過去の雑記置き場


乗るなら今だ(6/1)
ジムニー(6/2)
循環電流(6/3)
ソフトバンク(6/4)
リーフが安い(6/5)
ホテルくれべ(6/6)
足場単管でカーポート(6/7)
ワックス皮膜厚(6/8)
坂道(6/9)
野生の動物(6/10)
楽天モバイル(6/11)
ガソリンスタンド(6/12)
電気自動車(6/13)
トゥクトゥク(6/14)
オイル(6/15)
EV・FCV(6/16)
ネコ(6/17)
ネコ(2)(6/18)
ホーダイ(6/19)
配信者(6/20)
猫の目(6/21)
ファンベルト(6/22)
猫の話(6/23)
Amazon2015(6/24)
オゾン発生器(6/25)
管理費(6/26)
+メッセージ(6/27)
オゾン発生器(2)(6/28)
SSL/TLS(6/29)
SSL/TLS(2)(6/30)


VC

SSL/TLS(2)(6/30)
◆ SSL・HTTPS:対応にするためには各ページのイメージロードや広告コードを書き換えなければいけない。数千ページもあるF&Fのコンテンツを手で書き換えるのはもはや不可能なので、SEDを使って書き換えるスクリプトを走らせる。

◆ 通常のhtmlの記事編集は簡単なのだが、簡単ではないのがMovableTypeの記事に貼られた画像やURLの編集だ。記事数が少ないのであれば手で変えても良いのだが、これだって1万記事くらいあるので自動でなんとかしたい。

◆ 手抜きで行くのであれば出力されたHTMLの記事をコンバータにかけて自動修正してしまう。ただし再構築する度にこれを行わないといけない。
現実性で見れば、しかしこの方法が一番楽ではある。記事が壊れてしまうリスクはないし、変換に失敗したらやり直しはいくらでも出来る。

◆ もう一つはデータベース化されている記事のフィールドを直接書き換えてしまう方法だ。これは元記事の中のURLをhttp://からhttps://にしてしまうので再構築しようが何をしようが問題は無い。問題は上手く処理が出来るかどうかだ。

◆ と言うのもWindows上で動作するデータベースエディタで試してみたのだが、データベースのサイズが大きすぎるためか処理が正常に終了しない。以前も大きなtarファイルをWindows上でいじろうとして失敗した事がある。そこでunixのコマンドライン上で行ってみた。
update mt_entry set entry_text = replace(entry_text , 'http://www.fnf.jp/{画像のディレクトリ}' , 'https://www.fnf.jp/{画像のディレクトリ}');

◆ いずれにしてもチェックなどを含めると結構な手間になる。思わぬところで非セキュアなデータをロードしているかも知れない。CMS、MovableTypeにしてもまだ完全に修正が出来ているわけではない。元々の機能として様々なものをロードするわけだが、そこがURL記述されている部分があり、修正が出来ていない。

◆ 自分で改造した部分ですら忘れてしまうほどの時が経っているのに、元々の機能の部分がどこにあるかなどを見つけるのが又大変なのだ。これまでは、そんな事は何も気にせず使っていたのだから。

◆ blog部分のどこかを修正した後は再構築を行う必要がある。再構築する事によってデータベースの内容である記事部分が、テンプレートに埋め込まれてHTMLファイルが出来上がる。これは勿論自動的に行われるのだが、記事数が多いので40分ほど時間がかかる。テストして何かの間違いに気づいても、再検証が出来るのは又40分後なのだ。

◆ こうした部分の修正が完了しないと全てをSSLに移行しにくい。現時点ではリダイレクトは行っていないので非SSLのページへのアクセスも自由なのだが、リダイレクトをセットしてしまうと強制的にSSLのページに行かされる事になる。

◆ 果たしてそれが良いのか、それでいいのか。Chromeの為だけに各サイト管理者が頭を悩ませるというGoogle支配に、もはや逆らう事は出来ないというのか。


SSL/TLS(6/29)
◆ 従来このページは非セキュアな通信を行っていたが、現在は一部を除いてセキュアな通信にした。以前にもプレゼント企画などの時には自前の証明書を使って暗号化伝送するようにした。

◆ Chromeは7月1日からセキュアでないページにアクセスした場合は警告を発するようになるという。Googleからは「2018年7月以降、Chrome(バージョン 68)では HTTP ページを開くときに「保護されていません」という警告メッセージが表示されるようになります。」と言ってきている。

◆ 自前の証明書を作れば保護されていない警告は出なくなるかも知れないが、証明書が怪しいぞと言われる。これを回避するためにはちゃんとした証明書を買う必要がある。もちろんSSLに対応した処理を行えるようにサーバ設定も行わなければならない。

◆ さらに、全てをSSLにしてしまうわけにはいかない。http://でリンクされている場合はhttp://でアクセスできなければいけないからだ。
これは非暗号化アクセスを許すページを残しておく方法と、全て暗号化ページにリダイレクトする方法がある。

◆ 更にはページ内に表示される広告の類いも全てSSLで配信されてくる必要がある。そうでないと非暗号化部分も表示するかどうかと聞かれて面倒だ。チェックしてみるとGoogle広告の古いコードの場合はセキュアではない広告が来るようだ。楽天の広告も駄目だった。

◆ 私はChromeも使っているがメインではない。Googleに何を持って行かれるのか分からないという嫌らしさがある。Googleは地球人の全てを把握しようと日夜努力しているわけで、そのツールの一つがAndroidでありChromeなのだ。

◆ ブラウザシェアは日本国内に於いてChromeが約37%である。Chromeに続くのはIE11で約21%、3位以下edge、FireFox、Safari、Chrome(Android)と続く。つまり37%の人がF&Fをアクセスすると警告メッセージを目にするというわけだ。
SSL対応は、通常のページは良いのだがCMSの部分やCSSなどを多くロードしている所は厄介で面倒である。気長に修正していく。

◆ SSL/TLS対応サイトが増えて困るのはモバイル通信で画像圧縮をしている事業者だろう。SSL/TLSでデータをいじってしまうと警告が出るんじゃないかな。

◆ ソフトバンクの言う所の画期的方法の一つがこの画像圧縮だったのだが、今でも画期的方法は使っているのだろうか。そう言えば実効速度は今も公表しているのかな。理論速度でも実効速度でも他者に全く追いつけなくなっていた。

◆ MVNOでも圧縮している事業者があるのだが、これも無効化されてしまう。とするとドコモ網との接続帯域をより広げる必要が出てくる。個人的には圧縮/非圧縮が切り替えられるのがベストだ。biglobeは切り替え可能、楽天モバイルは全て圧縮だ。


オゾン発生器(2)(6/28)
◆ オゾン発生器を使ってみる。公称6g/hrの発生量なので、相当オゾン臭い。中華仕様なので6gはオーバだとして、しかし1g程度は出ていると思う。

◆ 機構は極めて簡単で高圧電源と無声放電をさせるための電極、そこに風を送るためのファンだけだ。タイマーはゼンマイ式なのだがスケールが大きく甘いために細かな設定は出来ない。

◆ 人間のいる環境では6畳の部屋で精々2〜3分の稼働時間が良い所だ。たぶんこれで0.01ppm程度の濃度となり臭いを感じる。
10ppm以上の濃度下では小動物が生きていけないばかりか、金属はもちろんのこと樹脂やゴム類も酸化してしまう。ただこの装置でそういった状態が起こりうるとされる数百ppm以上の濃度には出来ないと思う。発生量よりも分解速度の方が早いからだ。

◆ 防かび処理などは0.05〜0.2ppmの濃度で行うようだ。この環境中に野菜や果物を入れておくとカビなどが死滅して保存性が良くなる。

◆ ウチではクローゼットと押し入れに臭いがある。ここに引っ越してきた時に基礎下から噴霧した防蟻剤の溶剤の臭いが取れないのである。が、富士通の脱臭器を稼働させておくと殆ど臭いを感じないレベルになる。

◆ ここに強力オゾン発生器を入れて数分×数回オゾンを発生させると臭いはかなり消えた。押し入れの空間に数分間の稼働は相当オゾン濃度も上がると思うが、オゾンはどんどん分解されてしまう。

◆ 猫部屋にはPanasonicの電気集塵式空気清浄機と富士通の脱臭器が置いてある。通常はこの二台で脱臭は十分だが、猫が糞をすれば当然ながら臭いが充満する。そんな場合でもこのオゾン発生器を少し運転すれば臭いは消失する。

◆ 下駄箱の臭いは靴の臭いと言うよりも下駄箱の木材そのものに染みついた臭いだ。これも下駄箱の中にオゾン発生器を入れて暫く運転していると臭いがなくなる。

◆ 普通の活性炭の吸臭だと物体表面に付着した臭いは中々取れないが、オゾンの場合はそうした臭いも酸化分解するので効果が高い。ただし安定した物質の臭いは分解できないので残る。

◆ オゾンは微生物も殺してしまうので細菌やカビなどの防止にも有効とされる。浴室などでオゾン発生器を稼働させておくとカビが生えないらしい。カビに対する効果は確認が難しいので何とも言えないのだが、目に見える効果があれば報告したい。

◆ 人間のいる環境でのオゾン濃度の限界値を0.1ppm(日本産業衛生協議会が勧告する作業環境基準濃度)とし、このオゾン発生器が1g/hrの発生量だと仮定するならば9畳の部屋で30分間稼働させた時がこの濃度だ。

◆ ちなみに下駄箱に入れて稼働させた時は、中の靴は全部出した。高濃度のオゾンで満たされるので余計なものは入れておかない方が良い。


+メッセージ(6/27)
◆ ドコモは独自のアプリで、auとソフトバンクはSMSアプリのバージョンアップで対応した+メッセージ、LINEのインストールに抵抗のある人には良いサービスなのかも知れない。

◆ アプリは入れてみたが特別違和感のあるものでも無く、メッセージアプリ同様に使う事が出来る。ただ、ドコモから宣伝のSMSが来る。これってブロックできないのかなぁ。

◆ 現在の所対応しているのはドコモ、au、ソフトバンクのみなのかな。MVNOにも解放する云々の話はあったがよく分からない。
UQやYMの扱いがどうなるのかにもよるが、又中途半端なことをやるとMVNOから反発を食らう。

◆ と言うよりも特定の相手(事業者)間でしか使えないメッセージアプリなど、それ自体が中途半端だ。日本のみならず世界のどことでもつながって当たり前の時代に国内の限られた事業者専用ですよと言ってシェアが増えるとは思えない。

