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過去の雑記置き場

2倍(7/31)

◆ 505iではダウンロード容量が従来機種の2倍に拡大された。
これは便利な反面、パケット料金は2倍になる事を意味する。
公式サイトの多くはユーザエージェントを見て機種判定をし、505iだと解るとFlashコンテンツをダウンロードさせる。
確かにページの見栄えは良いが、パケット料金は跳ね上がってしまう。
iメニュー経由でいくつかのページを見て目的地にたどり着き、そこで数枚の画像をダウンロードするとパケット代は千円を軽く超える。
何も考えずにネットサーフィン的な事を行えば、1万円位のパケット代を使ってしまう事はいとも簡単だろう。

◆ これに対してドコモは「FOMAならパケット代が安い」と宣伝する。
が、505i使用時でも「画像表示をしない」設定にすればパケット代はぐっと安価になる。
目的のページまでは画像表示無しで行き、目的のページに見たい画像があれば、そこで画像表示を行うように設定し直すという訳だ。
いささか面倒であるが、もっとも確実にパケット代を節約する事が出来る。
画像を目的としたページ以外に画像が貼ってなければそれが一番なのだが、メーカサイトをはじめとしてFlashオンパレードみたいな所も多い。

◆ 画像などは外部メモリ経由にすれば実質パケット代は発生しないが、画像そのものに情報があるような場合は困りものだ。
例えば地図がそれに当たる。
データは圧縮されて送られてくるのではないかと思うのだが、QVGAいっぱいに表示される詳細地図はなかなか便利なもの。
カーナビも最近はVGA解像度などと言っているが、VGAではない従来機種位の情報は手に入れる事が出来る。
しかもアプリ経由なのでスクロールさせる事が出来るのも便利だ。
便利なのだが、その分のパケット料は発生している。

◆ さてさて、これでPDC離れれが起きるのか。
離れたユーザはFOMAへと向かうのか。
それともauに行くのか。
今月、来月あたりのTCA情報が楽しみである。



スポンサー(7/30)

◆ メガピクセル携帯の比較記事はよく見かけるが、zdnetでも新モデルが紹介される事が多い。
記事で一番力が入っているのがSHすなわちシャープ製携帯電話ではなかろうか。
記事の量質共に一番なのだが、どうやらこれは同社のスポンサーである事が大きく関与しているようだ。
確かにSH505iの画像はキレイではあるが、SO505iに比較して勝っているかと言われると疑問に感じる面もある。
シーンにもよるが、F505iには負けていると思うのだがいかがだろうか。
こちらに比較写真があるが、ナローバンドでは見る気がしないくらい重そうである。
この写真を見ると、SH505iは輪郭強調が強いような気がする。
P504isがそうであったように、画面で見る限りであれば強いコントラストと輪郭強調は有効なのだが、これをそのままプリントしようとするとバリバリの絵になってしまう。

◆ zdnetではF505iの評価をSH505iに次ぐとしている。つまり最高画質はSH505iと言う事になっているのだ。
ドコモ機として最初に登場したメガピクセル級(と謳われている)D505iはハニカムノイズが目立って光るところがない。
ハニカムノイズは初期型よりも低減されていると言うが、それでも目立ちすぎるような気がする。
いずれにしても100万画素級のカメラ搭載だけあって、そこそこの絵が撮れるものだと感心してしまう。

◆ このまま競争が激化すると、現在の固定焦点がオートフォーカスになったり、光学ズームが搭載されたり、有名光学メーカのレンズが採用されたりするのだろうか。
高画素数カメラによるディジタル万引きも問題視されている中、各メーカの進む道はどこを向いているのだろうか。



電子ブロック(7/29)

◆ 上の子のオモチャにと、電子ブロックを買った。
電子ブロックに関してはわざわざ説明する事も無かろうが、トランジスタや抵抗、コンデンサ、トランスなどがブロック形状のプラスチック製の小さなケースに収まっていて、それを組み合わせる事によって様々な回路を構成しようというものだ。
長波帯の同調回路やオーディオ用のスピーカアンプは予め内蔵されているので、AMラジオは簡単に組み立てる事が出来る。
ちなみにトランジスタは最大2個まで使用出来る。

◆ 説明書には様々な回路の作り方が掲載されていて、どれもよく考えられている。
よく考えられているのは回路だけではない。
ブロックの接続というか、部品のブロックを単に電線として使ったりして回路を構成する。
電源の端子や長波帯同調回路の端子、アンプやラジケータの端子は決まっているので、回路の入出力や電源は、そこまで引っ張って行かなければいけない。
そこで部品入りブロックがジャンパとして活躍するというわけである。
1つのブロックには4つの端子が付いている。
つまりブロックの一辺に1つの電極が付いているわけだ。
これが抵抗入りのブロックだとすると、抵抗は二端子なので残りの二端子はジャンパされている。
ここを使うのだ。

◆ トランジスタは、それ単体がブロックに入っている。抵抗などは入っていないので、ベースとエミッタをそれぞれ電源にダイレクトに接続したら壊れそうな気がするのだがどうなのだろうか。
回路を自分で考えて組み立てる事ももちろん出来るのだが、回路そのものよりもブロックを使ってそこまで配線するというか組み立てる方がパズルのようで頭を使う。
たぶん今時であれば、電子ブロックと同じ回路位はPCの上で純粋なソフトウエアで実現出来るかも知れない。
GHz帯で動作するCPUにとって、数百KHzのAM波受信など安易な事だろう。

◆ 燃費改善グッズ、エコ・シールをテストしました。



Mpeg-4(7/28)

◆ FOMAや505iの一部で採用されているMpeg4による動画の撮影と再生機能、PC上でもQuickTimeやPlatform4 PC player があれば再生可能だ。
FOMAやJ-SH53の場合は拡張子が.3gpになっており、N505iの場合は.MP4なのだが.3gpファイルの拡張子を.MP4に直せばN505iでも3gpファイルの再生が可能だった。
拡張子を変えているのは、単にiモーションに直接アクセス出来ないようにするとか、その程度の理由なのかも知れない。

◆ エンコードの方は\3,600を払ってQuickTimeProを手に入れるのが簡単そうだ。
これでAVIファイルやMpegファイルから3gppファイルを作成出来る。
フリーのソフトもあるのだが、QuickTime Proに比較するとインストールや操作が面倒だとの事。
もっともエンコードしたデータを配信したとしても、FOMA以外では直接見る事が出来ない。
505iの場合には、PCでダウンロードしてから外部メモリ経由で携帯に取り込むという形になる。
フレームレートも数fps程度だと言うから、たいした画質ではないはずだ。

