熱帯魚を飼う(99)
■ '01/1/28
やっと生体が配達されてきた。
大雪のために丸一日以上配達が遅れたことになり、ミドリイシは腐敗臭を漂わせている。
それでも共肉が落ちてしまうほどではないので、少し様子を見ようと思う。
なお補償は販売元/ヤマトで行ってくれると言うことだが、生体であるので出来れば生かしたいいところだ。
メタハラ球も配達されてきた。
コーラルグロゥは色的にはアストロビームより緑っぽい。
明るさは目で見た感じだとさほど違わないようにも思える。
もちろん色が違うことによる視覚感度の差はあって、水槽内は多少明るく感じないではない。
個人的にはアストロビームのブルーの方が好感が持てる。
アストロビームと並べて使うとコーラルグロゥは緑っぽいと言うか白っぽい。
たぶんアストロビームの方が色温度が高いのだろう。
色的にはアストロビームとスーパークールの中間がコーラルグロゥという感じ。
(旧)タケダの70W 10000Kランプはサンライトアクアよりはマシだ。
演色性も上だし色的にも10000
Kらしいという感じである。
スーパークールの演色性にはかなわない感じだが、少なくともサンライトアクアよりは余程良いと思う。
サンライトの公称色温度が17000Kであり、タケダの10000Kランプより青っぽくても良いはずだが実際には逆である。
アストロビームやコーラルグロゥを消して、スーパークールとサンライトアクア、タケダ10000Kだけで水槽内を眺めてもこれはこれで悪くない。
次回交換時には70W球をタケダの10000Kにしよう。
これは意外に使える球だと思う。
この状態でコーラルグロゥに点灯すると、ちょっとだけ青みが増す。
アストロビームは蛍光色サンゴやブルーのミドリイシがよりいっそう美しく見えると言った感じ。
ちなみにタケダの球もサンライトの球も輸入物である。
次回はこれを見つけて直輸入すれば安く上がるかも。
サンライトマルチは色温度が低すぎで、プラントよりイメージは良くない。
ピンク系のサンゴを照らすには丁度良い感じなのだが、見た目的にはプラントより色温度が低い(カタログ上は高いはず)感じがする。
少なくとも海水水槽にはマッチしないな。
見慣れればプラントの方がまだマシだ。
プラントはかなり緑っぽいのだが、水槽内は夕日が射し込んだように見える。
ちなみに250W球のブルーランプとの組み合わせではブルーランプが負ける。
(その位明るい)結局今は寒い時期と言うこともあり、250W+150W+70W×2を点灯させている。
水温上昇期になったら点灯時間を調整しないとクーラが間に合わないかも。
実は寒い時期はヒータが相当パワーを食うので、単にヒータに電力を食わせているくらいなら照明で水温を上げた方がマシかと思ったのだ。
他にROのメンブレンを買った。
もうすぐ1年なので交換時期だろう。
これは価格が高くて参るな。
■ '01/1/29
死着生体は発送元の方で全て補償されると言うこと。
ミドリイシは残念ながら全ての個体が死んでしまった。
やはり限られた水量の袋の中で、しかも低温状態が24時間以上も続いたのでは生きていられなかったのだろう。
プランクトンパックの方もたぶんダメだろうと言うことで、来週以降に再送して貰うようにした。
そう言えばライブロックの時には台風が来ていたし、どうもついていない。
今週は仕事もいつも通りかと思っていたら、カレンダー埋まりまくりで忙しくなってしまった。
最近はショップ巡りもしていないし、全く寂しい限りである。
■ '01/2/3
ライトの違いを撮ろうと思ったが、これが結構難しい。
まずは下から見上げた絵。
バックスクリーンの色の見え方の違いで照明色が解るだろうか。
写真左側がコーラルグロゥ、右がアストロビームだ。
70Wの方は左がタケダの10000Kで右がサンライトアクア。
写真では解りにくいが、10000Kの方が断然良い。
全景はこんな感じ。
真ん中のスーパークールは消してある。
ミドリイシ青化計画?第二弾の現在の様子。
これは水槽前面から撮ったもの。
水面上から撮るとこんな感じ。
もっとも光を受ける部分は紫っぽくなっている。
この事から、このミドリイシはこれ以上は青くならないのではないかと思う。
水質測定を行った。
Mg=1380ppm(SALIFERT)
Ca= 416ppm(SALIFERT)
Sr= 16ppm(SALIFERT)
PO4=0.03ppm(SeaChem)
I = 0.0ppm(SeaChem)
Fe < 0.1ppm(Seachem)
NO3< 0.1ppm(TETRA)
NO2< 0.1ppm(TETRA)
KH = 6 (TETRA)
pH = 8.0 (HORIBA)
KHが低めである。
リアクタを絞っているのでその為かも知れない。
Ca,Mg,Srはイイ線である。
ヨウ素が検出されないのは毎度のこと。
Mg濃度が下がっているのは添加剤使用量を控えているからか。
Srは4cc/Day程度で安定している。
シアノバクテリアは皆無とは言えないが、徐々に減ってきているように感じられる。
VC