◆ 電話番号によるメッセージの送受信は従来型携帯電話の時代に各社独自に行っていた。やがてE-Mailのアドレスが電話番号になるも迷惑メールが氾濫したためにインターネットメール準拠(微妙…)になる。

◆ 絵文字も一応国際化を果たして現在に至るわけだが、そんな中で独自システムで囲い込みを行うのがAppleだ。+メッセージに近いと言えばそうかも知れないそのシステムをiMessageという。

◆ +メッセージはLINE対抗と言うよりもiMessageチックなものだと思った方が良いのかも知れない。iMessage同様に相手が+メッセージ非対応だと通常のSMSでのやりとりになる。

◆ iPhoneはE-Mailが使いにくかったのでSMSやその拡張版、或いはLINEがよく使われるようになった。
iPhoneのシェアが大きければ囲い込みは成功するわけだが、そうでないと独自のシステムは廃れる。

◆ Androidにしても過度なスタンバイ中の通信制限によってE-Mailの即時性は失われた。LINEは多少は遅れるが不自由なほどでは無い。SMSは着信通知方式が他とは違うので遅延無く受信することが出来る。

◆ 今となってはE-Mailは、少なくとも即時性という問題に於いてはiPhoneの方が使いやすい。Androidはアイドル時間がどのくらいなのかにもよるのだが、夜スタンバイ状態になったスマートフォンに朝にメールが来たとしても、スマートフォンに触れなければメールが着信するのは数時間後だ。

◆ 会社のデスクでPCを立ち上げるとGmailの新着がある。あれ?何でスマートフォンで着信しないのかな?と、ロックを解除した途端にメールがまとめて受信される、みたいな感じだ。
メールが来ていないかどうかたまにスマートフォンを待ち受け状態にしてみるか、或いは何かのアプリを起動させっぱなしにしてスリープ状態に入ることを阻止するか、いずれにしても電力馬鹿食い状態にしないといけないという使い方をGoogleは推奨している。


管理費(6/26)
◆ 管理別荘地に物件を持つと管理費を取られる。マンションに住んでも管理費を取られる。その額は8千円から3万円だそうで平均値は1.2万円ほどだとか。年額にすると15万円近くになるので決して安いとは言えない。
管理費によって共有部分などの照明代や管理人の費用が捻出される。

◆ 別荘地の管理費も同じように別荘地内の設備の管理や道路維持、草を刈ったり管理事務所の維持費用に充てられる。年額は3万円前後から30万円前後と幅広い。これは所有する区画の面積などによっても変わってくるからだ。軽井沢で200坪の土地と家屋があると年額約15万円と、マンション同様の管理費額になる。

◆ 伊豆各地は軽井沢よりも安価で年額4万円〜8万円くらいだ。この費用で管理されているのだからコストパフォーマンスが高い。というか、マンションの管理費って一体何であんなに高いのかと思わざるを得なくなる価格である。

◆ 別荘地内の草刈りや枯れ葉の掃除だけでかなりカネがかかっていると思う。ここは建物があると年額5万円くらい、土地だけの所有だと年額2万円位を取られる。仮に150戸の家屋と400区画の土地があるとすると年間収益は1.55千万円だ。

◆ 管理人が何人常駐しているのか把握していないが、多い時には3〜4人が管理の建物の中にいる。これでは人件費だけで管理費が消えてしまう。
冬場には2台の除雪車が稼働するし毎日別荘地内のパトロールが行われている。

◆ 別荘地ではない所に住むと管理費がかからない代わりに町内会費などがかかる。町内会費は都市部で安く地方で高い傾向なのは支払者が少ないからだろうか。町内会費の平均は年額1万円〜3万円だそうだ。

◆ 町内会費の支払いに義務はないしイベントの準備の手伝いや当番に参加しなければならない理由も無い。これは学校行事の当番や係と同じである。そもそも学校には費用を負担して子供を通わせている。にもかかわらず無償での労力を要求される。
共稼ぎの世帯では無償どころか収入減少にもなってしまう。

◆ これらの"強制的な協力要請"は公序良俗に反する行為となるので軽犯罪法違反だ。アパートに住んでいても町内会費を取られたりゴミ収集場所の清掃当番が回ってきたりする。しかし仕事が忙しかったりすると規定の時間内に清掃をする事が出来なくなる。なのでアパート住まいの時は「無償での労働力提供が賃貸契約上出来ない」とお断りの文書を出した。
そもそも当時、家を出るのは7時前で帰ってくるのは午前1時か2時頃、土日は休日出勤なのだから住民サービスなど不可能だった。

◆ 当番だから、みんながやっているからと押しつけられても困る。地域によっては町内会費から外注で清掃を行う所もあるそうで、共稼ぎの多い世帯の多い地域ではこの傾向だとか。
その町内会費も支払いの義務は無い。
あくまでも払いたい人が払えば良いだけの話なのだ。


オゾン発生器(6/25)
◆ オゾン脱臭は強力である。プラズマクラスターやナノイーなども無声放電により微量のオゾンは発生すると思う。
富士通のものは紫外線灯でオゾンを発生させていて、オゾン臭を感じる。

◆ ウチは猫が増えたので猫部屋には2台の空気清浄機を置いている。一台はずっと以前から使っているPanasonicの電気集塵式のもの、もう一台はオゾン発生器や金属触媒で脱臭を行う富士通製のものだ。

◆ 下駄箱はいわゆる靴の臭いがしていた(中古で購入した時から)が、ここにナノイー空気清浄機を入れておくと殆ど臭いを感じなくなる。ただしこの空気清浄機、多湿環境では勝手に運転が止まってしまう。

◆ 最初に買った横浜の家のシャワートイレはオゾン脱臭器がついていた。オゾンによる分解は酸化によるものなので、酸化させても別の物質に変化しにくいものの臭いは取れない。
逆に硫化物やアンモニア系など酸化させることによって窒素や酸素或いは水に分解できるものには効果的だ。

◆ 強力な酸化作用があるので雑菌なども死滅させることが出来るし、濃度が上がれば人間にも悪影響が出る。飼育水槽などの水をオゾン殺菌する場合は、残留オゾンを取り除くために活性炭フィルタなどを使用するしナノイー発生器にも活性炭が入っている。

◆ いわゆる脱臭屋的な現場でもオゾン脱臭器が使われる。自動車内の臭い除去なども同様だ。ただし芳香剤などの化学的に作られた臭い成分は安定しているので除去できない。

◆ 業務用と謳われたオゾン脱臭器を日本のメーカが売ると5.4万円もするが、同じものを並行輸入すると8,130円だったりする。
今回購入したのはいささかオゾン発生量が多すぎる気がしないでもないが、タイムセールで5千円ちょっとだったので買った

◆ 使い勝手や使った感じなどは後日又レポートする予定だ。内部構造は簡単なもので電極で無声放電させて、そこに空気を流すだけだ。
従って部品としては電源と放電板とファンだけだ。タイマーはメカニカルの物が付いているが、いささか時間が荒すぎだろう。

◆ 家全体に行き渡らせるならばこのタイマーでも良いかもしれないが、狭い部屋で長時間動作させるのは危険が伴う。おそらくメカニカル式では短時間のタイマが無かった(精度が出ないことを含めて)のかも知れない。

◆ インターバルタイマーを別に買って付けるかと思ったが、安価なタイマーはインターバルモードが無い。
毎日一回決まった時間にONにするような設定は可能なのだが、1時間に1分間だけONにするみたいな事が出来ない。


Amazon2015(6/24)
◆ 日本でAmazonが売り上げを伸ばしたのは2015年からだとか。
送料の無料化を行った頃に伸びたのかなとも思うのだが、それがこの頃だったのか。実際私にしても以前は楽天をメインに使っていたが、今はAmazonで買う方が多い。

◆ Amazonは検索しやすくページが見やすい。全てが統一されていて無駄な広告などは出ていない。対する楽天は正反対で目的の商品がどこにあるのか分からないほど無駄なバナーが並べられるし、検索順位にバイアスが加わっているので探しにくい。

◆ AmazonはPrimeであれば翌日には商品が手に入る。楽天でも翌日配達があるのだが休日や休業日にはそれが行われないなどよく見なければいつ配達されてくるのかが分からない。発送日が明記されていないショップだと1週間以上かかる場合もある。

◆ これは無在庫販売などを行う所があるからで、受注後に商品を発注するスタイルなので時間がかかる。
Amazonで時間がかかるのは本国発送品だが、これはそれが明記されている。

◆ しかしAmazonの勢力拡大におびえているのは楽天だけではない。むしろ既存の実店舗販売店やカタログ或いはTV通販などが大きく落ち込んでいる。特にカタログ通販はカタログの制作と郵送コストがかかるので原価を押し上げてしまう。

◆ デパート不振は今に始まったことではないが、Amazonショックは家電量販店にも及んでいるという。
確かに価格としてはAmazonが安いのだが品揃えという点でヨドバシカメラも頑張っているとは思う。
およそ家電とは関係のないような電材だとか配管類まで、取り寄せ商品となってはいるが購入が出来る。ヨドバシドットコムは送料が無料なので安価な商品や塩ビ管など長尺ものを買うのに都合が良い。

◆ 影響を余り受けていないのはホームセンターだそうだ。Amazonでもホームセンターにある品物の多くを買うことが出来るが、必ずしもAmazonが安いとも言えない。
工具類などにしても、勿論Amazonの中華ものが安いケースもあるがホームセンターの方が安いこともある。

◆ そう考えるとAmazonの勢力拡大で影響を受けているのは販売コストの高い所だと言える。デパートなどはその最たるものだ。楽天などもテナント料の値上げなどが相次いだ影響で安売りが出来にくくなった。

◆ ヤフーショップは送料低廉化などにも力を入れていて、同じショップが楽天とヤフーに出店している場合にヤフーの方が価格を安くしている場合もある。特に競争の激しい特定モデル家電だとか食品乾物類などは出店コストや送料がネックになる。

◆ 楽天は出店者同士を戦わせるのでインチキが起きる。あらかじめ高い値段を付けて関係者がそれを買って実績を作り、後に普通の値段に戻して5割引!とかやる。


猫の話(6/23)
◆ 以前にも書いたがアメリカンショートヘアは飼いやすい猫だ。
気の荒い所もなく余り鳴かない。
子供のおもちゃにされても怒ることは少なく賢い。

◆ 人間嫌いと言うことでは無いと思うがいじられまくるのは余り好きではないが、人間から1〜2mの距離を保って近くに寄ってくる。被毛はダブルコートなので洗った後などは乾かすのに少し手間がかかる。