◆ 一体どの位の容量のデータまでが再生可能なのか。
これはちょっと気になる所である。
毎分500Kバイト程度の容量だとすると、30分番組で15Mバイトだから505i付属のminiSDに収まる計算だが、たぶん移動機の方で容量制限をしている事だろう。
画質が良ければ朝のニュースを録画しておいて、それを通勤途中に見るという事が可能かも知れないが、その代わり充電器は持って歩く事になりそうだ。
ちなみに満足な画質で録画しようとした場合、毎分1Mバイト程度の容量になってしまった。

◆ 着メロに関しても、N505iは30Kバイトで制限されているが、SH505iは50Kバイトまで行けるらしい。
50Kバイトあると、音数にもよるが3分位は楽に鳴らす事が出来ると思う。
試しにau機である5303Hに80Kバイトほどの着メロデータを入れてみたが、難なく鳴った。
ドコモ機に関するデータはまだ少ないのだが、J-SH53では30分程度の動画再生が可能であるとの事。



今頃騒いでも…(7/27)

◆ ディーゼル排ガスの害が色々研究されていて、最近では妊娠中の母体や胎児に対する影響なども調査されている。
先日も妊娠中のマウスにディーゼル排ガスを吸わせると、生まれてきた子供の学習能力が極度に低下するという、東京理科大教授らの実験結果が出ていた。
妊娠中にディーゼル排ガスを吸うと、子供がアレルギー体質になると言う結果もあったから、これから子供を産もうとする方は空気の綺麗な場所に住む事を強くお勧めしたい。

◆ 果たしてこれが妊娠中だけの事なのか否かは良く解らないが、妊娠期間に対して子供の一生はすごく長いので10ヶ月くらいは我慢して環境の良い所に住むのが良いのかも知れない。
各地で起きている公害訴訟では国や自治体が敗訴しているにもかかわらず、排ガス公害はいっこうに改善されないのだとか。
ガソリン車の排ガス規制強化時には、街中で抜き打ち的に排ガスレベル測定が行われ、違反車両を取り締まったという。

◆ この10月からは東京都で規制が始まるわけだが、果たして取り締まりなどは行われるのだろうか。
やはり議員にとっては健康被害より票の方が大切なのだろうな、当たり前だけど。
単車の排ガスは規制出来ても、トラックのそれはざる法になると言う矛盾。
困ったものだ。
乗用車は東京都の規制対象では無いようだが、そもそもディーゼル乗用車に乗る人は燃料費の安さを求めての事だと思う。
好きなモデルにディーゼルエンジン搭載車しかないというケースもあるだろうが、殆どの人は燃料費の安さが選択の理由ではないのか。
ディーゼル排ガスの汚さは今や誰もが知っている筈で、それにもかかわらずディーゼル乗用車を選ぶ、燃料費を気にする人は、例え低公害ディーゼル車が市場に出てきたとしても買い換えない(金がかかるから)割合が大きいように思う。

◆ 大型車の排ガス量は多いが台数はさほど多くはない。乗用車は排ガス量こそ少ないが、台数は非常に多い。
確か原付に排ガス規制を導入する時、国は同じような事を言っていたはず。
排気量は小さいけれど、台数が多いからとか何とか。



算数(7/26)

◆ ここに4つの数字がある。
1,1,9,9の4つだ。これを全て使って四則演算をし、10と言う数字を作りたい。
例えば1+1+9+9とか。これだと答えは20になってしまうので不正解だが、こんな感じである。
これは数字のパズルのようなものなので、知っている方も多いと思うがいかがだろうか。

◆ もう一つ。
ここに10リットルの油がある。
大きなバケツにそれは入っている。
これを5リットルだけ取り分けたいが、計量器としては升が2つしかない。
一つは3リットルの升で、もう一つは7リットルの升である。
升は普通のそれと同じく、正方形のアレだ。
果たして5リットルを計量するまでに、何回の操作を必要とするだろうか。

◆ 同じような問題がもう一つある。
これは砂時計で時間を計測するのだが、砂時計は5分計と7分計の2種類が1個ずつである。
砂時計は常にリニアに動作するが、目盛りが付いていないので中間時間は解らない。
さて、この2つの砂時計で16分間を計測したい。
どうやったら16分間を計れるのだろうか。

◆ 最後にきわめて算数的問題を。
ある人の年齢を計算するのだが、その人の年齢を3で割ると余りは1になり、5で割ると余りは2になり、7で割ると余りは3になるという。
ただしこの人、100歳は超えていない。
年齢は何歳なのだろうか?



QRコード(7/25)

◆ 先週から密かに?QRコードの画像をリンクしている。
これはいわゆる二次元バーコードで、コイツを携帯電話のカメラで撮ればURLを一々入力する必要がないと言うものである。
現時点でこれに対応しているのはF505iとSH505i、それにJ-Phoneのいくつかの移動機だと思う。
残念ながら手持ちの移動機はこれを認識しないので、果たしてうまく作られているかどうかは解らない。

◆ QRコード読み取りは色々な用途に使え、メモリに電話番号などを自動登録したり、 ToDoリストの入力に使えたりする。
迷惑メール対策で、長めのメールアドレスを使う人が多い事を考えると、QRコードによるインタフェースは直感的で良いのかも知れない。
携帯電話の液晶にこれを写し、他の携帯電話で正しく読み取れるのか否かは解らないが、赤外線云々よりも良いような気がする。

◆ 携帯電話のカメラは、盗撮やディジタル万引き(書籍などの必要な情報を写し取って持って帰ってしまう)に使用されるなど問題になっているが、やはりその程度の役目しかないと言う事なのだろうか。
各社のメガピクセル(一部はメガピクセル級)カメラ搭載移動機が出そろったが、最後発になったF505iの画質もなかなか良いと思う。
しかも移動機としては小型軽量であり、まさにカメラ付き携帯。
一方の携帯付きカメラ的なSO505iも画質はキレイだが、F505iには負けるかも知れない。

◆ 可哀想なのはハニカムを使ったD505iで、実画素数63万なので仕方ないと言えばそれまでなのだが、ハニカム特有のノイズはクッキリと画面に現れているし画質そのものも粗い。



遺伝子組換(7/24)

◆ 少し前に話題になった話だが、台湾の観賞魚養殖屋さんが緑色のメダカを作出した。
クラゲの緑色蛍光色素の遺伝子を組み込んだこのメダカは、全身が緑色に輝く。
観賞魚には様々な種類があり、そして様々な色のものがあるのだが、青や緑という魚は数少ない。
このメダカ、継続的に輸入されるのか否かは不明だが、比較的高価なものにもかかわらず人気は高かったそうだ。
継続輸入の是非に関して、遺伝子組み換え生物の輸入を制限すべきであるという観点から輸入業者に対して取り扱いに注意するようにと政府から勧告があったのだとか。

