熱帯魚を飼う(92)
■ '00/11/30
今日で11月も終わりか。
今週も相変わらず忙しくて日記が書けていない。
今週の出来事と言えばミドリイシ一個が溶けたこと。
原因は不明だが毎日白化が進んでダメになってしまった。
ナンヨウハギの白点は相変わらずで、ちょっと食欲が落ちてきたようにも思う。
硫酸銅治療でもした方が良いのかも知れないが、ショップに行く暇もない状態なのでそのままになっている。
カルクワッサの代わりに酸化マグネシウムを入れる実験も行っている。
pH上昇度はカルクワッサの方が上で、これでpHが上がらなかったら余り意味無いかも。
ただし水酸化カルシウムより酸化マグネシウムの方が水に良く溶けるようで、ペットボトルの中身は徐々に減って行っている。
果たしてMg濃度は上がるのだろうか。
CaはKHは?水質検査は明日か明後日には行いたいと思っている。
■ '00/12/2
水質測定を行った。
Mg=1050ppm(SALIFERT)
Ca= 452ppm(SALIFERT)
Sr= 16ppm(SALIFERT)
PO4=0.01ppm(SeaChem)
PO4<0.03ppm(Dupla)
I = 0.01ppm(SeaChem)
Fe < 0.1ppm(Seachem)
NO3< 0.1ppm(TETRA)
NO2< 0.1ppm(TETRA)
KH = 12 (TETRA)
pH = 7.9 (HORIBA)
酸化マグネシウム添加によるMg濃度上昇効果は薄いようで、先週の測定時より値が低下した。
KHが高過ぎなので沈殿もあるのだろう。
pH上昇効果はカルクワッサ手機転かでは期待できない。
Ca濃度はやっと450ppmを超えた。
少しリアクタの動作時間を短くするか、炭酸ガス添加量を減らした方が良いのかも知れない。
ストロンチウムは手動添加の影響で濃度が上がっている。
ヨウ素は相変わらず低いので自動添加を60cc/Dayのほぼ原液2倍弱希釈液としてみることにする。
Mgは60ccを毎日原液で添加してみる。
これは考えてみるとものすごい量なのだが、果たして濃度は上がって来るのだろうか。
とりあえずはKHを下げたいのだが、水酸化カルシウムはまだ注文していない。
毎日忙しい日が続いてなかなか薬屋にも行けないのである。
水槽に二匹入っているはずのタツは全く姿を見せない。
一体どこに行ったのか。
たぶん★になっているのだろうが、あんな大きな図体なのだから死ねば分かりそうなもの。
そう言えばミズタマハゼもだんだん少なくなって、今日は一匹しか見かけていない。
確か昨日か一昨日には二匹居たのに。
ナンヨウハギの白点は相変わらずで、目まで白っぽくなっちゃった。
どうも餌が取りにくい様子なのだが本人(本魚)は元気を装っている。
硫酸銅治療を行ってみるべきか否か迷うところだ。
ミドリイシも補充したいとか色々思ってはいるが実行に移せない悲しさ。
このまま年末を迎えることになるのかな。
今日はこの冬一番の冷え込みとかでヒーターパワーが若干不足気味の25.0℃で朝を迎えた。
普段は25.1
℃以下には下がっていないので若干足りないのだろう。
もっとも日中はメタハラのおかげで26℃近くまで水温が上がる。
サスガにこの時期にクーラは稼働しないが、メタハラパワー恐るべし。
部屋は暖房しているが床暖房メインなので室温自体はさほど上がっていない。
水槽のおかげで部屋の乾燥も防げている。
水の透明度はバツグンと言って良く、横から(つまり180cm方向に)見ても黄ばみなどは感じられない。
スキマーの方もすっかり落ち着いて廃液を捨てる回数も減った。
廃液は黒っぽい緑色って感じなので緑藻が取れているのだろうか。
ヨウ素殺菌ペレットは入れてあるが、ナンヨウハギを見て分かるように殺菌効果はさほど高いものではないようだ。
たぶん微量の白点虫は殺せるのかも知れないが、それ以上の効果を期待するのは間違いなのかも。
先日オーバフロー管の音消し対策を行った。
オーバフロー管に詰め物をして面積を減らしただけなのだが、これだと溢れる心配があるので面積を減らす為にU字型のパイプ(EHEIMのもの)を使用した。
こうすれば水位が上がってくるとパイプからも排水が起きて水位は下がる。
(はず)今のところは至って快調で、殆ど無音の水槽が出来上がっている。
ポンプの音も一部ホース配管でクリアしているし水流用ポンプも床下なので、こちらも無音。
パワーヘッドを使っているときはそのON-OFFの度にカチカチ言っていて少し気になったのだが、今回はそれもない。