◆ 猫全体に言える事だがメスよりもオスの方が大きい。オスは去勢すると意識も子供のままになるようで甘える猫が出来上がる。
オスの場合はスプレーの問題があるので去勢するのであれば発情前にしたいが、去勢すると成長ホルモンのバランスも崩れるので大きな猫に育てるのならば去勢は遅らせた方が良い。

◆ おとなしいという点ではメス猫の方が飼いやすい。発情しても鳴き声以外の問題は無いので避妊手術は1歳前後が良いと思う。
三毛柄や特定のカラーはメス猫にしか存在しない。

◆ 入手先は今はブリーダさんから直接買うのも普通になった。ブリーダさんを見ると猫の育て方が分かる。ペットショップのようにケージで管理している所もあれば放し飼いの所もある。

◆ 放し飼いだと親猫や仲間の猫とのコミュニケーションが取れるので協調性などが生まれると思うし運動量が多いので筋肉などが増える。

◆ ケージ管理だと多の猫との接触がないので怪我が防げる。子猫は遊びまくりじゃれまくるので常に怪我の心配がある。猫同士のじゃれ合いで目を怪我したりヒゲが切れたりする。

◆ 色々なブリーダさんを回って猫を探す人もいるが、私は写真を見て気に入った猫は100%買っている。ブリーダさんのところに行って実際の猫を見て気が変わったと言うことはない。

◆ 今は2回目のワクチン接種後に引き渡すのが一般的なので月齢は3ヶ月と言った所だ。小さな猫は食も細いし管理が大変なので4ヶ月位までブリーダさんに預かって貰った方が楽である。

◆ 猫代の他にワクチン代を請求されることもあるし、ワクチン代を含んだ価格で表示している所もある。ワクチン代は高くても2回分で1.5万円ほどだ。

◆ 猫は犬と違って世話が非常に楽だ。トイレのしつけも不要というか、ブリーダさんによってはトイレの砂をくれるので、それを猫トイレに入れておけば臭いでそこがトイレだと分かる。

◆ あとは新鮮な水と食料があれば良い。缶詰などの方が食べが良いのだが栄養価が低いので注意を要する。いくつもの猫餌を試しているが食いつきの良いのはロイヤルカナン子猫用だ。

◆ 脂肪分の多い食事だと下痢をする猫もいるし、特に子猫の間は食べ過ぎたりするとすぐ下痢をする。そんな時は脂肪分が少なく食いつきの良いキャネットを与える。


ファンベルト(6/22)
◆ BENZの直列6気筒エンジンはファンベルトが付いていない。オルタネータはクランク軸に直結されている。オルタネータはスタータも兼ねているし、エンジンのトルク変動吸収も行う。これによってアイドリング回転数は520回転と、V8並に低い。

◆ 走行中のエンジン回転数も低く100km/h時は1250回転でしかない。低速域ではこのスタータゼネレータが16kWの出力でエンジンの回転を手伝う。

◆ ウォータポンプやエアコンコンプレッサは電動化された。ハイパワーなオルタネータのおかげで余剰電力が生まれ、それでエアコンのコンプレッサなどを駆動する。

◆ 補機類電動化を助けるのが小型で大出力のモータだ。エアコンのコンプレッサやウォータポンプだけではなく電動スーパーチャージャも実用化されている。

◆ このモータは全長が10cmしかない小型のものだが出力は11kWもある。駆動電圧88Vで116Aも電流が流れる。このくらいの出力があると遠心型コンプレッサを回して過給に使える。

◆ BENZが直列6気筒を復活させた理由はエミッションコントロールだという。V6だとバンクごとに3気筒分の排気をまとめる形になるが、排気温度の維持などの点で直列6気筒より不利だという。
ま、これはBENZの言い分であって排気の保温などどうにでも出来そうだけど。

◆ 直列6気筒は全長が長くなるのでボンネットを長くしないと十分なクラッシャブルゾーンが得られない。しかしファンベルトレスにすると全長がV8と変わらなくなるので既存のボディに搭載が出来るようだ。エンジンのバランスという点ではV6よりも直列6気筒の方が有利になる。

◆ 電動過給器はアウディやBENZ、三菱重工が採用する。三菱は既存の排気ターボを電動アシストする仕組みがあったような気がする。排気パワーの少ない領域ではモータでコンプレッサを回しておき、ターボラグを減少させる。

◆ この既存のターボのシャフトにモータを取り付ける方法では、排気出力によって発電することも出来る。もっとも低負荷運転時はターボチャージャは高速回転しないので、そこからどのくらいの出力が得られるのかは疑問だったりする。

◆ 高負荷時は、高負荷なのだからコンプレッサを回す必要があり発電にパワーを使っている場合ではない。唯一高負荷時に役に立つと言えば、吸気圧が上がりすぎて排気バイパス制御に入る部分を発電機によるエネルギ吸収に置き換える感じだろうか。ただしこの領域ではタービンの効率域を逸脱していることになる。

◆ BENZもAUDIも電動コンプレッサだけですべてをまかなうわけではない。
AUDIはツインターボ+シングル電動コンプレッサ構成で、低負荷低回転時のアシストのみを電動コンプレッサが受け持つ。


猫の目(6/21)
◆ 低照度でもよく見えるという猫の目、アイリスの変化度合いがかなり大きい。
感度と相反するのかも知れないが犬や猫は色の識別能力に欠ける部分があるという。

◆ 以前は犬はモノクロの世界を見ている風に言われていたがちゃんと色は識別できるそうだ。ただし赤緑色盲的な状態なので赤も緑もグレーに見えるらしい。

◆ 猫は赤色は知覚できないと言われているのだが、その論は否定したい。何故ならば赤色のレーザポインタには良く反応するからだ。緑色のレーザポインタには反応しにくいが赤色には反応する。

◆ 最近気づいたのだが特にこの緑色のレーザポインタのドットの見え方は猫によって異なるようなのだ。メインクーンの二匹は緑のドットがよく見えるらしく必死に追いかける。
しかし目の大きなスコティッシュフォールドには見えないようで、全く反応しない。

◆ しかし赤色レーザポインタに対してはメインクーンもスコティッシュフォールドも同様の反応を示す。人間でも白人は青いものを目立つ色と捉え(パトライトが赤ではなく青)黄色人種は赤を目立つ色と捉える。

◆ 色とは別の話だが猫は近眼だ。
無限遠にピンとを合わせても精々5〜7m先までしか焦点が合わないそうだ。

◆ メインクーンは被毛の色も様々だが目の色も色々ある。ウチにいる2匹はいずれも薄いアーモンド色(ヘーゼル)なのに対して、スコティッシュフォールドはかなり濃い色(カッパー)だ。この辺りにも見え方の違いがあるのかも知れない。

◆ 目の色は色素の少ない方からブルー ⇒ グリーン ⇒ ヘーゼル⇒ アンバー ⇒ カッパーと呼ばれる色になる。

◆ 猫界ではグレーのことをブルーという。猫は赤色しかなく(無彩色を入れると黒もある)後は濃淡だけだ。赤と言っても茶色なのだが猫界ではレッドタビー(茶虎)という。

◆ ではグレーは全部ブルーかというとシルバータビーというグレーの縞々猫がいる。アメリカンショートヘアなども白黒のものはシルバータビーでありブルータビーではない。ちなみに茶色の縞々のものはブラウンタビーでこれは文字通りだ。

◆ ウチには三毛柄のメインクーンとブルー(少し肌色っぽい色も混じっている)の猫がいるが、いずれもメスしか生まれない。まあ雄の三毛猫が希に存在するように、その位の確率では生まれることがある。

◆ グレーの猫は純血種以外では日本では珍しい。ロシアンブルーやシャルトリューなどその色しかない猫は別として、その他の猫種では(日本では)もしかしたら生まれにくいのかも。
逆に三毛柄は日本で生まれやすいと言い、猫種によっては三毛柄の猫を海外のブリーダが買いに来ると言われる。


配信者(6/20)
◆ 前回の配信者話の何日か前に女性を暴行して逮捕された大原容疑者、ニュースなどにも取り上げられて本人は大喜びだったそうだ。その後5月末近くに不起訴になったとニュースが流れた。

◆ 大原氏は配信界でもトップクラスのロリコンである。大人の女性には余り相手をされないためか小学生や中学生が良いという。そのロリコンぶりが取調中に(おそらくはスマートフォン内の画像などからだと思う)発覚したという噂も流れた。

◆ 大原氏は前科前歴4犯になったのかな。時には年に2回、それ以外は毎年捕まっているみたいな感じではないだろうか。無免許運転で捕まったのが32歳の時、現在35歳である。

◆ 大原氏の逮捕で揺れたのはPUSHという番組だ。よくは知らないのだが、PUSHアプリから課金して気に入った配信者に投票をすると、その配信者がTVに出られるという。

◆ 当初は無料放送だと言っていたのがスカパーの無料BSチャネルという見る人が余りいない所での放送となった。これに大原氏も出演していたのだが、出来レースでありレギュラー出演契約的なものだったようだ。勿論リスナーはそんな事は知らないので、大原氏のかけ声によってどんどん課金する。まあステマというか詐欺ですな。

◆ 個別契約レギュラー出演だがノーギャラなのは、TVに映りたくて仕方の無い配信者が多くいたからだ。だが罰則の規定はあったらしく大原氏の逮捕によって番組が終わらざるを得なくなったから賠償金を寄こせというものだ。

◆ このPUSH系の企業はニコ生関係でも詐欺まがいの事をやったとか。なので悪質な事は分かっているのだが、それでもTVに出たい一心で契約書にサインをしたのが大原氏と言う事になる。

◆ これらに関して裏で何やら動いたのが未成年淫行で捕まった事のあるというみずにゃんや、最近痴漢容疑で捕まった三杯目ひかるだ。

◆ 何故配信者に前科者が多いのかは以前にも書いたが、前科者はまともな職に就くことが難しいので手っ取り早く金を稼ごうとする。詐欺犯などは口が上手いので配信者にぴったりというわけだ。

◆ そして、こうした前科付きの人間を集めてTV番組を作ったのが詐欺まがい会社というのだから何とも面白いというか何というか。

◆ 問題の大原氏は数千万円の損害賠償請求されるのだとか。と言ったって遊ぶ金はあっても払うカネはないという大原氏なので支払われる可能性はゼロに近い。

◆ 大原氏は「配信の仕方を教えてやる、10回のレクチャーで100万円だと言って配信初心者からカネを取ったが実行されたのは3回だけ。払った人間が返金を求めると「貰った以上は俺のカネだ、返さない」の一点張りだったとか。


ホーダイ(6/19)
◆ ホーダイというとドコモのパケ・ホーダイがある。パケット使い放題を短くしたものだ。パケホーダイの提供開始は2004年からだそうだ。ドコモがパケット定額制に踏み切ったのはauのEZフラットやダブル定額に対抗するためだ。