◆ このメダカ、繁殖力はなくしてあるそうだ。
改造遺伝子による自然破壊を防ぐためという大義名分より、あちこちで繁殖販売されて価格暴落する事を防ぐという方が本当の目的なのかも知れない。
これまでにも変わった色合いの魚は存在したが、それはあくまでも着色である。
魚に色素を注入する事によって体色を変えてしまうと言う荒技なのだが、なるほど見た目は美しいし価格も安い。
欠点と言えば、徐々にではあるが色素が抜けてしまう事か。

◆ 日本ではエメラルドフィッシュと呼ばれているようだが、このメダカは6千円〜1万円ほどで売られていたようだ。
ちなみに現在でも入手できるのかどうかは不明なるも、来年から(だったかな?)は遺伝子組み換え生物の輸入が制限される事から、さらに値が上がるのかも知れない。
遺伝子組み換えではないが、日本で作られた赤いエビもいる。
クリスタルレッドシュリンプなどと呼ばれているが、これは(たぶん)突然変異した個体を固定化したもの。
元々はビーシュリンプなのだが、これの養殖場で発見された真っ赤なエビが話題を呼んだ。



体感速度(7/23)

◆ ドコモのPDC機が9.6Kbpsから28.8Kbpsに変わった時、その体感速度はまさに3倍速という感じだった。
それまでにもauの64Kbpsや144Kbpsを体験した事はあったわけだが、それよりも速いと感じたのは事実である。
au機は大容量ファイルのダウンロードなどで早さを実感出来るものの、大容量添付ファイル付きメールやWeb閲覧における速度は遅いの一言である。
通常のWeb閲覧に於いては、SH搭載で比較的ブラウザが速いと言われる5303Hですらドコモ機に遠く及ばない。

◆ そのドコモPDCだが、28.8Kbpsに慣れればやはり遅く感じる。
こうなると次はFOMAな訳で、確かに接続の最初の部分で時間を要するのだが、一旦接続されてしまえばペロッとデータが来る。
これは明らかにPDCよりも速く、au機など目じゃないという感じ。
ただしリンクをクリックしたような時に引っかかる感じは大きい。
もしかしたら待ち時間はPDC機と同じ程度なのかも知れないが、一旦データが来始めれば速いわけで、その差が大きいから体感的に待っている感じがするのかも。

◆ もったいないと感じるのは、やはりauである。
伝送速度が全く活かされていない。
比べてみればcdmaOne時代よりは改善されているというものの、軽快感で28.8KbpsのドコモPDC機にも劣るというのは情けないではないか。
システム的にある程度は仕方ないのかも知れないが、ブラウザを高速動作させるだけでもかなり違うと思うのだが。
と言うのも、「戻る」操作をした場合は、移動機内のキャッシュからデータを読み込んでいるだけにもかかわらず、砂時計マークが表示されるというのは何事か。



採算(7/22)

◆ 自宅の付近には何件かのマクドナルドがある。
その中の一つの店舗が閉鎖なのだそうだ。
この店舗がいつからあるのかは知らないが、最盛期?にはドライブスルーを待つ車の列が出来たほど人が入っていた。
だが、(以前に書いたとおり)朝マックの品質は極度に低下して焦げ目が目立つ、固いマフィンに変身しているし、これでは客も逃げるだろう。
採算が合わないから人員を削減し、その結果として品質低下を巻き起こしたのか。
品質低下が先で客離れが起きたのか。
おそらくはその双方が絡み合って、店舗閉鎖という結論になったのではないのか。
この店舗が閉鎖されても駅前に行けばまだ2件あるわけだし、そう考えれば主要店舗ではなかったと言えるのだろう。

◆ 国道一号線沿いのハングリータイガー(ステーキハウス)が無くなり、そこは中華料理屋となった。
その中華料理店も、いつの間にか焼き肉屋へと姿を変えていた。
外食産業そのものが冬の時代と言われている中、それでも儲かっている所には多くの人が集まっている。
この中華料理屋だって、出来た当時は行列が出来ていた。
焼き肉屋も今は混んでいるのだが、果たして半年後或いは一年後はどうなのだろうか。

◆ ガソリンスタンドの撤退や倒産も又増えているような感じである。
一時期落ち着いていたように見えたスタンド業界だが、やはり十分な利益は出せないで居るのだろうか。
多くのスタンドがセルフ化され、そうでないスタンドは生き残っている所の方が少ないようなイメージを受ける。
特に幹線道路沿いの激戦区では、価格のみが勝負になるからなおさらだろう。



儲けすぎ?(7/21)

◆ NHKの進出が目立っている。
一時期はネット進出に対して議論されていたが、それもなし崩し的に決まってしまったようだ。
放送の方でも、従来は民法のイメージだったプロ野球中継もやったりするようになっている。
これは潤沢な資金にものを言わせた結果だ。
放映権も金を沢山払った方が勝ち取れるのは経済の原則で、NHKは法外な(民放談)価格を提示して来るという。

◆ そもそも年商はNHKが他の民放を抜いて圧倒的であり、売り上げが最も多い民放の2倍もある。
その殆どは言わずと知れた受信料収入であるわけだから、つまりこれが高すぎるという事だ。
と言うのも、民放の収入源である広告の放送コストは経済状況その他に合わせて設定されている。
逆に言うと、現在の放送体系における適切な収入が広告放送費に反映されていると見る事が出来るのでは無かろうか。

◆ NHKも視聴率は気にするようで、やはりこれも資金を惜しみなく投入し(でも出演者に払うコストは押さえるようだが)ドラマなどを作る。
そして高視聴率をマークするわけだが、1日平均の視聴率という観点で見れば民放よりも低いという調査結果もある。
ピークはでかいが平均はさほどでもないと言う事か。

◆ そうそう、NHKは税金もたいして払っていない。
利業利益に当たるものがどれほど出ているのか定かではないが、毎年数十億円程度と大手民放とは桁が違うのだ。
国営だからこの点は仕方ないのではないかと思うのだが、だったら大赤字の道路公団対策費として回せばいいのに(笑)「この道路は皆様の受信料で建設されています」みたいな、立て看板でも作って、ね。



加入者数(7/20)

◆ 6月の各事業者加入者純増数もauがトップだった。
さぞかしauは喜んでいる事だろう。
新機種登場間近での買い控えから、auがトップになった事はあるが3ヶ月連続というのは立派なものだ。
もっともドコモも505iシリーズ全機種が発売され(と、思ったらまだなのがあった)今月はauも苦しくなるのかも知れない。
505iシリーズは欠品に陥っているところも多く、在庫が潤沢になってくる今頃からの追い上げがあるかも知れない。
auも夏のモデルを発売して対抗するものの、今ひとつ移動機が魅力的ではない。

