熱帯魚を飼う(86)
■ '00/10/15
水草水槽の引っ越しをした。
状態の悪い水草は引っこ抜いて捨て、状態の良いものは魚と共に貰われて行った。
底砂も一緒にあげたのでバクテリアは大丈夫かも知れないが、魚の何匹かは死ぬかも知れない。
ウチで長生きしていたからといって水質や環境の変わった新居で長生きできるとは限らないのだ。
底砂は水槽水で少し洗ったが、さほど汚れてはいなかった。
例によってアクアソイルの泥水と思われるものが舞ったが、その程度。
フロラスティックプロは原型のまま出てきたから、コイツは溶けるのが遅いんだな。
そうそう、水槽の水を抜くのに始めてドレンバルブを使った。
水槽設置時から取り付けていて、でも実際には一度も使ったことのなかったバルブだ。
水草水槽撤去で水槽台内部も床下も配管類がスッキリした。
新水槽設置に向けてサンプ槽の位置を動かそうか否か迷っていたが、配管がなくなったら移動しなくても行けそうな感じになってきた。
サンプ槽へのリターンも床下経由でVU65が通せそうなのだ。
もちろんサンプ槽を移動した方がより良いのだが、排水管の引き直し等々は面倒である。
先日の漏電話の続報である。
まず最初のメタルシースヒータだが、コイツはテスターで測って導通があったので漏電に違いない。
二度目のヒータはテスターで測っても漏電していない。
おかしいと思ってサーモ本体や配線をチェックしていると、AC延長用に使っていたテーブルタップがわずかに膨らんでいるではないか。
中を開けてみると思ったとおり水が入って電気分解されたあとが。
電気分解されるときに熱を持ってテーブルタップも少し変形したんだな。
他のテーブルタップは吊してあるので水がかかっても落ちるのだが、これだけは床下底面に置いてあったので何かの拍子に水がかかって内部に溜まってしまったのだろう。
新水槽の水流用ポンプだが、これのインペラは静圧の低いポンプと大きく異なっていた。
EHEIMなどのポンプは羽根車が回る感じだし、IWAKIポンプの通常のタイプでも羽根車的突起が付いた円盤がインペラとなっている。
しかしこのポンプは羽車を2枚の円盤でサンドイッチにしたような構造なのだ。
おそらく羽根車上部へ水が流れないようにして静圧を上げているのだろうが、逆に流量は稼げないと言うわけだ。
■ '00/10/16
新水槽の納入が再来週と言うことで、色々やらなければいけないことがあるのだが仕事が忙しくて時間が取れない。
塩ビ管などの配管材料も買いに行かなければいけないし、水槽台内部や床下の片づけや配管場所も決めておかないと当日の作業が長引くだけである。
他に照明をどうしようか迷っている。
現在は150W+250W+70W×3の合計610Wなのだが、250W+250W+
150Wの方がスッキリしないだろうか。
ただしこうすると深場のサンゴを置く場所が無くなるな。
70W×3より250Wを1台の方がどう見ても明るい。
これは70Wだからといってスポット配光ではなく、ある程度の照射範囲を確保しているからで、エネルギ的には両者210W
250Wの差でしかないはず。
(ここで言うワット数は光出力)
■ '00/10/17
照明はアストロビームを一台追加したいと思っている。
本当はもう少し照射範囲の狭い器具で、上の方から照らしたいところなのだが(松下の)スカイビームを天井に埋め込むのは工事が大変である。
でも本当はそうしたいんだけどね。
中途半端な位置に吊すのは見栄えが悪いから、こう考えると水槽に接近させて使えるアストロビームライトしか選択肢が無くなる。
蛍光灯一体型となどもあるが、メタハラ専用器具に比較すると反射鏡などの作り(効率)が良いとは言えないような感じを受ける。
■ '00/10/20
ストロビームライトを注文した。
ここで心配になるのがクーラパワーである。
今年の夏はLX-150BX一台で23℃以下まで冷えることは確認したが、水量と水草表面積とメタハラ電力が増えて大丈夫だろうか。
本日の床下温度は22℃、室温24℃で水温は25.1℃に安定している。
水槽水を温める要因はEHEIMの2222が2台(カルシウムリアクタ用と吸着剤用)、それにEHEIM1250のポンプが一台である。
揚水ポンプは水に浸けているわけではないので熱は伝わりにくいはず。