◆ それから10年の歳月が過ぎ、ソフトバンクはスマホーダイを発表する。どんどん儲かって笑いが止まらない、ソフトバンクはスマイル放題か何かの略だと思うが、例によって厳しい制限が課されていて決して使い放題ではなかったという。

◆ そのソフトバンクは、国内通信事業に孫さんが飽きてしまったのでだんだんと普通の会社になっていく。孫さんのパワーが及ぶ間は嫌われながらも成長するという路線を貫いたわけだが、それ以降は騙し騙し伸びていく感じになる。

◆ ソフトバンクの真似ばかりしている楽天モバイルはスーパーホーダイを始めている。スーパーマーケットで何でも買い放題というわけでもなくスーパーマン呼び放題でもない。いったい放題の前に付くスーパーとは何を示しているのだろうか。

◆ 調べてみると低速通信が使い放題+5分以内の音声通話が使い放題という事になっている。低速通信の速度は最大で1Mbpsだそうだが通常通信でも楽天モバイルは余り速くないので意外と気にならない可能性もある。

◆ 料金は月額1,980円なので高くはない。ちなみにDTIのパケット使い放題プランは2,200円(データSIM)から2,900円(音声SIM)となっている。
DTIはフルスピード通信が可能だが、以前にblogの記事のコメントで"1.3GB/Day"で規制がかかると教えていただいた。

◆ MVNO各社もARPU底上げのために使い放題プランなどを充実させていくと思われる。MNOの場合は混雑時間帯でも速度低下が少ないので意味はあるのだが、MVNOの場合は使い放題でも通信速度が遅くて余り使えないみたいなところがある。

◆ スマホーダイも決して良いネーミングではないが、スーパーホーダイって何だよみたいな、いかにも楽天だよなぁと思ってしまう。
パケホーダイの前にはテレホーダイがあった。これは携帯電話の世界ではなく有線通信の使い放題で、NTTが1995年にサービスを開始した。

◆ 電話使用率の低下する23時〜8時までの通信が定額で行えるというもの。
アナログ回線で月額1,800円、INS64で月額2,400円だった。この"テレホタイム"には一斉にインターネット接続が開始され、各サーバなどが"重く"なった。

◆ 各地では24時間テレホーダイ運動みたいなものが起こった。ようするに完全定額で使い放題にしてくれと言う運動だ。1997年にはocnが128kbpsで24時間接続のサービスを開始、月額3.8万円と高額だった。

◆ 個人ではとても引けない価格であり、ビジネス用途が種だった。当時会社でこの回線を引いたが、就業時間後は誰も使う人がいないので自由に使って良いよと無料開放したのがCDS-Netの始まりだった。


ネコ(2)(6/18)
◆ ロシアンブルーは小型のネコ、ベンガルキャットは中型のネコに対してメインクーンは大型ネコである。生後半年で既にウチで一番デカいネコになっている。
生長は4年くらい続くらしいので未だ大きくなるだろう。

◆ 長毛種は一般的にそうなのだが余り活発ではなくおとなしい。
ベンガルやオシキャットは全身筋肉質のような野性味溢れる面があるがメインクーンはおっとりしている。ロシアンブルーはブルー(ネコ界では灰色をブルーと呼ぶ)のみ、ベンガルはヒョウ柄のみだがメインクーンは全ての色がある。と言ってもネコは色としては茶しかない(薄い・濃いはある)。白と黒の無彩色を色として含めれば2色だ。ただしその組み合わせは無限に存在するわけで、違った色のメインクーンが欲しくなった。

◆ 何度かお世話になった伊豆の動物病院の先生がメインクーンを飼っている。真っ黒なメインクーンとブルーのメインクーンだ。
ロシアンブルーもソリッドなので同じと言えばそうなのだが、ブルーのメインクーンが欲しくなった。で、5月にソリッドでは無いがブルーのメインクーンを手に入れた。

◆ 更に色々なネコを見ているとブルータビー(シルバータビーよりも濃いめの灰色の縞)のスコティッシュフォールドが目にとまった。ちょっと悪顔のそのネコはアメリカンショートヘアに少し似ている。スコティッシュフォールドはフォールド、つまり垂れ耳のネコもいるがこのネコは立ち耳だった。なので余計にアメリカンショートヘアっぽい(もっと丸顔だけど)感じなのだ。

◆ このネコもどうしても欲しくなり飼う事にした。ロシアンブルーも含めて全部メスだったのだが、スコティッシュは雄ネコである。一気にネコが増えたので大変と言えば大変なのだが、ネコは手のかかる動物では無いので勝手気ままに暮らしている。

◆ ネコトイレを増やしたり空気清浄機(オゾン脱臭器)を増設したりしたが、その程度である。抜け毛の季節は大変なのだが、ファーミネーターという毛を引っかけて抜くみたいなブラシ?で相当手間が省けている。

◆ ちなみにウチにあるファーミネーターはたぶん偽物だ。偽物は本物の半額以下で買えるが、細部の作りが良くない。価格が安いから偽物だろうなと思うくらいで、出来の良い偽物は本物と見分けが付かない。その一方で粗悪な偽物もあるので注意を要する。

◆ ブルーのメインクーンは三毛柄のメインクーンより月齢辺りの体重が低い。ネコにも個性があるので大きいものもいれば小さなネコもいる。何年かしてどのくらい大きくなるかは今の時点では何とも言えない。

◆ ベンガルも避妊手術をすると色(柄)が変化するし、ロシアンブルーも加齢と共に茶色っぽくなってきた。


ネコ(6/17)
◆ 写真などはBlogの方にたまに載せているが、ネコが増えている。ネコを飼い始めたのは2002年頃で、それ以前にも飼った事はあるが野良猫を拾ってきて、いつしか勝手にどこかに行っちゃったみたいな感じだった。

◆ 最初に飼ったのはシルバータビー(銀のしましま)のアメリカンショートヘアで、いわゆるペットショップの売れ残りだった。売れ残ったネコは処分されてしまうのが可哀想に思えたし、安くなっていたので買った。

◆ このアメリカンショートヘアは約11年の寿命だった。リンパ腫により命を落とさなければ、もしかしたらもう少し長生きしてくれたかも知れない。引っ越してくる時に骨を掘り起こして連れてこようかとも思ったのだが、そっと静かに眠らせておく事にした。

◆ アメリカンショートヘアの次に我が家に来たのはロシアンブルーである。当時は今ほど動物売買の決まりが厳しくない頃で、生後2ヶ月くらいでウチにやってきた。このネコももう14歳になる。純血種としては十分に長生きなのだが、老齢化に伴い気難しくなり、寝てばかり居る。

◆ 純血種は血統を守るために同族交配が行われるので遺伝子欠損が修復されにくい。このためその種独特の疾病があったりして中々長寿というわけにはいかない。作出されて年月の経ったネコはある程度は安定しているが、それでも弱い部分はある。

◆ ロシアンブルーの次にウチにやってきたのはオシキャットだ。だがこのネコはキャリーケースから飛び出して行方不明になってしまった。樹脂製ハードケース的なキャリーケースなのだが、ロックが外れやすい。同型のキャリーケースで後にも同じような事があったので以来テープや紐で蓋を固定するようにしている。勿論普段は使わず、ソフトケースを使っているのだが一時的にネコを入れておきたい時もあるので捨ててはいない。

◆ オシキャットがいなくなってからはアメリカンショートヘアとロシアンブルーの二匹になっていた。
しかし2013年にアメリカンショートヘアが死に、ロシアンブルー一匹になった。

◆ ロシアンブルーは飼い主以外には人間にもネコにも馴れないので一匹は苦では無かったと思う。が、2016年にベンガルキャットを飼う事になる。子猫のベンガルはロシアンブルーと仲良くしていたのだが、ある程度成長するとさほど仲良しでは無くなった。喧嘩をするわけでは無いが互いのテリトリーは侵害しない、みたいな距離感である。

◆ 以前から大型のネコが欲しいと思っていたのだが、中々思うようなネコと巡り会えなかった。メインクーンの雄はかなり大型になるのだが、気に入ったネコが探せなかった。そんな時に見つけたのがメインクーンの三毛猫で、メスではあったが毛の具合や顔つきが気に入ったので飼う事にした。


EV・FCV(6/16)
◆ 日産・ルノー/ダイムラー/フォードの開発するFCVの商用化計画は凍結されると報じられた。FCVではなくEVに集中するとのことだ。
既に日産はEV車の販売実績もあり、欧米などの規制などを見てもEV有利と考えたのだろう。

◆ トヨタはいったん開発を中止していたFCV開発を再スタートさせている。EV/FCVよりハイブリッド車の方が効率的だとして以前にFCV開発を停止した。この事によって世界的にFCV開発が下火になった。

◆ しかしハイブリッド車で優位性が見いだせなくなると、いち早くFCVの開発に舞い戻った。2020年頃の稼働を目指すFCV主要部品工場を新たに作り、年間3万台の販売を目指す。

◆ 日産連合はFCV自体の開発の遅れもあるが、インフラ整備が追いついてこないという理由からEV開発に力を入れる。2022年頃までには日産・ルノー/三菱自動車で共通プラットフォームを使いながら12車種程度を発売したいという。

◆ 果たして次世代車はFCVなのかピュアEVなのか。EV対ハイブリッド車ではトヨタのハイブリッド車ラインナップが完全な勝利を収めた。

◆ FCVは水素ガススタンドの整備が必要になる。主要都市には既に水素スタンドが出来ているが、建設にコストのかかる水素スタンドがそこまで増えるのか。
ガソリンスタンド自体が減っている現状で水素スタンドを増やしていくことが出来るのだろうか。

◆ EV用の充電設備は比較的簡単に増やすことが出来る。現状でも高速道路をはじめとしてショッピングセンターの駐車場などにも設置されている。
最大の問題点は充電に時間がかかることだ。

◆ トヨタのMIRAIは4.6kgの水素をタンクに充填して650km(カタログ値)の距離を走ることが出来る。水素の充填に要する時間は数分間であり、ガソリン補給時間と余り変わらない。

◆ 実際の航続距離は350km程度と言うことなので十分とは言いがたい。350km走行後に水素を満タンにすると4,500円前後かかるそうなので、1kmあたりの走行コストは13円前後だ。
エコドライブと高速道路走行に徹すれば航続距離は450km前後にまで伸びると言うことだ。

◆ 1リットルで15km走れるガソリン自動車の1km走行辺りのコストは10円程度、EVならばその半分以下になる。今後水素のコストが下がってくればランニングコスト面でも実用化が見えてくるのだがどうなのだろうか。

