宝くじに当たるとどうなるか(2/5)
◆ 2年くらい前だったか、宝くじに当たったとTweetした人が居た。それはウソで、宝くじの番号を書き換えて当たり券に変えてしまったのだ。
後に本人がアレはウソでしたと言ったのだが、宝くじに当たったとTweetした直後から大量のDMが来たという。
◆ 当たったことがウソだったという事よりも、そこに群がるタカリ達の様子の方が面白いというか、こんなDMが来たよと、その話の方が面白かった。
◆ 子供が難病だからカネを分けてくれとか、高齢の親の介護が大変だからカネをくれとか、夢を叶えたいからカネをくれ、億のカネがあるのだから俺にも100万円寄こせみたいな訳の分からないものまで。
◆ だったらZOZOの前社長の前澤氏にタカれば良いのに。前澤氏は1,000億円も持っている。孫さんだって三木谷氏だって腐るほどのカネを持っているのだからタカれば良いのに。それとも、稼いだカネを寄こせとは言わないけれど努力せずに降ってきたような宝くじの当選金には群がるというのか?
◆ そんなたかりのDMにはこう返事するのが良いだろう。「あなたと同じようにカネをくれカネをくれというDMが既に10億通も来ました。私は心が広いので全ての方に当選金を分配することにしました。
一人あたり1円です。つきましては、まず最初に振込手数料を当方の口座にご入金ください。手数料は銀行等によって違うのですが、私の労力分も含め一律千円とさせていただいております。早急なお返事をお待ちしています。
◆ 個人のタカリ以外にもNPOを名乗る団体などから寄付のお願いもくるそうだ。これだって前澤氏に寄付して貰えば良いのに。当たりの情報を自分が漏らしたのならばともかく、自分が何も言わなくても情報は漏れるらしい。天下りの宝くじ元締めが漏らすのか、或いは銀行が漏らすのか。
◆ 情報が漏れると面倒なことになるので、宝くじに当たったら銀行用や天下り団体用別に電話番号を用意しておく。その、どの番号にタカリの電話がかかってきたかで情報漏洩元が分かる。
◆ 銀座の風呂敷から一億円の、あの方も何だかんだと苦労をされたそうだ。まあ出所の分からないカネだったこともあってタカリよりも脅迫などが多かったそうだ。他に川崎の竹藪から1億円が出て来たなんて事もあったっけ。
◆ 正月が暇で死にそうだなんて人は、宝くじの当たり券を画像処理で作り出してみてはどうだろうか。実はその当たり券事件の時には早々にあれは画像処理されたモノだと言われていた。加工が不十分だったのか、或いは何かの痕跡が残されていたのか。加工した画像を一度プリントアウトした上で撮影し直せば良かったのかも知れない。或いはウソとバレるように痕跡を残していたとも考えられる。
◆ 17歳の人間がBIGに当選したとTweetした話もあった。これは後に日本スポーツ振興センターが"当選したのは別の人"として17歳高校生氏のにわか人気者は終わったのだった。
嘘を吐くのは勝手として、それがウソだったんだよとバラすタイミングが重要だ。よく出来たウソだったねと言われるか、アカウントを消して逃げる羽目になるかもその人次第である。
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