タンクメイト達
● グッピー
最初に飼い始めたのがこの魚だ。
輸入グッピーは安いが水が合わないと死にやすい。
が、一旦飼い始めれば病気もせず元気で繁殖も期待できる。
水質は弱アルカリが良いと言われているが、ウチでは特に気にしていない。
食欲は旺盛で腹が膨らむ程良く食べる。
空腹になると糸状のコケ(藻)や緑の固いコケを食べてくれる。
ほうれん草を入れてやると葉脈だけを残してキレイに食い尽くし、その速度はオトシンクルスの比ではない。
卵胎生メダカなので繁殖は容易だ。
と言うか、どんどん増えてしまう。
(オス/メス判別可能)人なつっこく、餌を持った手に寄ってきてそれを食べる。
輸入グッピーは10匹(5ペア)で5百円〜千円くらい。
● ネオンテトラ
水草水槽の定番であり、比較的丈夫で飼いやすい。
数十匹を泳がせると群泳傾向を示す。
餌は何でも食べるがコケは食わないようだ。
餌をやりすぎると太ってしまって見た目が良くない。
水槽内で繁殖は可能だ。
小型のものだと50匹で千円くらい。
(小型でもすぐ大きくなるよ)
● ホワイトレモンテトラ
レモンテトラのアルビノである。
真っ白ボディーに赤い目は目立つ。
大きさも性質もネオンテトラに近く飼いやすい。
このホワイトレモンテトラとアルビノコリドラスが90cm水槽の「白」仲間である。
1匹100円くらい。
● コリドラス
普通の魚は底床に落ちた餌は食べないが、コリドラスはこれを食べてくれるので底床の汚れが防げる。
ただし底床が汚れていると「ヒゲ」が溶けてしまう。
砂にもぐった餌を掘り返させるならロングノーズ系の方が良いだろう。
アルビノも含めて色々な種類が購入できる。
種類によって動きの良いものもいれば、底砂の上で仲間と並んでじっと同じ方向を見ているヤツもいる。
コリドラス仲間は様々な種類が売られていて、1匹100円のものもいれば1万円のものもいる。
種類によっては大型化するものもあるので買うときにはご注意を。
一旦水に慣らせば丈夫で飼いやすい。
水槽内で繁殖は可能だ。
● オトシンクルス
水槽セット初期に見られる茶色のコケを凄い勢いで食ってくれる。
ガラス面などに付く緑の固いコケも食べるが、その速度は遅い。
なおコケが無くなってしまうと餓死する恐れがあるのでほうれん草やキュウリを入れてやると良い。
一般的な水草水槽で60cmクラスなら3〜4匹くらい,90cm水槽でも10匹くらいが(コケという餌の分量からして)限界かも知れない。
個体が小さいこともあり、水質に若干敏感なところがあるので注意したい。
なおネグロの方が動きが鈍くて見た目の邪魔にならない。
5匹で5百円〜千円くらい。
● ゴールデンローチ
クーリーローチのアルビノのようなヤツである。
買ってきたときは小さかったのだが、今では全長15cm程度まで大きくなっている。
コリドラス同様底砂に落ちた餌を食べる。
が、砂を掘り返して餌を探すので水草には害があるかも。
その代わり底砂はキレイになる。
体のサイズは大きいが性格はおとなしく、他の魚に危害を加えることはない。
比重の重めの底砂を使っている場合には2〜3匹入れておくと見た目に楽しい。
1匹数百円
● クーリーローチ
夜行性のドジョウである。
ゴールデンローチと違って照明点灯時には殆ど姿を見せない。
成長も遅いほうだと思う。
底砂を掘り返すことは余り無く、むしろヒータの下や流木の陰に一日中隠れているという感じ。
照明を落とすと水槽内を縦横無尽に泳ぎ回る。
1匹数百円
● ネオンドワーフグーラミィ
ドワーフ種は色がキレイで水草水槽にもマッチすると思う。
他にもオレンジ系などの美しい種類が多い。
餌は何でも食べて丈夫である。
コイツも腹が膨れるほど沢山食べる。
水槽内で繁殖は可能だが、同種のオスは(ケンカするので)一匹だけにする。
餌付けが出来る。
(オス/メス判別可能)1匹数百円
● ペンシルフィッシュ
ワンライン/スリーラインなどがメジャーだが、この他にも数種類が売られている。
コケを食べてくれるが個体が小さく口も小さいので食べる量は自ずと知れている。
見た目が上品なので水草水槽にマッチすると思う。
5匹で千円前後
● サイアミーズフライングフォックス
ヒゲコケを食ってくれるのだが、オトシンクルス同様で水槽内をチョコマカ動き回る。
スリムなボディーに大型のヒレが付いていて運動能力は高い。