◆ 水を電気分解して作った水素をFCで燃やして又水にする、だったらEVの方が効率的なのは言うまでも無い。化石燃料を燃やしたガスから水素を分離する、これは水素と共に大量の二酸化炭素が生み出されてしまう。

◆ 太陽光発電で作った電力で水を電気分解すると、一見環境に優しく思えるのだが最もコストがかかる。ソーラーパネルの製造に多くの電力を使うからだ。


オイル(6/15)
◆ ジムニーのキングピンベアリングを変えた話はBlogに書いた。ベアリングにはグリスが付いてはいたが錆びていた。何故オイル分が付いているのに錆びるのだろう。

◆ 油分は水をはじくので普通は水が浸透しない。さび止めが塗れないような摺動部はグリスでさびを防ぐ事が出来る。しかしそのグリス層の下に水が入ってしまうと金属が錆びる。

◆ CRC556などに代表される浸透性潤滑剤は、金属表面に水が付いていたとしてもその水の下に油分が入り込んで水を浮かせてしまう。この置換作用によって金属表面の保護が可能になる。

◆ しかし浸透性潤滑剤の多くは"軽い"オイルであり耐久性に劣る。従って定期的に塗り直すなどしないと効果が続かない。

◆ 一方でグリスなどは安定して蒸発しにくいので中長期的に潤滑が行える。しかし置換作用に乏しいので水が入ってくると金属部分を錆びさせてしまう可能性がある。

◆ と言っても大きな水滴は金属部分に到達できないのではないだろうか。空気中の水分などの、いわゆる湿気の類いが金属を錆びさせるのではないかと思う。

◆ キングピンベアリング部は動きも少ない(くるくる回るようなものではない)ので油膜が再形成されにくいなど条件的にも厳しいのだとは思う。

◆ トラックなどの自動給油装置みたいに新しいグリスなりオイルを回すような設計ならば金属面のさびは防げる。もっとも何もしなくても数年以上の耐久性がある部分なので、そこまでコストをかける事は出来ないんだろうな。

◆ 構造的にもこの部分は現行モデルの前のモデルから同じであり、定期メンテナンス部という訳だ。ジムニーの場合は法人モデルがあったりと、おそらくはパーツの供給安定性なども問題になるのだと思う。

◆ するとモデルごとに違った構造にするよりは設計を踏襲した方が良い。とは言っても今時フロントリジッドアクスルは接地性が悪い。

◆ リジッドの方が強度を出しやすいのは分かってはいるが走行安定性というか安全性も今は重要である。
アライメントという点の他にもばね下重量の重さはいかんともしがたい。

◆ ジムニーのサスはフロントもリアも同じような感じだ。
デフの位置などが違うのとアームの長さも違うので同じものではないが方式は同じだ。

◆ 今時キングピンが付いている車は珍しい。サスペンションの話でキングピンオフセットが云々と出てくるが、そもそも今の車にキングピンがないので説明しにくい。


トゥクトゥク(6/14)
◆ インターネットライブ配信者がトゥクトゥクで日本一周をするという企画をたまに見ていた。
エンジンはダイハツのリビルド品のようだ。

◆ 私はリアルタイムでは見ていなかったのだが雨の日にエンジンがかからなくなるトラブルが起きたらしい。ただその後なんとかなったようで、どこかに水が入ったとかそういう問題だったのかも知れない。

◆ ファンベルトが切れるトラブルにも見舞われた。ファンベルトが何かに当たって切れ、切れた破片がエンジンオイルのディップスティックを吹き飛ばしてしまった。これは最寄りのダイハツディーラに駆け込み、事なきを得た。

◆ その後アイドリング不安定になる。エアを吸っている感じでアイドリングが安定しない。Dジェトロならエアを吸ってもアイドル回転数が上がるだけだし、まさかコストのかかるLジェトロと言う事もないだろうし、スロットル開度で燃料噴射量を決める制御か。

◆ トゥクトゥク屋に連絡するとECU不良が疑われると返事が来たそうだ。ECUが壊れる可能性も無いではないが確率は低い。ECUが駄目ならもっと走らなくなっても良さそうだ。

◆ これもダイハツディーラに駆け込み、エアホースがちぎれていると判明する。そのエアホースの行き先は不明で、メクラキャップをして修理完了となった。

◆ トゥクトゥクの燃費は10km/lくらいと良くない。軽自動車よりよほど軽い車重の割に悪い。最高速度は100km/h位出るそうだが80km/hを超えて走行しているとギアが抜けてしまう。入れ直せば入るので立ち往生と言う事はないが安定走行が出来ない。

◆ 雨の日にはビニルシートのようなものを垂らし、晴れたらそれをしまう。車体構造的にドアがないわけだからビニルシートでの防滴くらいしか出来ないのだ。

◆ ヒータやクーラは当然付いていなくて、フロントシートはエンジンの真上なのだから夏は暑いだろう。
ライブ放送などのネタようにならば良いが実用車としてこの乗り物に170万円を出す価値は感じられない。

◆ バーハンドルの右がスロットルと前輪ブレーキ、右足が後輪ブレーキ、左足がクラッチに割り当てられている。背の高い人だと運転席に座ってかがんで前を見ないと信号機が見えない。

◆ 天井に頭が触らないにしても着座位置に比較してフロントガラスが小さいので上の方が見えない。フロントガラスには上部を支点とした小さなワイパーが付いている。

◆ 乗り始めて少ししてオイル交換をしたそうだが、そもそもの状態でかなり入りすぎだったという。国内販売社はオイル量はチェックしないのだろうか。どのくらい入り過ぎていたのかは分からないが、クランクがオイルを叩くと抵抗になるしオイルが泡だったりする。


電気自動車(6/13)
◆ 欧州での化石燃料エンジン車の発売禁止などの件は過去にも書いたのだが、日本の自動車メーカはEVシフトが出来るのか?との記事もあった。

◆ 自動車のボディ部分は余り変わらないとして、動力源となるエンジンがモータになると部品点数が1/100以下になるという。確かに、ガソリンエンジンは多くの部品で構成されている。6気筒エンジンであれば単気筒エンジンの6倍以上のパーツが必要だ。しかしモータは単気筒エンジン的に考える事が出来るのでパーツは一組で良い。

◆ 複雑から簡単な方向に行くこと自体にインパクトはないが、では複雑な化石燃料エンジンを生産するためのラインや人員をどうするのかという問題だ。
日本がEVシフトを拒む理由(拒むとすれば、だと思うが)は設備の償却と人員再配置が邪魔をするというわけだ。

◆ ピュアEVに近い所にいるのは日産と三菱だ。トヨタはハイブリッド車こそ最高効率だと言ってFCVの開発をやめたくらいなので、排ガス規制強化当時と同じ事が起きるのではないかとジャーナリストは書く。

◆ 排ガス規制強化当時にトヨタが何をやったかというと、それは規制強化反対運動だ。厳しい規制に適合する車は作れないから規制を緩めろという訳だ。しかしマツダはサーマルリアクタで、ホンダはCVCCエンジンで、日産は触媒方式で規制をクリアした。

◆ 焦ったトヨタは他社からその技術を買う形で2方式(かな?)の排ガス浄化装置を付けた車を発売したものの、パワーがなくて燃費が悪いというとんでもない車にしかならなかった。

◆ そのトヨタも昨年にはEVチームを作ったらしいが、既に量産体制にまで近づいているというテスラやボルボとの距離差は大きい。ボルボは2019年から2021年までに5モデルのEVを、新型車は全てEVかハイブリッド車にするという。

◆ かつて日本の自動車業界は短サイクルでのモデルチェンジを繰り返して大量販売と技術向上をものにしてきた。しかし徐々に代替サイクルが長くなると日本の自動車業界の元気がなくなる。

◆ エレクトリカルコントロールをはじめとして、奇抜とも言えるアイディアを搭載した車がカタログを飾ったのは既に過去であり、今や安全面などでもエレクトリカル制御でも欧米のメーカが先行したりする。

◆ 輸出に頼る日本の自動車メーカが他国に遅れれば競争力が減少する。
価格勝負と言ったって韓国や中国にはかなわない。その韓国や中国が日本同等の技術力と信頼性を身につけたら、一体日本は何で戦えというのか。

◆ 世界に先行するためには技術力や価格競争力を付けなければいけない。この価格の面で今や提携先は中国企業になるのだから時代は変わった。いずれにしても政府が後押しでもしないとEVシフトは難しいのかな。


ガソリンスタンド(6/12)
◆ ガソリンスタンドが減り続けている。減少率は地域によっても異なるのだが、おおよそこの20年間で半減だそうだ。都市部では土地利用効率の悪さや安全確保の問題でコストがかかり、その割に儲からないという。

◆ 東京都内では自動車利用者数の減少、他地域から流入してきた車は価格の高い都内のガソリンスタンドを使わない傾向があるという。
低燃費車が増えてガソリン需要そのものが減っている事もある。

◆ 地方では労働力不足や後継者問題、設備更新の費用などが捻出できずに廃業となる。ガソリンスタンドが何軒もある地域ならば良いが、その地区に1軒だけみたいな所は困る。

◆ 地域によっては自治体が補助金を出してガソリンスタンドを支えている。だが過疎の村などではその出すべき補助金が捻出できない。
果たして燃料供給は税金を使うべき事なのかどうかなども議論される。

◆ 車は走って行けるから未だ良いが農家などの温室暖房用燃料などは困る。冬場の雪が深い所などは暖房用の燃料が切れれば生命すら脅かされる。こうした地域も自治体の補助によって灯油の屋外貯蔵タンクが設置されたそうだ。その地域である程度の量の灯油がまとめて売れるのならば、少し離れた地域のガソリンスタンドからの配達が頼めるのだとか。

◆ この地域はフルサービスのスタンドが2軒、JAのセルフが1軒ある。
だが私は買い物ついでに少し離れた(JAのスタンドから更に車で10分くらい)所にあるスタンドに行っている。会員価格が安いからだ。そのスタンドの周りには何軒かのガソリンスタンドもあるが、競争は激しくないようで価格競争は活発ではない。

◆ 伊豆の国市から富士山の方向に向かっていくとガソリン価格はいったん上昇する。更に沼津や三島に近づくと価格は元に戻る。たいした距離ではないのだが意外に価格が違う。伊豆の国市の道路沿いは個人経営みたいな古びたスタンドが多く、価格競争などしていたらやって行かれないみたいな感じかも知れない。

