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過去の雑記置き場


育ちすぎるくらいに育つ(7/1)
臨時更新・お知らせ(7/2)
F&Fサーバーはどうなっているのか(7/4)
ゴムローラーは強力なのか?(7/5)
コロナウイルスはどうなるのか?(7/6)
山を買う人(2)(7/7)
期待<不安の楽天モバイル(7/8)
植物の成長が早い気がする(7/9)
タイヤのグリップと減り方(7/10)
山の猫はどこに行ったのか?(7/11)
猫による行動の違い(7/12)
転売屋は儲かっているのか(7/13)
夏の台風シーズンに向けて(7/14)
電源が発振したのか(7/15)
販売店の歌・テーマソング(7/16)
容量無制限はあり得るのか(7/17)
観光資源としての猫(7/18)
お金の使い方にお決まりは無いけれど(7/19)
大切な天下り先だから(7/20)
公務員はオイシイお客さん(7/21)
2030年はそう遠くない未来だ(7/22)
楽天モバイルの罠(7/23)
マダニとかヒアリとか(7/24)
Uber Eats(7/25)
8年の歳月が変えたもの(1)(7/26)
8年の歳月が変えたもの(2)(7/27)
マイナポイント(7/28)
液晶の時代は終わるのか?(7/29)
猫はジャンプが得意なのか?(7/30)
レジ袋有料化は浸透したか?(7/31)


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レジ袋有料化は浸透したか?(7/31)
◆ 以前にも書いたように伊豆市では以前からレジ袋が有料化されていたこともあって大きな混乱はない。大きな混乱はないが小さな混乱はある。

◆ 例えば薬局などで、クスリやら湿布薬やらを処方された老人が、それを抱えるようにして運んでいる姿を見かける。
袋も何も持たずに薬局に来てしまったのだろう。

◆ 郵便局でも、従来はレターパックなどを買うと少し厚手のビニール袋に入れてくれたが、これが廃止された。厚手のビニール袋は規制対象外なのだが、コストカットの意味合いもあるのだろう。

◆ 以前には余り売られていなかった持ち手付きのビニール袋、要するにレジ袋がホームセンターなどで売られている。100枚入りとか500枚入りで買った方が、スーパーやコンビニで都度買うより安いとあって売れている。

◆ ビニール袋屋さんにしても売らなければ商売にならないわけだし、ナフサだって余ってしまう。レジ袋有料化でレジ袋の消費量が減ったのかどうか、経産省は検証したくないだろうな。経産省が決めたこれは「小売業に属する事業を行う者の容器包装の使用の合理化による容器包装廃棄物の排出の抑制の促進に関する判断の基準となるべき事項を定める省令」である。

◆ 省令はいわば省庁が勝手に決めることの出来る、つまり国会を介さずに作ることの出来る規定だ。罰則規定や監視規定なども盛り込むことが出来る上に、国会を通さなくて良いのだから密かに、場合によっては大臣すら知らぬ間に省令改正が出来る。

◆ 環境問題だとか何だとかを理由に、省令改正の道筋を付けたのがレジ袋の有料化だと言える。これを前例として、今後様々な改正が行われるのかも知れない。全然知らなかったけれど気づいたらこんな事になっていた、みたいな事が起こりかねない。

◆ 環境問題というのは官僚が考えて解決するほど簡単ではない。極端な話、炭酸ガス排出量を減らしたいのであれば地球人を減らせば良いとなってしまう。それこそコロナウイルスの蔓延阻止か経済活動の停滞阻止かという選択のようなもので、単に何かをどうしたからこうなるとい うものではない。

◆ レジ袋自体に関して有料化が良いのかどうかは意見も分かれると思う。一部ファストフード店などでは衛生面を考慮してレジ袋を無料にしている。従って、何が何でも有料化という流れは間違っていると言える。

◆ 有料にしてもその代金を店側が負担してはいけない的な所も不思議だ。ある商店では1円玉をカゴに入れ、それを支払時に客に払わさせるというアクションを取っている。経産省は客の手からお金が店に渡らないと文句を言うからだとか。最初はレジ上だけで袋代を計上していたようだが、それだとダメなのだとか。

◆ 消費税値上げの時に、消費税が上がった分を値引きしてはいけないと規定されたが、アレと同じだ。消費税が上がった分を値引きしたところで税収に変化は無い。
値引き分は販売者が損をするだけなのだが、それもダメだとした法律が消費税転嫁対策特別措置法だ。法律の趣旨は「(略)消費者が最終的には負担する(略) 小売り事業者が値引きを行う(略)禁止されています。


猫はジャンプが得意なのか?(7/30)
◆ 猫のジャンプ力は中々強力である。勢いが付いていれば地上2mくらいの所にも難なく飛び乗ることが出来る。ブロック塀の上を歩く猫を想像して頂きたいが、地上からブロックの細い上部に飛び乗ることが出来る。