成長すると10cm程度の大きさになるが、他の魚を追い回すことはないようだ。
が、この手は成長に従ってコケを食わなくなり性格が荒くなると言われている。
餌切りをすれば黒ヒゲコケを食う。
なおコリドラス同様、底砂の上の餌も食う。
60cm水槽で3匹程度が上品か?他に仲間としてサイアミーズアルジイータなどもある。
1匹数百円くらい
● ブラックモーリー
グッピーを水槽から出したら糸状のコケが目立ってきたので入れた。
グッピーと同じく卵胎生メダカの仲間である。
真っ黒なボディーは水草水槽にもマッチする上品さがある。
モーリーの仲間も数種類売られていて、グッピー同様繁殖は容易である。
餌付けが出来る。
5匹で5百円前後
● ブラックテトラ
現在は水槽に入っていないが、黒く平たいボディーで独特の動き方をする。
餌食いが非常に良く丈夫な魚だ。
陽性水草の緑にマッチすると思う。
繁殖は比較的簡単で、稚魚は木の葉が舞うように泳ぐらしい。
この独特の泳ぎ方に人気があるのだとか。
(オス/メス判別可能)10匹千円前後
● アルビノスマトラ
コイ科で丈夫である。
適度な大きさ&縞模様でブラックテトラと一緒に泳がせていた。
性格が荒いとする意見もあるが、特にそんな様子は見られなかった。
少なくともブラックテトラとは仲良く混泳してくれる。
柔らかい水草を食害するらしいが、それでもエビほどではない。
もしかするとコケを食ってくれていたのかも。
1匹数百円程度
● カラーラージグラス
熱帯魚を飼い始めたときに買った魚だ。
人工着色のために時間と共に色が薄くなってくる。
自分より小型の魚は追い回すが、それ以上のことはしない。
グッピーとの混泳でもグッピーの尾鰭は無事だった。
3匹5百円程度
● ヤマトヌマエビ
コケ食いエビとして有名である。
水質に敏感なので水合わせは慎重に行わなければいけない。
売っているショップによって、23℃前後の水温で飼育されているものもあれば15℃前後のものもある。
何度買ってきてもすぐ死んでしまうような場合は、購入店を変えてみると良いかも知れない。
一旦水に慣れればそうそう死ぬことはない。
なおエビの仲間は比較的凶暴である。
コケが無くなるとおいしそうな水草を食い始める。
大抵は生長の早い水草を食ってくれるので、「エビの餌用水草」を与えておくのが良いかも知れない。
が、コケよりオイシイ水草を入れておくとコケを食わなくなる。
60cm水槽に30匹くらい居ても邪魔にならない。
死んだ魚も食うので、水草の陰で魚の死骸が水カビだらけになる前に食っちゃう。
淡水水槽内での繁殖は不可能だ。
(体はメスの方が大きい)10匹5百円くらい。
● イシマキ貝
ガラス面のコケやキスゴムに付く水垢をキレイにしてくれる。
ガラス面に張り付く姿が嫌いな人には飼えないと思うが、それ以外なら60cm水槽に30〜40個程入れておくと良い。
ノロマな貝だがコケ取り能力は高く、黒髭コケも食べてくれる点は評価に値する。
なおイシマキ貝もエビ同様水合わせは慎重に行わなければいけない。
10個で300円くらい。
● レッドテールブラックシャーク
黒いボディーに赤い尾鰭が精悍である。
尾鰭だけでなく背鰭なども赤いレインボーシャークというのも居る。
たまにフライングフォックスを追いかけ回しているが、逆に反撃にあって追い回されている事もある。
緑のコケなどを食ってくれ、コケ取り用としても利用される。
生長すると10cm以上になるらしい。
200円程度
● シルバーシャーク
魚色の魚(?)の中では群を抜いた美しさがある。
メタリックに輝くボディーは光を反射して美しい。
子供の間はコケをせっせと食べてくれる。
成長すると15cm以上になるらしい。
ただし体が細いので60cm水槽でも複数飼育が可能。
200円程度
● アーリー
メタリックブルーのボディーで比較的大型化する魚である。
子供のうちは灰色の冴えないボディーだが成長と共にオスは濃い青(子供のうちでも暗いところでは体色が青くなる)となり、独特の雰囲気が漂う。
うまく育つと15cm程になる。
体高があるので成魚を複数飼育には75cm以上の水槽が必要かも知れない。
素早い動きで餌を取る様子は(いわゆる)小型魚とは違った魅力がある。
自分の口に入る程度(口は大きい)の魚は簡単に補食する。
子供で300円〜ワイルドで数万円