◆ この地域は灯油の配達も頼めるし食材宅配もある。なので高齢者世帯でも暮らせない事はない。去年だったか救急車のサイレンが響いていた。都市部にいれば救急車のサイレンなど珍しくはないが、ここでは珍しい。

◆ 便利な町の方に引っ越すと言ったって修善寺自体が田舎なのだからさほど便利ではない。駅にもスーパーにも病院にも行けるバス停の近くに住む、位しか考えられない。

◆ 修善寺からもう少し離れて下田方向に山道を行くともっと何もなくなる。海沿いを行けば店はあるが山の中を行くと本当に何もない。
しかし農家やわさび作りの人々はそこに住んでいるのだからガソリンや灯油も必要なのだ。


楽天モバイル(6/11)
◆ MNOとしての楽天モバイルは来年の秋頃からスタートする事になっている。楽天モバイルが獲得したのは1.7GHz帯の20MHz幅である。

◆ 1.7GHz帯はMNO各社が利用する事になる。バンド下限からの20MHz幅をKDDIが、次の20MHz幅を楽天モバイルが、次の15MHz幅をソフトバンク、そしてドコモが20MHz幅を使う。非東名阪バンドの新規割り当てに手を上げた事業者はいなかった。

◆ ソフトバンクのみ15MHz幅の割り当てとなっている。楽天モバイルは当面この20MHz幅を使ってエリア構築を行う。楽天モバイルは2028年までに1千万加入を目指すという。

◆ 楽天モバイルには関係ないが3.4GHz帯の割り当てでは新たにソフトバンクとドコモが獲得した。これによりドコモは連続した80MHz幅を得た事になり、収容加入者数を増やす事と理論通信速度を速める事が出来る。

◆ 楽天モバイルはその予定投資額などから見てもエリア構築は他社に大きく後れを取るとみられている。
ただしMVNOとしての楽天モバイルがあるのでドコモのネットワークを使いながらという選択肢がある。

◆ これに対して総務省はドコモに甘えるな的に釘を刺したそうだが、極悪楽天のやる事なのでどうなる事か。
MVNOとしての楽天モバイルはソフトバンク手法の真似をしている。解約率低減に3年縛りを導入すると共に違約金の扱いや金額などを複雑にしている。

◆ 縛りの期間や違約金は契約によって異なり、自分が一体いくらの違約金を払わなければならないのかが分かりにくい。MNOでも同様の縛りや複雑な契約体系を採って、見た目の安さと実際には安くはないというソフトバンクスタイルを真似るのだろう。

◆ そのソフトバンクの方はと言えばYMが比較的好調だという。同一ネットワーク内でのSIMロック禁止となっているのでソフトバンクのiPhoneはYMでも使えるようになっているはずだ。

◆ ソフトバンク的には逆に、YMの利用者をソフトバンク側で吸収しようと試みる。しかし実際には料金の面からもソフトバンクからYMに流れるわけだ。YMもMVNOと比較すると必ずしも安くはないが、ソフトバンク本体よりは安い。

◆ 楽天モバイルは現在のMVNO料金を継承するような事を言っている。ちなみにドコモのMVNO卸価格よりも自前の回線の方が高額になる可能性が高い。ただし自前の回線が空いているとすれば網内定額などは簡単にできる。

◆ しかし実際問題として、楽天モバイルの料金やサービスが他社と同じなら他社のままで良い。楽天モバイルに加入するメリットがなければ加入者数は増えない。エリア構築でカネはかかる、加入者を増やすために利益を削らなければならないと、この点でもソフトバンクと同様の試練が待ち受ける事になる。


野生の動物(6/10)
◆ 伊豆に来て色々な野生動物を見るようになった。一番よく見かけるのは鹿である。数頭ひとかたまりになって行動している。人間を余り怖がらないので気ままに草を食っているという感じだが、3m位まで近づくと逃げていく。

◆ 野良猫というか半分飼い猫みたいな猫は合計3匹いる。別荘地内に2匹いて、そのうちの1匹は首輪を付けている。首輪は付けているが餌は貰っていないのか?餌をあさりにやってくる。

◆ 首輪を付けていない三毛猫も来る。人間には馴れていないがものすごく警戒している風でもない。県道からここに来る途中の山にいる猫は白黒柄で小型だ。

◆ モグラもいたのだが、モグラトンネルを塞いだからか新たに穴を掘らなくなった。砂利を敷いた下にモグラトンネルを作るものだから砂利が沈んでしまって調子が悪かった。棒を突き刺してみたりと移動妨害策をやったが効果がなく、最終的にはウレタンスプレーを注入してトンネルを塞ぎ、勝利を得た。

◆ 猫くらいの大きさのタヌキも見かける。
尻尾は短い。タヌキの尻尾を縞々に書く事があるが、あれはアライグマと混ざってしまっている。タヌキは短足で足は速くない感じで、人間から必死に逃げる。

◆ タヌキよりもっと細い、たぶんイタチではないかと思われる生き物もたまに見かける。未だ観察すると言うほど遭遇していないので謎だ。山道で見かけた大型齧歯類的な生き物もそれ以来見ていない。

◆ 猪もいるそうだが一度も遭遇していない。猪は危険な動物なので出来れば遭遇したくない。
リスは何度か見かけている。リスは見た目は可愛いが病原菌などをもっていると言う事と、捕獲しようとすると暴れて危険なのだそうだ。

◆ 動物と言えば動物であるコウモリが再び基礎下に戻ってきている。ただし以前のように大量に居るわけではない。コウモリは虫を食べてくれるので良いのだが糞が困る。対策としては消石灰をまいた。基礎下は乾燥しているのだがコウモリの糞は湿気を帯びているので、その部分は色が違って見える。その上に消石灰をまく事で土は固まってくるだろうし、糞などの中の虫はアルカリで死滅する筈だ。

◆ 動物ではないが大型鳥類としてトンビ的ものの他にカラスがいる。余り数は多くないが鳴き声が聞こえる。
カラスは力が強いのでゴミを荒らすなどする。昨年は余り見かけなかったカラスなのだが今年は見た。

◆ 昨年ここに来たのは7月だったので春の様子は分からなかった。冬から春にかけて木々の葉が急速に成長し、そしてその葉が徐々に深い緑色に変わる。虫たちが増え、それを食べる鳥が鳴くようになるしクモも巣を張り始める。毛虫も見る事は見るのだが凄くたくさんいるという感じではないのは、鳥などにさっさと食べられてしまうからかも。

◆ 人間は食物連鎖には余り関係していないというか自然を破壊する動きしかしていないわけだが、他の小動物などは自然の中で上手くバランスしながら存在している訳だ。鹿は木々の新芽を食ってしまうので厄介者なのだが、鹿からすれば人間が厄介者だろう。


坂道(6/9)
◆ 横浜も坂道が多かったが、箱根や伊豆半島は山になっているので横浜の比ではない長い坂がある。都内や横浜に行く時には伊豆スカイラインから箱根新道を通って西湘バイパスに入るコースを採る事が多い。

◆ もう少し北に行く場合は小田原厚木道路の方が早い。西湘バイパス、新湘南バイパスは良いとしても藤沢バイパスから横浜新道辺りまでは結構渋滞するからだ。

◆ 東京方向に向かう時には下り坂が多いので車のパワーの差は現れにくい。逆に東京方向から伊豆に戻る場合は箱根の坂を上らなければいけない。

◆ ここで遅いのはトラックなのだが、トラックは登坂車線によけてくれるのでパスしやすい。ところが中途半端に遅い車は登坂車線に入らない。おそらくは自分が渋滞の先頭である事に気づいていないか、或いは渋滞の先頭である事に誇りを感じているかだ。

◆ こうした車が渋滞を引き起こしていると、その後ろの車は登坂車線を使ってこの車を追い越す。更にその後ろの車も登坂車線から追い越す。

◆ 追い越された遅いハイブリッド車は必死にパッシングなどしているのが滑稽だ。そもそもあのハイブリッド車、バッテリ切れになったとしても90馬力くらいはあるのだから、少なくとも軽自動車くらいの登坂能力はあるはずだ。

◆ と言うか遅いのだったら登坂車線に入れば良いだけの話である。私も箱根の上りでは登坂車線を走る。その時点で後ろに車がいなくても、速い車はすぐに追いついてくるしバイクだって同じだ。後ろに付かれてから車線変更するのでは、後ろの車が速度を落とさなければならない状況になりやすい。

◆ ジムニーにとって箱根は過酷な坂なので、殆ど全開である。
普通の車にはついて行けるが速い車には道を譲る。軽自動車でももっと軽量で高効率な車は更に軽快に走る事が出来る。

◆ スカイウエイブでも箱根の上りはきつい。速度が落ちてしまうと回復に時間がかかる。トラックなど極端に遅い車両が前にいるとダルい事になるので追い越せない時には駐車帯で少し休憩していた方が良い。

◆ 箱根の下りは良くバイクを見かけるのだが上りは少ない。バイク乗りは箱根新道は通らないのだろうか。まあトラックとか遅い車も多いので快適な道路ではないからなぁ。

◆ 箱根から伊豆方向に来るとバイクが増える。駐車場などにもたくさんのバイクが止まっている。
そんなバイク乗りの平均年齢も上昇気味なのか、アメリカンなどゆったり乗れる系が目立つ。
アメリカンはステップが大きかったりでバンク角が取れないのでコーナーが遅い。


ワックス皮膜厚(6/8)
◆ コート剤はイオンコートを使っている。コイツの膜厚はどのくらいなのだろうか。膜厚計があれば測れるが光学式膜厚計はかなり高額なものだ。

◆ もっと簡単に測れないものかと調べてみると塗膜厚を測る電磁式の膜厚計がある。構造は簡単でセンサは電磁石になっていて磁性体のくっつき具合でギャップを測ろうというもの。電磁式の場合は間隙とセンサ出力が二次カーブになるのかな、こうした部分の補正は必要だ。

◆ 非磁性体を測る場合は渦電流方式だそうだ。これはギャップと出力がリニアになる。この電磁式膜厚計は分解能としては0.1μmくらいある。製品によって絶対精度は異なるが±1μmあたりだ。
分解能的には測定できるが絶対制度的には測定できない。

◆ スマートフォンなどのガラスコーティング屋の能書きによれば膜厚は800nm程度なのだそうだ。
これで強度が増してガラスが割れにくくなると謳っている。たった800nmなのに。

◆ 絶対精度はなくても相対的なものは測れないだろうか。2点校正を行えるモデルでは、膜厚ゼロと膜厚50μm辺りで校正すると絶対精度が上がる。キャリブレートは数十サンプリングして平均値を出すようなのだが詳しくは分からない。