◆ と言ってもジャンプの得意なねことそうでない猫がいる。猫種によっても違うし、当然のことながら短足の猫はジャンプ力も弱い。メインクーンは大型の猫だがジャンプは得意だ。ブルートーティー、猫で言う所のブルーはねずみ色な訳で、そのねずみ色のメインクーンはジャンプが得意である。

◆ 1.5m位の高さの大にジャンプして上るのだが、目測による高さの推定が正確で、台に届かずによじ登ることもなければ、飛びすぎてドスンと落ちることもない。

◆ この猫はウチのネコたちの中で一番賢い。"お手"もすぐに覚えたし、リードを付けていてもすぐに紐抜けしてしまう。ドアも当然開けるし、まるで犬のようなと言ったら犬はもっと賢いよと言われそうだが、そんな猫なのだ。

◆ 猫足のストロークは精々10cm位だから、その範囲内にうまく飛んでいることになる。同じ猫種でも三毛柄の方はたまにジャンプに失敗する。人間でも運動神経のいい人とそうでない人が居るように、猫でもジャンプを得意とする固体があるのだ。

◆ ウチにいる猫の多くはテーブル→カーテンカバー→天井の梁の上に飛び移っていく。しかしスコティッシュフォールドは梁に上ることが出来ない。足が短く、体重があるのでうまくジャンプ出来ないようだ。たまにテーブルにジャンプして上がってくるが、テーブルの上で滑って落ちそうになったりする。
着地の時も無音ではなく、ドスンと落ちる。

◆ ベンガルは野性味溢れる猫で筋肉質なのだが、ジャンプする距離や高さの目測と言う点でメインクーンには適わない。何となくベンガルはやることが雑なのだ。これを野性と言えばそうかも知れないが、2匹のベンガル共に同じような行動をするので種によるものだ。

◆ 人間が寝ているところを踏み台にするのもベンガルだけだ。他の猫は人間を避けてジャンプしていくのに、ベンガルは踏み台にする。大きい方のベンガルは5kg近いので、そいつに乗られるとウッとなる。

◆ 猫同士仲良しもいればそうでない猫もいるし、片思いの猫もいる。ただしみんな一緒に飼っているので、常に争っているネコたちは居ない。争いが起きるのは猫間の認識の違いだ。遊んで欲しい猫と遊びたくない猫、遊んで欲しい猫は遊び感覚で手を出すが、遊んで欲しくない猫はそれを攻撃だと認識して怒る。ま、人間同士でも同じようなことはある。

◆ 冬は寒いので人間の近くに寄ってくるが、暑い時は当然寄ってこない。多少でも涼しい場所を見つけて伸びているのが猫である。肉球は敏感な部位とされ、温度など感じ取って涼しい場所を探す。
猫によっても暑がり寒がりはあり、メインクーンなどは毛が長いこともあって暑さには弱い。クーラーをかけると、その風の当たる所を見つけて移動する。でも扇風機の風が好きかと言えばそうではなく、汗をかかない猫は風が吹いても余り涼しく感じないのかも。


液晶の時代は終わるのか?(7/29)
◆ iPhoneは全モデルを有機ELにするとかしないとか。有機ELは製造上のノウハウなどもあり、韓国勢が強い。
サムスンなどは多くの技術を蓄積しているとみられる。

◆ 液晶にしても材料や不良率の問題など、多くの技術を必要とした。微細加工は日本が得意としていて、例え技術が流出したとしても韓国では良い製品は作れないと言っていた時期があった。

◆ 所が実際にはあっという間に高品質の海外製液晶パネルが登場した。日本の微細加工やマイクロフィルタ、高い歩留まりを誇った工場も霞んでしまった。
有機ELは国内でも製造・研究しているメーカはあるが、中々商売にはならない。

◆ スマートフォン程度の画面サイズであれば消費電力は余り液晶と違わないようだが、大画面のモニタとなると有機ELの消費電力は同サイズの液晶モニタの2倍にもなる。

◆ 大型ディスプレイの世界では有機ELよりもマイクロLEDだというメーカもある。発光素子が有機ELではなくLEDで出来たディスプレイで、150インチくらいであれば4k解像度が得られるのだとか。マイクロLEDディスプレイはある程度の大きさのウエハーの上にLEDを敷き詰めたようなものを並べる。液晶や有機ELのように一枚のパネルで作る事は現時点では難しいというか、大きなウエハーを作ることが出来ない。

◆ ただしLEDを多数並べたパネルの量産化が確立すれば、コストは急激に下がると見られている。マイクロLEDの場合は蛍光体を使わないことから、輝度の低下や焼き付きなどは無視出来る。応答性も良好とのことで10年近く前から研究が進んでいるものの、民生用としての量産は中々難しいようだ。

