トリチゥムで光る


いわゆる放射線源を利用した夜行塗料が規制され、それに変わる蓄光塗料が様々なものに利用されている。
だが蓄光塗料は蓄光だから、やがて光らなくなってしまう。
放射線で蛍光物質を叩くタイプの光源がイギリスで売られている。
どうやら欧州各国には輸出出来ないシロモノらしく、正規に日本に入ってきているのか否かは不明だ。
過去には日本への発送を行ってくれていたイギリスのショップもあったそうだが、徐々に数を減らして現在は数件だとか。
で、面白そうなのでそいつを買ってみた。
そいつはキーホルダーのようなモノであり、ビニール袋に詰められて日本にやってきた。
雑誌の上に並べてみるとこんな感じ。


透明な樹脂の中に透明なパイプ状のモノが入っている感じ。
室内光下では光っている事は全く確認出来ない。
で、部屋を暗くすると…

こんな感じで光る。
いや、暗くすると光る訳ではなく、暗くしないと見えない程度の光しか出ていないと言うことだ。
色は青、ちょっと薄い青、緑、黄色、ピンク、紫があるが青や緑が綺麗に光って見える。
上の写真はパッケージに入れたままの状態だが、ビニール袋から取り出してみると…

こんな感じになる。
ちょっと露出オーバだが我慢して頂きたい。
ちなみにこれ、EOS KissDIGITALでISO1600に感度を上げて、F5.6,露光時間30秒のセッティングで写したモノだ。
ちなみに適正露出(カメラ任せ)で撮るとこんな感じ。


トリチウムの半減期は12.3年らしいので、12年もすると明るさは半分になるのだろうか。