◆ 要するにプロービングごとに数値のばらつきがあるのだろう。10回測定して上下の2つを取り除き、残り8回の相加平均を求めるみたいなやり方で何か結果は出せないだろうか。

◆ 電磁膜厚計にこだわるわけでは無いが入手可能な価格帯を考えればこれしか無い。国産有名メーカ品で20万円くらい、中華ものだと2万円以下で買える。国産メーカ品の中古も2万円くらいする。

◆ 光学式の膜厚計だと1nm分解能なんてものもあるが、装置自体がテーブルを占領するくらいのサイズになる。
光学式でも様々な方法があるが赤外線を使ったものが小型のものでは多い感じがする。正規のルートで借りると1週間で約10万円かかる。

◆ と言うわけで電磁膜厚計で測れるものかどうなのか、機会を見て実験してみるつもりだ。精度はともかくとして何らかの数値が出るのであればワックスやコート剤による厚みの違いが分かるかも知れない。ただ経時変化はたぶん測れない。時間が経過すると再校正を行ったとしても精度があやふやで何を測っているのか分からなくなりそうだからだ。

◆ 電磁式だと磁性体、多くは鉄板に塗る必要があるので時間が経てば鉄板が錆びる。磁性体のステンレスを使う手もあるとは思うのだが精度はどうなのだろう。一般的には厚めの鉄板を校正用に使うので、鉄が良いと思う。

◆ 渦電流式だとアルミを使うのだが、アルミは表面に酸化膜があるので扱いが面倒かなと思う。材質が柔らかいので表面を磨いたりした時に平面度が狂うかも知れない。


足場単管でカーポート(6/7)
◆ 以前にも書いたが足場用の単管を使ってカーポートを作る人も居る。メリットは何より安い事で1mあたり350円くらいで買える。

◆ クランプ類も安いのと種類が豊富なので工作しやすい。木材との接続などもパーツがある。メートル単位のきりの良い長さで行くのならば切断は不要だが、既存の敷地や家屋に合わせるなどするならば高速切断機があると便利だ。

◆ 私はジグソーに金属用の刃を付けて切っているが時間がかかる。
クランプは、安価なものはクロメートメッキで100円以下で買える。200円出すと亜鉛メッキ、400円出すと亜鉛ドブ漬けメッキのものが手に入る。私は安価なクロメートメッキのものを使っているので、数年で錆びてくると思う。

◆ 基礎部分をどうするかだが、3つの方法があるそうだ。一番簡単なものは単管を地面に打ち込んでしまうもの。単管の先に円錐形のアダプタを付けて打ち込む。手でも打ち込めるが2m打ち込むのは相当大変だ。

◆ コンクリートで独立基礎を作るのは一般的な方法で、穴を掘って砂利を入れて転圧し、単管が沈まないように板を敷く。抜け止めに単管の途中にクランプを付けておく。

◆ コンクリートの出来合のアンカーを使う方法もある。この場合は穴を掘らなくても単管を立てられる。
これは様々なサイズがあり、大きなものだと1m角以上のものもある。
軽量なものだと土台としての役目を果たさないが数十cm角で重さ数十kgとなれば簡単には動かない。

◆ 単管で組むと耐荷重が計算しやすい。別荘地など山の中だと斜面に建てる場合もあるので、床に相当する部分も単管を使う場合がある。
単管で組んだ上に板を乗せるみたいな方法だ。重機が使えるのならばH鋼などが良いのだろうが、手で組み立てるとなると重い。

◆ 足場用に買った単管やパーツ類はかなり使ってしまった。ソーラーパネルの設置にも使ったし灯油のポリタンク置き場にも使った。解体すれば良いとは言え基礎下の棚にも使っている。東側の斜面を階段状にしたのだが、そこの手すりにも単管を使った。見栄えが悪いので茶色く塗装したり、支柱の部分には切った立木の幹などを縛り付けて木製風を装ったりしている。

◆ 土に打ち込む時に、本来ならば先端に円錐キャップを付け、金槌が当たる部分には潰れ止めキャップを取り付けて打ち込むのが正しい。
だが私は横着をしてそのまま打ち込んでしまっている。

◆ 打ち込み時に垂直に打ち込めるようなサポート金具なども市販されている。こうした金具と振動打ち込み機みたいなものを使うと綺麗に単管を打ち込む事が出来る。と言っても私は打ち込み屋では無いので何も使わず大型ハンマーで打ち込んでしまう。


ホテルくれべ(6/6)
◆ もうずいぶん前になるのだが、大阪に出張した時に泊まったホテルがくれべだった。個人か同族経営だと思うそのホテルの社長がユニークだったのを覚えている。

◆ ホテルくれべは2007年に約30億円の負債を抱えて倒産したとある。なお別法人の経営となって今もその場所にあるホテルの1Fにはレストランくれべがあるそうだ。

◆ ホテル事業も景気の良かった頃は問題が無かったのだろうが、その後の不景気と建物の老朽化などが重なると厳しくなる。内外装を新しくすれば又客は入ってくるが、それには巨額の投資が必要だ。

◆ ホテルくれべの年商は3億円規模だったそうなので負債額はその10倍あった事になる。ホテル内がどうだったのか迄は覚えていないのだが、特に記憶に残っていないので普通だったのだと思う。

◆ 建物の老朽化と廃業という点では熱海にもそんなホテルがたくさんある。最近は又観光客が増えて、駅前などは大変な人混みになっているが倒産したホテルは生き続けられなかったのだ。

◆ 熱海まで新幹線で来れば良いが車で来るのは大変だ。海岸線はずっと渋滞しているし熱海の周辺も車でいっぱいだからだ。少し海側の道路は拡幅されているのだが、旧道?は商店街と坂道とカーブだらけの狭い道なのだ。

◆ 古いホテルを買って組織拡大を図っているのが大江戸温泉物語である。葛西にある日帰り温泉も大江戸温泉物語になった。熱海や伊東の温泉でも大江戸温泉物語の傘下になった所がある。

◆ ホテルにしても温泉にしても巨大グループにはかなわないという事だ。グループが大きくなれば従業員教育の面から管理や仕入れまであらゆる部分でコストダウンが可能になる。こうした中で例えば個人経営のホテルや温泉宿が生き残って行くには、十分すぎるほどの特徴が無ければいけない。

◆ その土地の特産物や名産品などと言っても、大手企業グループだって同じ事をしてくるし、しかも大量仕入れで原価を安く抑える。
大手がやりたがらないようなニッチな部分に力を入れるとかでもしないと勝ち目は無い。

◆ 日帰り温泉もブームに乗って一時期あちこちに出来たのだが、競争が激しくなれば低価格誘導せざるを得なくなり、投資の回収が難しくなる。一時期は入場料を安価にしながら施設内での食事などで利益を上げる方向に行った施設もあったが、やがてこの部分でも競争が起きてリーズナブルになる。

◆ 横浜にも都内でも日帰り温泉は多く、5カ所くらい行った事がある。
料金はどこもさほど変わらないがみなとみらいは高かったかな。ここは天然温泉をローリーで運んでくるのだが、塩素臭が結構強い。最近では塩素臭を嫌い別の方法で殺菌する所も増えたのに。


リーフが安い(6/5)
◆ 伊豆市では何故かリーフをよく見かける。中古車分布を見てみると愛知県に多い。静岡県は東京より多いというか、関東地方は少ない。

◆ 中古車分布を見て思ったのだがリーフの中古は安い。不人気車という事で3年落ちで100万円以下なんて車が普通にある。新車価格がいくらなのかと調べてみると300万円〜400万円している。

◆ バッテリの保証って5年だったっけ。5年を過ぎた中古車価格が30万円台に落ちているので、そうかも知れない。バッテリの劣化は避けられないのでこの辺りは微妙だ。

◆ ハイブリッド車でもバッテリは年々劣化が進み、だんだんハイブリッド車では無くなってくる。バッテリでの走行時間が極端に短くなり、エンジン稼働時間が増えて燃費が悪化する。

◆ リーフのバッテリ交換には60万円ほどかかるそうだ。だが40kWhで60万円ならかなり安い。家庭用の蓄電池価格は10kWhで200万円くらいするではないか。勿論それにはバッテリの価格だけでは無く充放電回路なども含まれているのだが、そう考えればリーフは安い。

◆ バッテリ容量は40kWhでモータ出力は110kWだそうだ。実質的走行距離は250km前後で1km走行に要する電気代は1〜2円だとか。
電気代に関しては契約方法にもよるので、普通の100Vで充電したとすると1kmあたり3〜4円ほどかかる。

◆ 1リットルで20kmを走るガソリン車の場合は1kmあたり7円くらいの燃料費になるので、100Vの家庭用契約電力で充電したとしてもガソリン代の半額くらいだ。月に3千円を払うと充電スポットが使い放題だそうなので、常にそうした施設を使って走行距離を伸ばすと安くはなる。

◆ Li-ionバッテリはセル辺りの電圧が4.2Vを超えられない。この電圧を超えてしまうとバッテリは危険な領域に入ってしまう。バッテリ残量ゼロ付近からの充電では、セル辺り4.2Vを印可するとかなりの電流が流れて充電が進む。しかし満充電に近づくと4.2Vの電圧印加ではたいした電流が流せなくなり、充電が進まない。

◆ このためにリーフでも80%までの充電は30分〜40分で行えるが、満充電にしようと思うと時間がかかる。80%までの充電で走行すれば航続距離も通常の8割程度になる。満充電まで待つのもダルいし、今時は充電スポットに待ち行列も出来るそうなので長時間の占有は心苦しいものがある。

◆ 高速道路を走行する事を考えてみる。
CLSだと航続距離が1000kmに近いので500kmならば無給油でいける。
平均時速が100km/hならば所要時間5時間だ。リーフの場合は2回充電する必要がある。1回の充電で80%まで回復させたとして80分を要する。たとえ高速道路上を100km/hで走っていたとしても500km走行の所要時間は6時間20分であり、平均速度は80km/h以下にしかならない。


ソフトバンク(6/4)
◆ ソフトバンクのエリアは、ペースは遅いながらも拡大している。では他社に追いつけるかと言えばそうでもなくて、他社はより過疎な地域もエリア化してくるからだ。

◆ ただauに関しては3G問題があるので必ずしもエリアが広いとも言えない。LTE専用機の場合は簡単に圏外になってしまう事があった。

◆ ソフトバンクにしてもauにしても山間部などではエリアに注意する必要がある。この辺りはソフトバンクは圏外だ。エリアマップ上はシッカリ圏内、べったりと色が塗られているのに駄目である。

