Webカメラ


BL-C10とHCM-180では画像にどれほどの違いがあるのだろうか。
画角をほぼ同じにして比較してみた。
まずは夜間の写り具合から。
深夜の市街地なので真っ暗に近く、遠くのマンションの明かりが肉眼では明るく感じる程度である。
【BL-C10】

【HCM-180】

カタログ感度が10倍も違うので、この通り写り方に差が出る。
もっともこのカラーナイトビューモードは画像更新時間が長くなるので動画を撮るという訳にはいかず、動体もブレてしまう。
薄暗い程度の状態で撮ったものが次の写真だ。
【BL-C10】

【HCM-180】

小雨混じりの朝方の写真である。
BL-C10の場合は画像周辺の解像度低下がハッキリと分かる。
圧縮率も高めなのか、電線のギザギザの多い感じだ。
そして曇天の合間から陽が差す日中の写真。
【BL-C10】

【HCM-180】

BL-C10はC-MOSイメージセンサそのものという眠い絵になっている。
少し前の携帯電話内蔵カメラの感じに近い。
それに比較するとHCM-180は大径レンズとCCDイメージセンサで、そこそこの写り具合だ。
機能の違いももちろん大きいが、BL-C10とHCM-180では価格に3倍近い開きがあるので写りの差は当然だろうか。
最近は松下でも安価なWebカメラにCCDセンサを使うようになって来たようだし、C-MOSセンサの改良も進んでいるから後継モデルではこの画質の差は縮まってくるのかも知れない。