◆ FOMAの方は、色々なところでイベントやキャンペーンを繰り広げているが単月加入者数は3月をピークに落ち続けている。
6月は6万増程度だったか。
これでは目標数に達しない可能性もある。
ドコモ系のオネーさんはさかんにFOMAを勧める。
サービスエリアが広がったとか言って数字を見せられるが、そのエリア内で穴があるのだから使いにくい。
PDCは今時地下街でも地下鉄の駅でも使える。
レピータの低価格化で設置箇所はどんどん増えているからだ。
一方のFOMAはまだこれからと言うところだろう。
PDCは使えるのにFOMAは使えないという場所がたくさんある。

◆ 前出ドコモ系のオネーさん、プライベートで何を使っているのかと問えば、251だという。
PDCではないか。
何故FOMAにしないのかと聞くと、自宅付近ではFOMAが満足に使えないらしい。
おいおい、さっき南関東一円がべったり赤く塗られてサービスエリア内である事を強調する地図を見せてくれたのはオネーさんじゃないか。
それともFOMAサービスエリア外から数時間かけて通勤してきているとでも言うのか。
今年の冬か、来年の夏か、あるいは来年の冬頃にはFOMA全盛になるのだろうか。



高い?(7/19)

◆ 国土交通省が進めている、各地有料道路の値下げ実験。
ここの所の不景気で商用車が有料道路を使わなくなり、一般道での事故や騒音被害が増大している事を受けての策だ。
ディーゼル排ガス公害に関しては今更言うまでもなく、公害裁判では住民勝訴の判決も出ている。
これを以てディーゼル車を湾岸沿いに誘導するなどの置も執られているようだが、今ひとつ効果が現れていない。
同じように、民家から離れた場所にある有料道路を走っていたディーゼル車が一般道に詰めかけるようになれば、付近の住民はたまったものではない。

◆ 常用ディーゼル車オーナにアンケートを取ると、ディーゼル車を選んだ理由を燃料費の安さと答える人が圧倒的だそうだ。
誰にとっても有料道路の料金は高いわけだが、燃料費と比べた場合の相対価格がより高いディーゼル車オーナは、特に有料道路や有料駐車場を嫌う傾向にあるという。

◆ そこで一部有料道路を値下げしたら交通量は増えるのかという実験をする事になった。
300円の通行料金を100円に下げると、交通量は2〜3割増えたそうだ。
その100円課金も無くして完全無料にすると、交通量は1.6倍にもなったとか。
つまり100円でも高いという事なのだろう。
これは一般道と比較した場合に、100円を払う価値のない道路であるとドライバーが判断しているという事になる。
そんな所に道路を造って、しかも有料にしちゃったのは誰なのかな〜



N505i(4)(7/18)

◆ USB経由のメモリカードインタフェースを買ってきた。
これでminiSDカードのデータが読み書き出来るというわけだが、N505iの場合はファイル名やフォルダ名がある程度で制限されているので、それに合ったファイル名を付けないと宜しくない。
なお、USB-メモリカードインタフェースはSDカードは使えてもminiSDは駄目というものもあるので注意が必要だ。
ちなみに私が購入したものはメルコの、xDカード対応品。

◆ 高画素カメラも付いていないN505iにメモリカードは不要ではないかとも思ったわけだが、待ち受け画像などを格納するには早くて宜しい。
しかも20Kバイト制限を無視した大きさのファイルも読み込める。
これは良いかも知れない。
QVGA解像度で20Kバイト制限はやはり厳しい。
jpeg画像は良〜く考えて圧縮しないと、ノイズまみれの絵になってしまう。
その点、メモリカード経由で45Kバイトくらいの画像であれば、頭を使わずにjpeg化出来る。
着メロも同様に20Kバイト制限は無視出来るが、それでも最大容量は30Kバイトまでのようだ。
J-POPはJASRAC制限でサイトも減ってしまったが、洋モノならいくらでもMIDIファイルがダウンロード出来る。
それをこちらを使用してmldファイルにコンバートすれば、パケット代を気にせずにいくらでもメロディが作れる。

◆ そう言えばN505iは動画撮影も出来る。
撮影時間は1.5分程度だが、逆に再生可能時間はどの位なのだろうか。
MP4エンコーダを持っていないので実験していないが、miniSDいっぱいの容量まで保存/再生出来たら面白いかも知れない。
動画も撮れないよりは撮れた方が良いというか、単にソフトだけの問題だろうからランニングコストの上昇は最小限ではあると思うし、その割にインパクトが強いから実装しているのかも知れない。
この手のデータはメモリカード経由でなく、ケーブル接続で取り込めるかも知れない。
データリンクソフトは各メーカのWebサイトから無償ダウンロード可能だ。
首都高速湾岸線のトンネル内で撮った、何がなんだか解らない動画1.5分、約850Kバイトはこちら



N505i(3)(7/17)

◆ 着メロはヤマハ音源チップで64和音だが、ダウンロードは50和音までらしい。
スピーカは二つ搭載されていてステレオ再生が可能である。
絶対音量はN504isよりかなり大きくなっているが、5303Hほどの音量は得られていない。
ステレオ効果は確かに体感出来る。
体感出来るが、自己満足以上ではない所はSH251やSH505に搭載される3D液晶と同じかも知れない。
隣接したスピーカでステレオ効果を出すために、音源側で色々細工がなされているのだろう。
スピーカ間隔18mmとは思えない効果は立派。

◆ カメラ画質は確認していないが、デバイス自体はN504isと同等のものではないのだろうか。
最大解像度はVGAなので、紙焼きするような絵が撮れない事だけは確かである。
撮った絵をminiSDカードに保存出来るのは良いのだが、本体メモリからデータをコピーするには少々時間がかかる。
そもそも31万画素しかないカメラなのだから、miniSDなど不要だったのではないかとさえ思えるのだ。

◆ 未確認だがminiSD経由では、ダウンロードサイズの20Kバイトに制限されないサイズの壁紙データなどが保存出来て使用出来るようになるとか。
着メロに関してはよく分からないが、もしかしたら20Kバイト以上のデータが格納出来るかも知れない。



N505i(2)(7/16)

◆ 毎回落胆させられるNECの日本語変換。
いったいどうやったらこんなおかしな変換をするのかと思うほどアホなのである。
だいたい、「いたい」→「遺体」なんて候補が第一番目にある事自体不思議だ。
普通は「居たい」か「痛い」だろう。
が、505iでは順序が少々変更されたようなのだ。
もちろん変換候補順が避ければそれで良いというものでもないし、全て希望の変換候補順序になどなるわけはないのだが、何かが変わった印象を受ける。
T9に関しても候補の順序が良くなっている感じだ。
ダウンロード辞書はT9候補にも有効だという話なので、今後チューニング出来る可能性も残されている。

