熱帯魚を飼う(78)
■ '00/8/20
添加剤の補充を行った。
鉄のみ5倍に戻した以外は濃度を変えていない。
Mgはもう少し濃度を上げても良いようにも思うが、そのままにした。
ここの所、石灰藻がオーバフロー管に沢山着いてきた。
やがてオーバフロー管は茶色になってしまうのだろう。
掃除のしにくい水槽背面にも石灰藻が着いている。
ガラス面に着くとちょっと見栄えが悪いのだが、スクレーパが入らないのでそのままにしている。
水草水槽にはまだイシマキ貝を入れていない。
結局昨日も今日も出かけられなかったのだ。
ここの所仕事が忙しいのに加えて、毎年恒例の「AT互換機組立本」の原稿を上げる時期になっている。
原稿を書くためには数々の実験や情報収集を行わなくてはならないので、土日はこの作業に当てることになるのだ。
■ '00/8/22
夜になって水槽を見ると何か細かな物体が無数にいる。
一体なんだ?って訳で、早速顕微鏡を取りだした。
倍率が余り低くできないので100倍で見た物がこれ。
エビである。
画面に入りきっていないので解りにくいが、どこからどう見てもエビなのだ。
これがウワサのヨコエビってヤツだろうか。
それともキャメルシュリンプやホワイトソックスの子供なのか?消灯後なので魚は稚エビに反応していないが、水流に乗ってオーバフロー管へと吸い込まれていく。
その作のサンプ槽に待ちかまえているのはプロテインスキマーだ。
万一スキマーに吸い込まれなかったとしても揚水ポンプのエジキになることは間違いない。
■ '00/8/25
エビの子は完全に消滅した。
魚の腹の中に入ってしまったのかな?今週は蒸し暑い日が続き、水槽が結露して参った。
仕事の方も忙しくて、家に帰ってきたら午前2時過ぎという日もあって今日も眠くて堪らない。
水草水槽のpHも現状任せでチェックしていないし、海水水槽の水質チェックもサボっている。
と言うか、マトモに水槽を眺めている時間がほとんど無いというのが正解か。
明日は土曜だが午後からは打ち合わせで外出。
たぶん午前中は居眠りしているだろうな。
水草水槽のGHを測ってみたら4迄上昇している。
どうりで塩酸(!)を入れてもpH急降下が起こらないわけだ。
コケ防止のため換水量を増やしているのでイオン交換樹脂がすぐに寿命になってしまう。
それと、どうやら再生液漬けにして放置する方法では再生率が悪いようだ。
やはりポンプ循環でやらないとダメだね。
GHも高いしpHも7付近まで上がっているのでトニナは調子を落とすだろう。
なのでイオン樹脂交換は明日やらねば。
ついでに今使っているものをポンプ循環で再生しておこうかな。
ROを使えば手間はないのだが、純水生成量が少なくて水草水槽には向かない感じ。
もっとも水交換無しでも硝酸塩は殆ど上がらないので良いと言えばいいのだが..でもこれならイオン交換樹脂も長持ちするなあ..とりあえずは毎日の自動換水量を減らす設定にするか。
■ '00/8/26
イオン交換樹脂を換えた。
今まで使っていたものを再生しようとして見ると、樹脂の下側にあるべきウールマットのようなものが上がってきている。
水草水槽用は水道水圧そのままで流すし、水量も多いのでウールマットの位置がずれたのだろう。
こうなると樹脂がカートリッジからどんどん出てきてしまうので使えない。
海水水槽の方はウミキノコがポリプを出していないな。
コイツは気まぐれでひるまでもポリプを出さなかったり、夜でも全開だったり、何日も縮こまっていたり、だから元気なのか調子が悪いのか良くわからないのだ。
もう一つはタコアシサンゴ。
これはたぶん光量が強過ぎるのだと思うが、光の当たるところがちょっと弱ってきたように見える。
今までにはずいぶん随分成長も見られたが、250Wメタハラを追加してから(バブルコーラルと同じく)ちょっと調子を落としたようだ。
反面ミドリイシは絶好調で、スギノキなんかどんどん枝分かれし始めた。
出かけた帰りに閉店間際の熱帯魚店に行ってイシマキ貝を100個仕入れてきた。
これに水カビ的コケを食って貰えば水槽内も美しさを取り戻すだろう。