通信費(4/23)
◆ IP電話なども出てきて、一時期よりはだいぶ低下した電話代だが果たして安いのだろうか。
例えばTVで宣伝しているBフレッツは\4,500だそうで、これで100Mbpsの光を引いてくれる。
ADSLは8Mbpsのプランで\4,275だったろうか。
(タイプ2の場合、タイプ1は実質的に電話の基本料金相当額が電線代に充当されていると考えられるので)これに対してプロバイダ接続料は\1,000〜\2,000程度と電線代に比較すると随分安い。
米などでは場所にもよるがプロバイダ代の方が高く付くようなのだが、我が国は事情が少し異なっている。
全く関係ないが、NHKの受信料は月額約\1,400だ。
◆ 携帯電話事業者とコンテンツプロバイダの関係も似たようなものである。
着メロは今や\300で取り放題などと言う所もあって、実はこれ、事業者からインセンティブが出ているのではないかと勘ぐってみたり。
一般的サイトでも\300払えば20曲くらいは取れるのだろうか。
だとすると1曲辺りは\15と言うことになり、その中からJASRACが\4.5位持っていくと思う。
つまり、1曲売って\10の粗利と言うこと。
もちろん他には製造原価もあれば管理費もある。
対する事業者の方は、10Kバイトの着メロなり画像を伝送すると約\24の課金になる。
次期505iからは着メロや画像の容量が2倍に拡大されるので、(容量いっぱいの場合の)1曲辺りのパケット料金は\50に近づく。
◆ もっと怖いのは?javaアプリで、スクラッチパッドが200Kバイトに拡張されたから総容量として230Kバイト。
これをダウンロードすると\540もかかってしまう。
オマケにjavaアプリは別のアプリに制御を渡す事が出来るようになったので、移動機のメモリ容量いっぱいまで一つのアプリが占有する事だって不可能ではない。
◆ こう考えると定額制PHSの通信料がいかに安いかという事。
ドコモは未だにドッチーモ移動機を売っているわけだが、PDCのベースを50xシリーズにしてデータ通信時にはPHSを(シームレスっぽく)使うようにしたらユーザは喜びPHS加入者は増えるに違いない。
もちろんドコモはこれを望んでいないと思うが。
|