レンズ(10/14)
◆ デジカメテストの延長?で、レンズの比較などを行ってみたいと以前から思っていた。EOS Kissに付けられるレンズは4本手持ちがあるが、同じ焦点距離をカバーできるものは3本だ。そこでそれらを比較してみようかと木を撮ってみた。本当は松の木などの方が良くて、あのような葉は解像度の低いレンズで撮ると爆発してしまう。で、陽光の当たるコントラストの高い状態で、でも庭に松の木など無いのでもみの木を撮ったのだが… 今ひとつ説得力のある比較写真が撮れなかった。色収差が見やすくなるように逆光の方が良いのかなとか、開放絞りで撮ろうか同一絞りで撮ろうかとか、やり始めると色々考える事があって結局時間切れになってしまった。そう、天候というか日射量が安定していないと同じ絵が撮れないのである。
◆ コンパクトデジカメとなると周辺部の流れや色収差がとてもわかりやすい。携帯電話内蔵カメラにでもなれば写真を縮小した状態でも周辺部の甘さがハッキリわかるのだ。それに比較すると大型撮像素子の威力は凄いなぁとあらためて思う。一眼レフデジカメでもフルサイズ撮像素子を使ったモデルがアマチュアにも何とか買える価格になってきたし、もはや10Mピクセル以上は当たり前という感じだから凄い。
コンパクトデジカメの画素数ですら500万画素は普及機レベルだし、何しろメモリが安くなったから高画素撮影でも枚数制限が緩和される。EOS Kiss Dを買ったときには192MBのフラッシュを同時購入した。256MBは未だ高かったのである。先日SDメモリを買ったのだが容量は1GB,Windows95ならこの中で動かす事が出来る容量で1万円ちょっとなのだ。
◆ コンパクトデジカメの方はPanasonicのFX7からFX9に換えた。起動時間が多少早くなったのと液晶が見やすくなった(解像度が上がった)他は似たようなもので、画素数は増えたがレンズは変わっていないようだ。画質的には画素数よりレンズ性能ではないかと思うので、実質的な写り具合は余り違わないだろう。起動時間が2/3になったとはいえ、同クラス他機に比較すれば絶対的に遅い。小型軽量という面でも他メーカの追撃から逃れる事は出来ず、ヒット作と言われたFX7のような売れ方をするとは思えない。そんな中で電池容量が大きくなった(FX8と同様)事は褒められる。FX7だと予備電池がないと少々不安だったから。
◆ 小型軽量デジカメの世界では屈折光学系を使ったものが増えてきている。厚さを薄くするにはこれが一番の方法なのだが、どしても収差が出やすくなってしまう。SONYのデジカメなんかあんなに薄いのにズーム付きでびっくり。小さいが故にずっしり重く感じる事にも驚いたが。液晶画面もFX7以来各社共に大型化が進んでいる。これは見やすくて良いと思うし、光学ファインダ無しでも問題ないだろう。
◆ 「プレゼントが届きました」とメールを頂き有り難うございます。ゆうパックって同市内だとその日のうちに配達されるんですね〜 ちょっと驚き。届いたメールにお返事は出しておりませんが、メールにはちゃんと目を通させて頂いております。
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