Wave Master Pro
水槽内にランダムな水流を作るためのコントローラとして、Wave Master Proがある。
国内で買うと4万円弱の実売価格だが、USから輸入すれば$150〜$200である。
最初は(国内価格を見て)高いので止めようかと思ったが、個人輸入すれば買えない値段ではないので手に入れることにした。
コイツがそれのパネル部分である。
どうやら市販のケースらしく、その前後パネルのみを作り直したと言った雰囲気だ。
これは4台のポンプを制御できて、弱くランダムな水流、強めのランダムな水流などのパターンが選べる。
また餌やりモードがあって、スイッチを押すと10分或いは30分間はポンプを停止させることが出来る。
ナイトモードは静かな運転、デイモードは通常の運転などソフトウエア制御ならではの機能を持っているのだ。
しかしスイッチ制御に関しては良くできているとは言えない。
と言うかデキが悪い。
チャタリング除けが不十分で、スイッチの押し方によっては2回分のパルスが入ってしまう。
一体中身はどうなっているのだと言うことで早速分解。
写真右側の青い物体は電源トランスである。
パネル部にはドライバ(HC244だったかな)とLEDやスイッチ、トランジスタが付けられている。
本体基板はPICと思われる、名前を削ったICが1個とフォトカプラ(フォトダイアックかな?)、それでドライブされるトライアックが全てだ。
トライアックはON-OFF制御のみで、位相制御による電圧可変は行っていない。
もっともマグネットポンプを位相制御すると正しく動作しない場合もあると思うからON-OFFほ方が安全だが。