◆ 伊豆半島ではソフトバンクは弱いようで、多くの場所で「ソフトバンク以外なら通じる」と言われる。ソフトバンク的には人口密度が低くカネのかかる山間部には基地局は建てたくないのだろう。伊豆半島でシェアを失ったってたいしたことは無い。

◆ 海沿いなどでは概ね接続できるので観光地はだいたい大丈夫だ。ゴルフ場などは駄目な所もあるが、ゴルフをする人がソフトバンクを使っているとは考えにくい。

◆ ドコモやauがゴルフ場などのエリア化に積極的なのとは反対にソフトバンク(旧Vodafone)は余り熱心では無かったからだ。ソフトバンクになってからはエリア化を進めてはいるがまだまだである。

◆ この付近の山の中は、以前はドコモの圏外エリアがあった。
道路を走って200mか300m位が圏外になっていたのだが、いつの間にか圏外にならなくなった。

◆ 新たに基地局を建てたとは思えないのでアンテナの方向や角度などを調整して穴を埋めたのだろう。基地局のセルはオーバラップしているので、ある程度は調整が可能だ。基地局が長期にわたって稼働を停止せざるを得ない場合などでも、付近の基地局の調整によって圏外にならないように出来る。

◆ 今は複数バンドが当たり前なので調整などはより楽になったとも言える。ただしマルチバンドの一体型アンテナだと周波数ごとに調整できる幅が小さいものもある。

◆ この場所では800MHzか2GHzで接続されている。800MHz非対応のスマートフォンでも通信に支障は無いが、電界強度的には800MHz帯の方が強いのか、Xperiaは800MHzでコネクトする。

◆ ソフトバンクは山間部では3Gに落ちる事が良くあるのだが、この時の通信速度はものすごく遅くなる。LTEでも速度の遅いカテゴリでしか接続できない場所もあり、これは通信速度を落とす事でセル半径を拡大するのが狙いだろう。

◆ そう言えばソフトバンクの1.5GHz帯はどうしたのだろう。3GをやめてLTE化すると言っていたのはずいぶん前になるがLTE化出来たのかな。


循環電流(6/3)
◆ 以前にBlogにも書いたのだがバッテリを並列にすると循環電流が流れるというヤツである。
これを防止するためにチャージコントローラからバッテリに接続する部分にダイオードを入れ、バッテリから負荷に接続する部分にもダイオードを入れる。
チャージコントローラがソーラーパネルにも負荷にも接続されている場合はどうするのだろうか?

◆ 上でリンクしたページの説明では無いが循環電流はバッテリ間を流れる迷走電流なのだそうだ。バッテリAとバッテリBが並列接続されていてバッテリAの電圧が仮に高かったとしよう。すると電圧の高いバッテリAから電圧の低いバッテリBに電流が流れ、すると電圧が低かったバッテリBの電圧が上がるので今度は逆方向に電流が流れ、それを繰り返しながらバッテリの電圧がどんどん下がるというのだ。

◆ まずバッテリが並列接続されているので両方のバッテリの電圧は等しくなる。バッテリAの電圧が高いという事はあり得ない。別々に充電したバッテリを並列に接続すると、確かにこのような事は起こる。しかしこの時点で並列接続されているのでバッテリBの電圧の方が上がる事は無い。

◆ 内部抵抗の異なるバッテリの場合はどうか。内部抵抗が低い方が充電電流が多く流れるので早く充電される。
放電の場合も内部抵抗が低い方が早く放電する。従って中途半端にバッテリを使っている状態が続くと内部抵抗の低いバッテリばかり使われるので傷みが早くなる。

◆ 内部抵抗の低いバッテリが傷んで内部抵抗が上がると、並列接続された内部抵抗の高いバッテリとの差が小さくなってバランスが取れていく。
これも以前に書いたがビルのワンフロアがそっくりバッテリ室みたいな所では2V/2000Ah位のバッテリが直並列に接続されている。電話屋さんだと電圧は48Vか60Vが多いと思う。

◆ 48Vだと96kWhになる。これが単独或いは複数接続されて電源装置に接続されている。電源装置は最低でも2系統あり、どちらかが壊れても電源断が起きないようになっている。電源装置には複数の出力があり、だいたい1系統辺り48V/300Aくらいを供給している。

◆ バッテリ容量はその施設によって違うのだが500Ahから3000Ahくらいのものが使われていた。500Ahくらいのものだと10個くらいが銅板で並列接続されたブロック同士が直列接続されているみたいな感じだった。

◆ Web上の写真は現代的なものでバッテリ単品の容量がさほど大きくないように見える。私が入った電源室は、バッテリはコンクリート製のごく浅いプールのような所に入れられていた。配線も電線では無く銅板だった。

◆ 電源室のバッテリにはダイオードは入っていない。ちなみにバッテリ同士で充電が起きる事に関してはレポートがあり、定期交換したバッテリと古いバッテリが混在した時にどうなるのかというようなものだ。この場合に最初の1回だけはバッテリ同士での充放電が起きるとなっている。当たり前だ。


ジムニー(6/2)
◆ ジムニーはフロントもリアサスペンションもリジッドである。今時フロントが独立懸架ではない車は限られる。トラックだって最近は独立懸架になってきている。

◆ リジッドは構成部品が少なくて構造が単純故に強度を出しやすい。独立懸架の場合は前後方向や横方向を支えるためにいくつものリンクが必要になるし強度を出すにはコストもかかるが接地性は向上する。

◆ ジムニーの接地性の悪さは乗ればすぐに分かる。フラットな路面であれば良いのだが、左右輪の高さが異なるような状況でブレーキングすれば加重の減った車輪はすぐスリップしようとしてABSが効く。

◆ 操縦安定性や安全性を見ても乗用車は独立懸架なのだが、SUVの場合は強度とサスペンションストロークとキャンバ変化が無い方が良いとも言われる。リジッドサスではストロークに伴ってホイールベースが変化する方向に動く。

◆ では次期ジムニーはどうなのか。
スパイフォト的なものも出回っているのだが、アレを見ると現在のサスペンション形式というか方式と違いが無いように見える。前後方向の位置決めをするアーム(リーディングアーム)が同じように見える。

◆ SUVブームが去った今、ジムニーの販売台数は月間千台くらいだ。法人モデルなどもある位なので固定された需要はあると思うのだが、多額の設計費がかけられるような車では無いとも言える。むしろ丈夫で壊れずパーツの入手性の良い方が車両価値が上がると考えられない事もない。

◆ フレームとフロント・リアなど大物を現行型から流用或いは多少の手直しで使えばコストは大きく節約できる。アライメントの最適化などは行うにしても、基本構造を変えなければ生産設備なども流用できる。

◆ エンジンに関しては燃費の事があるので刷新されるだろう。義務づけられた装備も追加しなければならない。
ただ古風な4WDなので燃費はさほど上げられない可能性もある。ジムニーの場合は燃費だとか乗り心地を云々する車では無いのだ。

◆ 三菱のパジェロミニは既に生産を終了しているが、この辺りではよく見かける。パジェロミニは悪路走破性ではジムニーに道を譲るものの、居住性や快適性では乗用車に近いものを持っている。日産の、何だっけ、SUV的軽自動車もパジェロミニ同様だ。

◆ なので、そういう乗り物を求める人はそれを買えば良いと割り切れるのがジムニーだとも言える。あるいはハスラーなどならば快適性と悪路走破性のバランスが取れていますよと。

◆ もちろん現代の常識的なサスペンション形式になる可能性もあるが、それは発売の時期が来るまでは分からない。前後リジッドサスペンションでフレーム構造なんて、およそ今風では無い車も面白いのかも知れない。

◆ 私の場合は精々雪の中を走るくらいなので悪路走破性だとか堅牢性を重視するわけでも無い。むしろ普通の道路でのグリップだとかブレーキ性能を考えたいのだ。ま、だったらジムニーに乗る必要は無いよねと言われそうだけど。


乗るなら今だ(6/1)
◆ 欧州などで化石燃料エンジン車の販売規制などが明らかになってきた。米国などではこれとは違った形ではあるが一応規制の動きがある。中国でも地方によってはガソリンエンジンバイクが禁止されていたり、タイランドでもガソリンエンジン搭載三輪車を禁止する動きだ。

◆ 環境と福祉は課税のネタ程度にしか考えない日本は、真の環境問題を考えようとしない。まあ放射性物質をまき散らして後片付けも手抜きな国だから仕方ないわけだが、世界的な動きで日本の自動車産業は方針転換をしなければならなくなる。

◆ EVでもFCVでもない、ハイブリッド車こそが最高の効率なのだとトヨタが叫んだ所で規制の前にはひれ伏すしかないのである。
こうなると国内でも化石燃料燃焼型エンジン搭載車は少なくなるはずだ。日本固有の軽自動車などでは残る可能性はある。

◆ それがいつになるかは分からないが、排ガス規制強化の時と同じように面白くない車が氾濫するのか。
ならば今のうちに面白そうな車に乗っておいた方が良いよと言ったって、若者はそもそも車に乗らない。

◆ EVでも面白い車は作れるのだが、それが日本のメーカに出来るのかと言われると疑問だ。日産GT-RのEV版みたいな車が作られれば面白いと思うのだがどうだろう。

◆ 横浜は日産追浜があるからかリーフを見かける事が多かった。そしてそのリーフは伊豆の町でも見かける。何で?何故ここでリーフなの?と思ってしまうのだが実際走っているのだ。

◆ ショッピングセンターなどには充電スポットはあるが、航続距離から考えると不安も大きいはずだ。それとも近所にガソリンスタンドがないから自宅で充電できるEVを、と言う事だろうか。

◆ 化石燃料エンジンはトルク一定なので回転数と共にパワーが上がる。気持ちよく吹き上がるのはエンジンであって、出力一定型のモータでは回転数の上昇と共にトルクが小さくなる。

◆ 電気モータを動力とした自動車に慣れてしまえばそれが普通になるのだろうし、気持ち良さなんかどうでも良くて安楽で効率的な移動手段が手に入れば何でも良いのかも知れない。

◆ 化石燃料エンジンに比較すると電気モータは簡単で量産性が良い。つまりコストダウンの要因になる。しかしバッテリは高額だ。とは言ってもこの数年でLi-ionバッテリの価格はかなり下がってきた。ただし原材料費はどうしようも無いので、この点でLi-ionバッテリの価格低下には限界がある。

◆ 現時点ではLi-ionバッテリオンリーで行くか、或いはそれを充電する形でFCを搭載するかしかない。FCではなく水素燃料エンジンという手もあるのだが、だったら水素燃料エンジンで車を動かした方が良いではないかという意見もある。


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