◆ 使いにくい点としては、キーの反応の遅さだ。
これはN504isの頃から感じていたのだが、505iになっていっそう遅くなったかも知れない。
目立つのはメールなどの作成時ではなく、メニューの画面操作などの所で、である。
ソニエリは動作速度が遅くなる事をおそれて、精細フォントの搭載を行わなかったらしいが、まさに解像度の影響そのものなのかも知れない。

◆ その割に頑張っているのがjavaからの画面制御か。
こちらもN504isが非常に遅かったのだが、505iではかなり改善されている。
503の頃は最速と言われたソニエリ製も505iでは最遅速などと言われているから、チューニングは大変なのだと思う。
N505iはSH-Mobile搭載かと言われていたようだが、java速度を見る限り際だつものはない。
SH505iなどはかなり速い処理も出来る。同じアプリケーションプロセッサを搭載したF505iも単純演算は早いのだが、画面制御が遅い。
これはそのアプリケーションプロセッサから、制御対象が遠い位置にあるか近い位置にあるかの違いなのだろう。



N505i(7/15)

◆ N505iを入手した。
実はこれまで使用してきたN504isはどうも調子が悪く、少々困っていたのだ。
着信はするが通話しようと思うと切断してしまうと言う状態に陥りやすく、それ以前に使用していたN504iよりも遙かに不安定だ。
ドコモショップなどでテスターチェックをして貰うも異常なし(一度異常有りになり、内部をリセットした?との事)だった。
N505iはメガピクセルカメラも付いていないし、どうせなら「Nユーザに受け入れられやすいように、徹底的にNを研究して作りました」と豪語するSH505i狙いでも良かったような気がするのだが、充電器もいっぱい持っているしと言うわけでNにした。
今回のNは安いという事もあるのだが。

◆ まず目立つのはQVGA液晶で、さすがに美しい。
しばらくN505iを使用した後でN504isを見ると、字がガタガタに見える。
その位の違いがあるわけだ。
N504isも決して解像度が低いわけではなく、他の504シリーズに比較すればドット数は多い。
(SH251には劣るはず)それでも違いが顕著に分かるのだから、QVGAの威力は並じゃない。
まださほど使用時間は長くないのだが、何となく電池の減りも並じゃない気がするのだが…

◆ 背面液晶の解像度も高い。
120×160Dotなんて503is時代のメイン液晶の解像度に匹敵するではないか。
今まではアイコンで表示されていたインフォメーションが、ちゃんと日本語で表示出来る位の違いがあるのだ。
カラー背面液晶だとバックライト消灯時に画面が著しく見にくくなる。
そのためにモノクロ表示を行う機種も増えている中、N505iもスクリーンセーバ状態になるとモノクロで時計のみ表示されるようになっている。
確かに時間を見るには便利であるが、出来れば不在着信表示やメール着信表示も欲しかったところ。



タイムトラベル(7/14)

◆ タイムマシンか、ワームホールか、そう言うものを使って時間旅行が出来たとしよう。
未来にも過去にも瞬時に移動が出来るようになり、過去に行って自分の母親を殺そうと考えたとする。
母親を殺せば自分は存在できないようになり、自分が存在しなければ母親を殺す事は出来ない。
こんな事は他にも沢山起こる。

◆ 無から有を作り出すなんて事もたやすい事だ。
例えば20日前に手に入れた1万円札を持って10日前の自分の所に行く。
10日前の自分の手元には2万円がある事になる。
その2万円を持って11日前の自分の所に行く。
すると11日前の自分は3万円を持っている事になる。
こうして次々にこれを行うと、あっという間に大金持ちになれたりするわけで、まさに無から有を生み出したわけだ。

◆ お金ではなくエネルギでも良い。
有形無形にかかわらず、なんでも増やす事が出来る。
タイムマシンとは何と便利な道具なのだろうか。
映画の中などでは、未来に行って結果を知った上で賭け事を行うなどというシーンが出てくる事があるが、そんな事をしなくても簡単に何でも増やせるではないか。

◆ ここに一台のタイムマシンがあったとすると、皆さんはどの時代に行ってみたいだろうか。
過去の歴史を見に行く? 私だったら未来を見に行きたい。
そうだな、とりあえずは100年ほど先に行ってみようか。
日本が存在しているのか?地球がどうなっているのか?科学技術は?環境は?色々見たい事がある。



タイムマシン(7/13)

◆ タイムマシンを作れるかという問題は数々議論されてきた。
そもそも未来世界においてタイムマシンが発明されたならば、歴史的事象の時には未来からのタイムトラベラーが沢山押しかけてくるのではないか、と。
それが見られない事、すなわちタイムマシンは未来においても存在はしないのではないかという考え方がある。
これに対して、タイムマシンで過去へ行くのは困難だが未来になら容易に行けるという人もいる。

◆ 時間というものが絶対的な意味をなさない事は周知の事実であり、それは速度や重力の影響を受ける。
例えば航空機内の時間は地表の時間よりわずかに遅くなり、GPS衛星に搭載されている原子基準クロックの周波数だって遅く観測される。
もっとも、コレを使って未来に行く、いや、未来が来るまで待つというのが正しいだろうか、とにかく時間をやり過ごすにはかなりの速度を出す必要がある。

◆ 例えば光速の半分の速度で移動すると、その中の時間は13%程遅くなる。
光速の99%まで速度を上げると、周りの時間は7倍で飛び去る事になる。
光速に近づけば時間はゆっくりと進行するから、逆に言うと光速で移動していない地球などの時間はあっという間に進んでしまう事になるのだ。

◆ 重力による時間の遅れも計測されているはず。
例えばランドマークタワーの1Fと70Fでは時計の進み方が違うはずで、数千分の1ピコ秒位は違いが出るのでは無かろうか。
重力が強くなると時間が遅く進む事になる。
光速移動の場合は、光速に達した時点で時間は進まなくなるのだが、重力の場合は重力を増やしていくと時間が進まなくなり、もっと増やすと…?どうなるのかな。
こうして強い重力と光速での移動を行えば、未来に行くというか、未来まで自分を存在させる事が可能ではある。



auからFOMAへ?(7/12)

◆ au携帯電話からのspam発信が多い事は周知の事実であり、これはパケットパック(割引)を使用する事によってメール送信コストが安くなる事と、CCで送った場合にはドコモと異なり1通分のパケット代で送信できる(らしい)事がspam業者に好まれている理由だとか。
これを使えば1通あたりの送信料金は1/30程度まで下げられる。
インターネット経由のメールはフィルタリングが可能だが、携帯−携帯の場合はフィルタしにくい事からも、spam業者は携帯から携帯宛にspamを送りつけたくなると言うわけだ。

