値が50mg/lだとすれば、40cm水槽でも2週間以上は水換え無しで行ける計算になる。
その40cm水槽に炭酸ガス添加を行うことにした。
当初は炭酸ガス添加無しの予定だったのだが、水草の育ちが悪いというか全然成長しない状態になっている。
そこでADAのパレングラス等一式を取り付けた。
ADAのガラス製は見栄えが良いね。
最初はジャレコ(60cm水槽で使っている)を考えていたが、ADAの安売り品の方がお得(約半額)だったのだ。
添加量はADAのグラスカウンタで5秒/1泡ってところ。
ADAのパレングラスはエアレーションにも使える。
普通のエアポンプに接続すれば細かな泡が発生してくれる。
ちまにみジャレコのヤツは抵抗が大きくて(逆流防止弁のためかも知れないが)ダメだった。
ミキサを使っていないので実際に水に溶ける炭酸ガス量は、供給量の1/3位だろうか?ADAのパレングラスは使えるが、赤いガラス玉の入った逆流防止弁は使いにくい。
ガラス玉に水が付くので、表面張力で動きが渋くなるのだ。
40cm水槽('99/3/5)
60cm水槽も添加量を減らしたら水草の生長が目に見えて悪くなる。
やはり炭酸ガスは必要な訳ね。
60cm水槽の炭酸ガスミキサと給排水パイプの掃除を行った。
給排水パイプは見るのもイヤなほどヌメッとしたゴミが付着している。
パイプ(ホース)の掃除は、適当にちぎって丸めたティッシュペーパをホースに入れて水を流せばいい。
でもたまにティッシュが大きすぎて失敗したりすることも..ま、ホース掃除機も4百円位なのでこれでやるのが正しいかな?ミキサと同時にジャレコの拡散器も掃除した。
何でこれがADAのより高いのか?不思議になる。
キスゴムは早々にダメになったので、サイズがほぼ同じエーハイムのものに交換した。
ちなみにエーハイムのキスゴムは強力。
ADAは予備が付いている。
拡散器を掃除(ビルトイン?の逆流防止弁も)したら炭酸ガス流量が増えた。
エビを一匹40cm水槽に移動してみた。
60cm水槽のリシアが増えすぎた。
石に糸で固定していたのだが、ゴールデンローチがリシアの中に突っ込むものだから、だんだん形が崩れて2周りほど大きくなってしまった。
そこでリシアネットと称するステンレス製の網に入れ直した。
浮いてしまわないように石(読んで時のごとく重石)をステンレスワイアーでくっつけた。
石に固定したリシアを剥がすと、そこはゴミの山。
ウイローモスもそうだが、これらは良好な物理濾過を行ってくれる..ホースの掃除などで40cm水槽は1/2,60cm水槽も1/2の水換えとなった。
エビは大丈夫だろうか?炭酸ガスミキサーはパワーフィルタの出口側に付いているわけだが、この中に生物濾過材を入れてプレフィルタならぬポストフィルタにならないか検討した。
排水パイプは底部まで届いているので、吸水パイプを短く切断して上から下に水を流す方法だ。
排水パイプに濾過材が吸い込まれないような仕組み(ウールを詰める?)を考えれば出来そうである。
もちろん炭酸ガス拡散器は濾過材に埋もれてしまうので、別にグラスカウンタを付けなければいけない。
炭酸ガス導入が濾過バクテリアに悪影響を及ぼすという意見もあるようだが、炭酸ガスを溶かしても酸素が抜けるわけではないと思う。
なぜなら炭酸ガスミキサに抜けた酸素が溜まらないから。
ポストフィルタ作戦?はいずれ実験してみる予定だ。
水換え後液体肥料を添加,液体肥料は速効性があるので使いすぎる気持ちも分かるが、そこを押さえて規定量の半分以下を入れた。
■ 41日目の様子(40cm水槽18日目)
60cm水槽のトリミングをしていたら、ナナのつぼみ(花?)を見つけた。
今日のトリミングでも千円分くらいの水草を捨てたかな?生長が早いものである。
ウイローモスを切ったら、破片が水槽中に絡まった。
コイツは比重が水より重く浮かんでこないのだ。
水面にピントが合っている..クーリーローチ吸い込まれ事件があったので、2426を開けてみた。
そこにはやはりクーリーローチの姿が..さっそくつかまえて40cm水槽の方に入れた。
こちらは水槽内で確認しやすい。
40cm水槽の方は貝が少ないので若干ガラス面にコケが見えるが、60cm水槽の方は全然なし。
エビを40cm水槽に移動した。
■ 42日目の様子(40cm水槽19日目)
エビも貝も異常なし。
60cm水槽の水流を変えるのに、エーハイムのパイプ(緑色)をガスコンロであぶって加工した。
熱に弱いので簡単に加工できる。
穴はドリルで開けるが、ポンチ代わりに半田ごてで軽く溶かしておけばドリルの刃が逃げない。
吸水口面積を広げるなら、フィルタの吸水口にT型のアダプタをつけてホースをダブルにすると良いかも。
吸水抵抗低減が出来る。
シャワーパイプを複数に分けたり、シャワーパイプから出る水量を(フィルター側よりエンドキャップ側の水量が強いでしょ?)一定にするにも、フィルタ出口でパイプを分岐させて(T型だと直進方向の水量が強くはなるが)シャワーパイプの両側から水を供給すればいい。
ポンプの静圧が低いので、配管抵抗は水量に効くはずである。
ADAの逆流防止弁(赤い玉の入っているガラス製)だが、見た目は良いが性能的には???である。
水が微量ながら逆流してくるのだ。
電磁バルブまで水が来て貰っても困るので、電磁バルブ近くに逆流防止弁を入れた。
水交換の時にCPU水冷化で使ったフロ水汲み出し用ポンプが活躍している。
これはかなり水量がある。
しかも熱帯魚用ポンプの1/10の値段だ。
コイツにプレフィルタを接続すれば、水を代えないで水槽掃除したいときに便利である。
ただし吸水用として使う場合には(フロ水ポンプの)吸水口を加工しなければいけない。
ま、大きな水槽にはポンプごと水槽内に入れちゃう手もあるけどね。