冷蔵庫(9/30)
◆ 冷蔵庫を買い換える事にした。
現在使用しているのは12年前に購入した三菱製のもの。
引っ越し前から使用しているのだが、引っ越し時の衝撃?の為なのか、コンプレッサと筐体が干渉しているようなノイズが目立ってきた。
他に不具合はないのだが、この干渉音はやかましくて参る。
修理か買い換えかという問題はいつもつきまとうのだが、12年も使えば買い換えても良いのではないかと思った次第。
◆ 現在使用している冷蔵庫の容量は455リットルで奥行きは61cm程度だ。
当時は薄型で比較的横幅のあるタイプが主流だった。
我が家では冷蔵庫置き場(というスペース)に冷蔵庫が置かれていて、そこは横幅が82cmある。
所が最近は横幅を狭く、奥行きが長いタイプが多い。
横幅60cmで奥行きが70cmあたりのものが多く、ウチのスペースにはどうもしっくり来ない。
奥行き62cm程度で探すと400リットル級か、或いは横幅が極端に大きいタイプになってしまう。
◆ 現行より容量を減らすのは抵抗があったので、450リットル以上で探すとシャープ製の奥行き61cm×横幅80cmの公称500リットルタイプと東芝製の奥行き66cm×横幅75cmのもの程度しか選べない感じ。
その他の多くは奥行きが約70cmか、或いは容量が430リットル程度になる。
日立製の奥行きが短いタイプも気になったのだが、やはり容量は小さい。
この両者を比較した場合、シャープ製の方が奥行きが短くて好ましかったのだが、幅82cmのスペースに80cmの冷蔵庫を入れるとドアが開かなくなる可能性が充分考えられた事から、最終的には東芝製の495リットルタイプに決めた。
◆ 今時の冷蔵庫は氷が出来るのは当たり前として、その他にもイオン脱臭だとか急速冷凍だとか、LED照明による光合成促進だとか、色々なアクセサリが付いている。
この東芝製はプラズマイオン云々で野菜から出るエチレンを分解し、分解して出来た炭酸ガスを野菜室に戻す事によって鮮度を保たせる(これにLED照明を加えたら、もっと効果的なのではないかな)というギミック?と霜取り時に出る水を使って野菜室内を加湿する装置が付いているらしい。
これもカタログを飾るだけのものかも知れないし、実使用においてどれほどの効果があるのかはよく分からない。
◆ 電力消費量は随分減っていて、最もエネルギ効率の良い冷蔵庫だと10年前のモデルの1割しか電気を食わないというのは驚きである。
東芝のこれは省エネ達成率がさほど高くない(350リットルタイプあたりが最も省エネに熱心な設計のようだ)が、それでも年間電気代の試算値はこれまで使用していたものの1/4近い値になっている。
ちなみに最大消費電力はこれまで使用していたものが155Wに対し、東芝製は170Wと大きい。(これまで使用していたものはインバータ制御ではない)低消費電力化の一つはコンプレッサなどの制御やコンプレッサそのものの効率化、もう一つは断熱性の向上だ。
東芝製も真空断熱を使っているらしく、でもこれはフロン対策の一環という事もあるのだろうが。
◆ 断熱を良くすれば夏場の消費電力は抑えられるが、扉の開け閉めが多いと断熱も何もなくなってしまう。
その為に扉の開く面積を小さくする工夫(10・15モード燃費対策のようだ)も各社行っていて、センター開きドアの左右で冷蔵室と冷凍室など用途を分けたり、センターにサッシを入れて左右別室の冷凍室にしたり、冷凍室を引き出しタイプにして冷気の逃げを抑制したりと苦労が伺える。
|