◆ こうした悪質業者に対して、auでは回線停止措置などを行っているが、イタチごっこに近いものがあるかも知れない。
auの規制が厳しくなれば、今度はFOMAからspamを送り始めるだろう。
理由はauと同じく、パケット単価が安いためである。
ドコモでもspam送信者の回線停止措置を始めたが、迷惑メール受信者からの情報がなければ措置がとれない。
迷惑メールを受けたらmeiwaku@nttdocomo.co.jpまで一方を入れると良いかも。

◆ そもそも特定商取引に関する法律などでspamが規制されているにもかかわらず、いっこうに悪質業者が減らないのは行政の怠慢とは言えないだろうか。
罰則規定も設けられているというのに、迷惑メールに対する苦情処理に追われて業者特定に時間がかかるなど、訳の分からない理由を付けて先延ばししているように思えるのだ。
spam業者が実は議員のパーティー券の大口購入者だったりするのではないかと勘ぐりたくもなる。

◆ 米ではspam業者を訴える所にまで発展していて、それの行方も見守りたいところ。
また日本同様に、件名に特定文字列を含めなければいけないという案も出されているようだ。
もっとも我が国でも、未承諾広告表示を正しく行っているのはごく一部の業者であって、殆どのspamは違法なものだと思う。
私の所にもレンタルサーバ屋をはじめとして、様々な「ご案内」が届くが、どれも表示義務違反なのだから。



5303HII(7/11)

◆ チビの携帯電話を日立の5303H2に機種変更した。
それまで使っていたのは、同じく日立の3001Hだったのであらゆる面で進歩を感じる。
もっとも"2"の付かない5303Hは妻が使っているので勝手は分かっているし、だからチビのものも5305H2にしたのだが。
もう一つは価格の面もある。
この夏のモデルと言われている移動機の中では、マイナーチェンジで余り大きな性能向上のない5303H2が安かったのだ。

◆ 日立製移動機の特徴と言えば、スピーカ音量が大きく音質も良い事では無かろうか。
これは3001Hにも言えた事なのだが、相当な大音量でも音割れすることは無い。
5303H/H2にはアプリケーションプロセッサが搭載され、重くてノロマなブラウザのストレスも多少は軽減される。
と言ってもドコモ移動機ほどの快適さはなく、これは移動機のみではなくシステム依存の所もあるので致し方ないだろう。

◆ 夏のモデルとしては、ソニエリからQVGA液晶搭載機が出ているがフォントは従来機のものを拡大したに過ぎず、auではQVGAコンテンツも少ないので余りメリットは感じない。
しかも相変わらず大きくて重いのである。
メガピクセルカメラ付きも出ていて、こちらはそこそこの画質である。
ハガキサイズ位にプリントしても見られる程度の絵が撮れるというのは立派ではあるが、外部メモリ経由でPCインタフェース出来ないのが欠点か。
一々線をつないで低速転送は前時代的だ。

◆ 5303H2に機種変更直後、auサーバが停止中でIP関連部分をイニシャライズできなかった。
その後無事にイニシャライズも終了して使用していたら、今度はパケット関係が全くつながらなくなった。
で、auショップへ持っていって再イニシャライズ。
au関係はオフィシャルサイトも含めて、どうも品質が宜しくない。
安いから仕方ないのだよという声も聞こえてきそうだが、要は力の入れ具合の差なのか。



トラック(7/10)

◆ 高速道路でのトラック事故はなかなか減少しない。
スピードリミッタを付けたりとか、色々な対策は行われているようだが効果が余り見えてきていない。
トラック事故の多くは過労に起因するとも言われていて、渋滞最後尾への衝突などはその良い例だろう。
誰も追突したくて追突するわけではなく、居眠りとか注意力散漫などで、結果として追突事故が起こる。
追突事故が起こると押しつぶされた乗用車の乗員は絶望的な状況になる事は想像に難くない。
しかも最近の車は燃えやすくなっているので、追突の衝撃に耐えられたとしても車両火災の犠牲になってしまう可能性もある。

◆ トラックには車間距離警報を発する装置が付けられているモデルもあるが、通常走行時にギリギリまで車間距離を詰めて走るトラックには、やかましいブザーでしかない。
で、結局の所はスピードリミッタと共に外されてしまう運命にある。
飲酒運転が多いのも高速道路を走るトラックドライバーの特徴か。
高速道路では飲酒検問は行われないから、それこそ飲み放題になる。
パーキングエリアでの仮眠を取るときに飲むという人もいるだろうし、そのまま酒が残った状態で運転する人もいるだろう。

◆ そして最近はこの傾向が一般道にも持ち込まれる。
高額な高速道路通行料を嫌って、大型トラックが一般道を走行するからだ。
ただし飲酒癖はそう簡単に治るものではなく、民家に突っ込んだり、崖から落ちたりと、色々な事故を起こす。
それでも取り締まりを余り強化しないのは、圧力団体の為なのだろうか。



ODA(7/9)

◆ 日本は海外に多くの金を出している。
それによってダムが出来たり道路が出来たりする。
ん?ダムと道路と言えば国内でも問題になっている金の使い道ではないか。
でもまあ、海外で利権の絡むような事はやらないだろう。
と、思ったらそうでもないようだ。
要らぬ所にダムを造って住民が反対運動を起こしたり、それを押し切って造ったダムの稼働率が非常に低かったり。
道路についても同じような事が言えるのだという。

◆ 日本人は親切の押し売りをしている。
そう言いきる人たちが多いという事を、政府担当者は解っているのだろうか。
もちろんそんな事業ばかりではないと信じたいし、実際に役立っている物だって多いだろう。
しかしただ単に金を出して要らぬお節介をするよりは、欧州諸国のように必要なところに必要最低限の援助をするようなやり方の方が効率的なのではないか。

◆ 国内の景気悪化に伴ってODA予算は縮小気味だが、それでも(たぶん)米国と並ぶ位か、米国より少し低いレベルの金額は動いているはず。
有効に使われれば多くの利益をもたらす金が、我が国の税金同様ドブに捨てるような使われ方をするのは何とももったいない。
役人ってヤツは「俺は偉いんだぞ、ほれみろ、こんなに札束を積んだんだ!」って感じなのだろう。
鼻の下を伸ばしたエロオヤジかな、そんな感じ。



複雑にする(7/8)

