プリンタ(7/2)
◆ 現在使用しているプリンタはエプソンのPM-G720である。購入したのは昨年11月頃で、何度か写真をプリントするのに使用した。インクカートリッジは未だ未交換である。最初はノズル詰まりに神経質になり、月に一度はテストプリントみたいな形でやっていたのだが、意外に詰まらないみたいなのでそれをさぼった。数ヶ月ぶりに写真を打とうかと思って用紙をセットし、プリントを見ると色がおかしい。テストプリントしてみると青と黒が全く出ていない。ああ、ついに詰まったか。仕方ないのでクリーニングを行うことにする。クリーニング時間はたいした事はないが、インクの減り方は半端ではない。でも詰まっていては打てないので何度もこれを繰り返す。4回ほどクリーニングを行うと青と黒も出るようにはなったが完全ではない。うーん、一体何度やればいいのだろうか。
◆ クリーニング6回目を終わった辺りだろうか、状態は完全には回復しない。半ば諦め気味に7回目に挑戦しようとした所でインク残量不足のワーニングが出た。クリーニング開始前には半量よりちょっと減った辺りまでインジケータがあったのに、今はそれもエンプティに近い。もう一本カートリッジは持っているのだが、これを使い切るまでクリーニングを繰り返してもたぶん良い事はないだろう。と言うわけでさっさと修理に出す事にした。保証期間内なら修理は無料だろうが、ヘッドクリーニングするためのインクは自前だから。
◆ 最近はインク詰まりも少なくなったと聞いていたエプソンプリンタだが、さすがに半年近くも放置しておいてはダメという事が実証された。おそらく修理したとしてもやがて同じ状態になるだろうから、次回はどのメーカのものにしようかななどと考えている。HPは使った事がある(インクが高い)から次はキヤノンかな。でも販売店の修理上がりコーナに積まれている箱を見るとキヤノンばかりなんだけど。
HP製はヘッド一体型カートリッジなので詰まったらカートリッジごと交換すればいい。その代わりカートリッジ価格が高いのだが、実は私はヘッドを詰まらせた事がなかったのである。と言う事は、同じ環境で同じように使っていたとしてもエプソンはやはり詰まりやすいという事だ。11月の雑記で「いつまで使えるだろうか」と書いているが、寿命は7ヶ月だったというお話になる。
◆ だが使用頻度が高ければノズルが詰まる暇はないわけで、結局は使い方次第なのだろう。写真を打ったときの画質はやはりエプソンかなと思う面もあるし、インクの安定度対策も進んでいるように感じる。
HP製で打った写真はすでに色あせてしまっているが、それは当時のインクのせいなのか。実売価格2万円前後で作らなければいけないのだからメーカも大変だろうが、信頼性向上のためのコストアップがあればライバルには勝てなくなる。結局は消耗品の価格が高くなる結果になっているのは明らかなのだが、これってインセンティブ商売の目玉である携帯電話と変わらない商構造だったりして。
◆ 修理に出した4日後にメーカ直送元払いのトラック便でプリンタが送られてきた。明細を見るとヘッドクリーニングを行って正常に戻ったとなっている。
もしかして強力な洗浄剤入りカートリッジでもあるのかな。販売店も言っていたが、エプソンは修理日数が他メーカに比較して短いそうだ。ちなみにヘッドクリーニングで殆ど使い果たしてしまったインクは新品となって戻ってきた。保証期間外で正規に料金を取られたとしたら一体いくらなのだろうか。
|