◆ YBBに関する財務状況は決して良くない。
いや、経営側は良いと言っているが、それが本当かどうかは解らない。
解っているのは1千億円近い損失が出ているという事だけである。
これに関係しているのか否かは解らないが、レンタルされているモデム等々の権利を別会社に譲渡し、別会社は独自に資金調達を行うとの報道もあった。
結局の所無料(と言って)で配っている(でも無料なのは最初だけ)機器のコストを何とか排除しなければ、株主の望むような経営体系に持って行けないと言う事だろう。

◆ 別会社を作ってそこが資金調達して、そこはどうやって儲けるのかなどはよく知らないが、ユーザからしてみればモデムの権利と一緒にユーザ情報も売られてしまうのではないかとの不安も広がっていたようだ。
確かにユーザ情報を売れば金にはなる。
それには様々な使い方があるから、spamや物理DMなどと言った直接的なもの以外でも、価値を見いだせる人には宝の山なのかも知れない。
もっとも別会社に売ったユーザ情報がどう使われるのか迄は知らないが。

◆ ADSLの高速化とそれに伴う設備費用は馬鹿には出来ないだろう。
以前にも書いたが、年々高速化していくモデムに合わせて設備を増強していかなければいけなかった、アナログダイアルアップ時代のようなものである。
ファーム変更でそれが済まない場合、それまでの設備は全てゴミとなってしまう。



PS3(7/7)

◆ SCEのPS2後継機、PS3の話はたびたび登場している。
最初にこの話が出たのはXbox発売当時だったろうか。SCEはXboxを脅威と感じPS3の市場投入を早めようかと考えた。
しかしXboxの売れ行きは思わしくなく、これを受ける形でPS3の早期市場投入計画は見直された。
という話があるが、真偽のほどは定かではない。
PS3に搭載されるというcellチップの開発は進んでいるようで、内部はマルチプロセッサ構成で1テラFLOPSの浮動小数点演算能力を有するという。
整数演算性能も毎秒1テラ回行えるという噂だから、これはPentium4などより余程高速だ。

◆ マシンパワーの増強で楽になるのはソフト開発者だろうか。
おそらく用意されるであろう開発キット任せの処理でも、十分な速度が約束されるかも知れないからだ。
光の処理などに関しても、これまではなかなか出来なかった陰付けの計算なども高速で行えるかも知れない。

◆ PS3の市場投入時期が再来年以降と目されている事から、他のゲーム機メーカもそれに合わせた製品開発を行う事になる。
とは言っても、ゲーム機の世界ではPSシリーズのシェアが高いわけで、短期間にそれを崩す事は不可能であると多くのメーカが考えているに違いない。
もっとも、N64開発の遅れがPSへのシフトを急激に行わせたという事実はあるのだが。



ティアナ(7/6)

◆ モダンリビングですよと言うCMをご覧になった方もいらっしゃるのではないだろうか。
日産ティアナのCMである。
インテリアで車を選ぶ時代が来たのかどうか知らないが、一見するとそれっぽく作られている内装が目を引く。
一見すればそれっぽいが、よく見ると安っぽい。
つまり、この点で従来の日産路線と似たり寄ったりだと言う事だ。
おそらくは同じものをトヨタが作れば、10%のコストダウンと30%の質感アップ、そして20%の魅力低下が同時に起きるだろう。
そう、この手の冒険は日産だからこそ出来たのかも知れない。

◆ 安っぽさの最大の要因は、全てがプラスチック然としている事だ。
木目調のプラスチックパネル、アルミ調ののプラスチックパネル… 確かに車両価格を考えれば、プラスチックしか使えなかったのだとは思う。
例えばBENZなどの木目パネルは、木材以外の補強剤のベースに、薄くスライスした木材を貼って作られている。
木材だけで内装を作ると、衝撃時にそれが破損して乗員を傷つける可能性があるからだ。

◆ もしもティアナが現在の倍の価格でも売れるようなモデルだったら、きっと手作りに近い内装を奢る事が出来たのだろう。
ではそんな手作りで質感の高い内装を持った、でも外観は普通の車が500万円で売れるかと言われれば答えはNoと決まっている。
結局の所は中途半端にならざるを得ないのだよと、この車両を企画した方の声が聞こえてきそうだ。



小さくしてみました(7/5)

◆ FOMAの新モデルが公開されていたが、ずいぶんと普通っぽい形に収まったものだ。
富士通製は505iシリーズと、あまり変わらない外形寸法で115g、NEC製は109gと505iシリーズより軽量に仕上がっている。
いや、505iがPDC移動機としては肥大化しすぎた感もある。
505iが重く大きくなり、それがイヤな人はFOMAへどうぞという事だろうか。
ただしFOMAは液晶サイズは小さい。
505iではNとSHが2.4インチという大型QVGA液晶を搭載しているが、FOMAは2.2インチだそうだ。
液晶の解像度がどうなるか分からないが、流れから行けばQVGAか。

◆ 両機種ともカメラは付いているが、メガピクセルではない。
連続待ち受け時間のカタログ値は延びて、静止時の310時間はauのcdma機を超えたか。
最近ではカメラなどの使用時間も考えて、大容量の電池を搭載する傾向だから、それが連続待ち受け時間のカタログ値を押し上げてくれたのかも知れない。
いずれにしても、基地局がもっと密にならなければいくら連続待ち受け時間が長くても役に立たないのだが。

◆ ここの所のFOMA新規加入者数だが、4月が9.1万で5月が5.7万と鈍ってきた。
この辺りで新機種を出したいところなのだろうが、発表された移動機がいつ出てくるのは未だに未定。
6月にはPDC/CDMAデュアル機が登場したが、新規加入者数は増えたのだろうか。
確かにPDCの通信速度は今となっては遅く、データが添付できないメールシステムは前時代的と言わざるを得ない。
FOMAが満足に使えるようになるのはいつの日か。



Cメール(7/4)

◆ 一般紙にも出ていたが、auの迷惑Cメール被害が拡大中である。
auのCメールは現状で受信拒否も何も出来ない。
しかもメールアドレスは電話番号になっているので、spam発送業者の餌食になる。
送信元はau契約の携帯電話であり、おそらくは多数の番号への同時送信(課金は1通分で済む)によって発送されているのだろう。
確かに送信時に課金はされるが、宛先分で割ればたいした額にはならない。
auとしても、こうして送信料が稼げている現状では対策をしたくないというのが本音かも知れない。

◆ 他社の携帯ではCメール的な、電話番号アドレス宛に来るメッセージサービスそのものを拒否出来る。
何故auではこれが出来ないのか。
いや、何故やろうとしないのだろうか。
Eメール経由のCメールは早々にブロックされたが、それだけの対策では不十分だということは百も承知だったはずだ。
毎日数通届く迷惑Cメールは、殆どが表示義務違反の違法メールである。
auに文句を言っても「現状では何も出来ません。
受信は無料ですので、その都度削除してください」としか答えない。
フィルタが無くても、せめてメールアドレスが電話番号でなければ良いのに。

◆ 先月中頃だったか、悪質迷惑メール発送業者の約300回線をauが契約停止したのは。
これが25業者分だと言い、KDDIが把握している迷惑メール送信業者の2割ほどに当たるのだとか。
その後も停止回線数は増えているようではある。
ちなみに5月は迷惑Cメールに対する苦情が4.5万件もあったそうだ。
まあ、このくらい把握できているなら事業者も、もっと有効な対策をしろよと言いたくなる。
一応、先月末あたりには同報送信やauネットワーク以外からのCメールを受け付けなくする対策が取られたが、実は抜け道がある事をauも認めている。
Cメールフィルタ機能は今後発売される移動機任せだそうだ。



アダプタ(7/3)

◆ 携帯電話事業者の思惑通り、ARPUは微増ながら上がっているようである。
cdma2000 1xやFOMAではパケット料金割引プランもあるが、割引プランを使おうとする人はそれを使って得になるくらいのパケットを飛ばしていると言う事である。
4Gでは無線LANやVoIPが使われると言うが、それが実現するのはまだ先である。
そもそも移動体通信事業者が、定額制或いは無料の無線LANで音声を(VoIPで)流されたのでは商売にならない。
逆に言うと、最近増えつつあるホットスポットなどを自由に利用して携帯電話での通話や通信が出来るとなればユーザにとっては大きなメリットなのだ。

◆ 余り名の知られていないベンチャー企業の作った小さなケースには、PCMCIAの無線LANカードが差さっている。
このケースは携帯電話から見ると"基地局"に見えて、携帯電話との距離が2m程度までだったら良好に動作するという。
つまり、このPBS(PortableBaseStationと言うらしい)をバッグに入れておいてホットスポットのサービスエリア内に入れば、自分の携帯電話に対して「私が新しいしかも最も近い基地局ですよ〜」と制御信号を発する。
携帯電話はPBSもホンモノの基地局も見分けが付かないので、PBSに対して位置登録する。
携帯電話から通話や通信を行おうとすると、PBSがそれに代わって音声やデータを無線LANに流すという仕組み。
無線LANの向こう側には同社の接続ポイントがあり、従量課金(国内加入電話は毎分7.5円)でどこにでも電話がかけられる。

◆ 頭を使ったなと思うのは、PBSの中に携帯電話基地局の信号を受信する部分が存在する事である。
ここでは携帯電話基地局からの呼び出し信号(PCH)のみをモニタしていて、手持ちの携帯のIDがコールされたらPBSがそれに代わって携帯を呼び出し、その直後にPBS自体は停止してしまう。
すると携帯は(若干のタイムラグは起きるが)ホンモノの基地局に同期を取り直して通話/通信を継続出来るのだとか。
現在は携帯電話の2倍以上の大きさと300g近い重量ではあるが、夏までにはナチュラルダイオード程度の大きさにシュリンクし、携帯電話からの電磁波で動く無電原化を行うと言うことである。

◆ この記事は2002年4月1日用に書いたものですが、都合によりボツになったのです。
でももったいないので公開しました。



コンビニゲート(7/2)

◆ ETCの普及が思ったように進まない事への対応策として、政府は新たな天下り団体を設立する。
この新団体はETCの多目的活用を推進するものだという。
具体案としていくつか上げられていて、すでに工事が開始されているところがある。
一つは高速道路などの道路下を利用して点在する有料駐車場だ。
この料金支払いをETCによって行うというもの。
ETC使用車は5分ごとの課金なのに対し、現金支払者は30分単位での課金になるところが大きな違いだ。
もう一つは高速道路のサービスエリア上にあるガソリンスタンド。
従来のスタンドの他に、セルフサービスを基本とするスタンドを設置して、料金支払いにETCを利用する。
セルフとETCによって、従来型スタンドより3円ほどガソリン単価を安くすると言う。

◆ 天下り団体から補助金が出るとあって、民間の参入も計画されている。
外食大手のマクドナルドは、郊外の数店舗にETCゲートを設置する。
これによってドライブスルー利用者の支払いが自動化され、経営の効率化に役立つという。
これでETCカードの残高はみるみる減っていく…ばかりではなく、逆のサービスも開始されるようだ。
ETCクーポンと名付けられたものがそれで、特定のホテルや温泉などを利用すると、利用金額に応じてETCカードにキャッシュバックが起きる。

◆ これの導入を推めている福島県のある温泉では、「ここに来る方々の殆どはマイカー利用であり、集客効果が期待できるではないか」と話している。
と言うのも、期間限定ながらETC対応宿泊所の案内が高速道路のSA/PAで行われるからだ。
疲れたときには気軽に高速道路を降り、温泉にでもつかってくださいという試みなのだとか。

◆ この記事は2003年4月1日用に書いたものですが、都合によりボツになったのです。
でももったいないので公開しました。



基地局(7/1)

◆ FOMAの基地局数は順調に増えている。
ドコモはそう言っている。
PDCの基地局総数はおよそ2万、FOMAは来年3月迄に1.3万局を目指すという。
これによって人工カバー率は99%になるらしいが、残念ながらFOMAのエリア設計には穴が多い。
これは一つに2GHz帯を使用しているという事がある。
PHSでもDDIpが経験したとおり、地形や建造物よる複雑な反射や回折で不感帯が出来てしまうのだ。
もちろん逆もある。が、CDMA方式なのでこちらは害が少ないかも知れない。

◆ 屋内でも使用可能箇所が増えているPDCに比較して、一気に圏外になってしまうのも現在のFOMAの欠点だ。
これも周波数帯による影響だが、簡易型レピータなどの設置が追いついていない事もある。
どこでも使えて当然の携帯電話が、身近な場所で使えなかったらショックは大きい。
しかも(3Gに比較して)一世代前のPDCは使えているのに、である。
おそらくPDCと遜色ない使用感を得るには、2.5万〜3万局位のBSが必要なのではないかと思う。

◆ IMT2000は国際標準を目指した訳で、それは意味のある事だろう。
国際ローミングに意味は余り感じないが、移動機のコストダウンという意味から見ればメリットがある。
国際ローミングに何故意味を感じないかというと、例えば国際ローミング移動機を北米に持っていき、国際ローミング移動機同士で通話を行った場合には国際電話扱いの課金がなされるからだ。
国際ローミング移動機の電話番号は日本国内のものであり、よって国際通話を行わなければいけない。
だったら現地のSIMを入れてしまった方がよほど良いのではないかと私は思うのだが、いかがなものだろう。



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