◆ スマートフォン用の有機ELは薄く作れることやバックライトが不要になるので、バックライト用の導光板も不要になる。液晶パネルの場合は、液晶盤の厚みに加えてバックライト関係の厚みもあり、有機ELに比較するとディスプレイの占有する容積は大きくなる。

◆ コストは品質みたいな所があり、有機ELの方が同サイズの液晶よりも安いこともある。
液晶パネルにしても安く作ろうと思えば安く作れるが、視野角やコントラスト、応答性が悪くなる。従って一概にどちらが高価格かとは言いにくいし、量産効果もある。いずれにしても今後スマートフォン用の有機ELパネル価格は下がってくるはずだ。

◆ あのシャープでさえも有機ELを使う時代であり、今後暫くは有機ELシフトが進むと思う。ただし焼き付きなどの問題は物性的なものであり回避が難しい。自動車用のディスプレイなどもハイコントラストの有機ELが見やすいのだが、耐久性という点で未だ少し難しいのか。

◆ 液晶の場合は温度特性があるので、自動車用には向かないと言われてきた。寒いと応答速度が低下し、暑いとコントラストがおかしくなる。コントラストが低く夜間には黒が濃紺に見えてしまう。しかし、それでも最近は液晶が随分多く使われるようになった。

◆ 液晶メーカは有機ELに行くよりも、マイクロLEDの研究をしている方が多いのだとか。シャープもマイクロLED関係のベンチャー企業を買ったんだったかな。そう言えば電球を作っていたスタンレーは、LED研究もやっていたが液晶も作っていた。というか液晶の開発の方が早かったと思う。


マイナポイント(7/28)
◆ マイナポイント、理屈は簡単だが申請というか設定は面倒だ。いかにも役人が仕様書を書いた的な出来の悪いアプリで操作をしなければならない。ドコモなどは自前のアプリから設定させようとしているが、マイナポイントアプリで設定してしまうと当然エラーになる。

◆ そもそもマイナポイントなど民間にやらせれば良いのだ。予算規模が2.5千億円規模と1社で負担するには大きいから、○○Pay数社に分けて。え?電通がやっていないからダメ?だったら今から電通Payを作れば良い。

◆ ○○Pay各社は数百億円規模のばらまきを行っている。1社が500億円を負担すれば5社で足りるではないか。採用の5社はタダで宣伝が出来て、顧客獲得も出来る。政府は支出がゼロになるのだから国民としては歓迎だが、中間搾取予算がなくなってしまうので省庁的には猛反対するだろうな。

◆ マイナポイントを設定しろと迷惑メールがやってくる。楽天など何通も来る。
ドコモも来たかな?来なかったかな?LINEはメッセージで来たな。分かりやすいのはPayPayで2万円のチャージをすると残高が2.5万円になると書かれている。ドコモはdカードで買い物をするとドコモポイントが貰える。ドコモポイントなど、集めていない人にとってはゴミなんだけど。楽天は2ヶ月後に楽天ポイントが貰える。ドコモポイントよりは使い道があると思う。

◆ 金額的なインセンティブからするとauPayがお得だったかな。○○Payもラストチャンスだよみたいな、今後は手数料の値上げなどもあってコード決済離れが起きるとも言われる。○○Pay各社はばらまきによって疲弊しており、自然淘汰が起きるだろう。

◆ マイナポイントとかGoTo何とかとかは行わずに、給付金額を10万円ではなく15万円とか20万円にすれば良かったと思う。ただし、これでは各省庁への分配が偏ってしまう。経産省関連だけが儲かるのはダメで、国交省にも農水省にもカネを流さないと文句が出る。

◆ トラベルキャンペーンは夏休みに間に合うようにと言って急いだようだが、学校閉鎖などによって不足品授業時間をカバーするのに夏休みを短くすると言う話もあった。この辺りは各自治体で異なるのかも知れない。
いずれにしてもコロナによって社会は大きく乱れた。いや、乱れていると言った方が良いか。

◆ 国は相当額の支出をした訳だが、諸外国では消費税を引き下げるところもある。日本の場合は消費税を下げないで、税金を集める事が重要だと財務省は思っている。そこから支出する分には関連企業を肥やすことが出来るが、税率を下げたら何にもならない。

◆ だがコロナが収まったあとを考えると恐ろしいものがある。倍返しだからなと麻生のオッサンはほくそ笑んでいる。ワクチンなどが出来てコロナウイルスの恐怖が幾分落ち着く頃、消費税を初めとする各税の値上げで又景気が落ち込んでしまうかも知れない。

◆ そんな中でも○○Payは生き残っていけるのだろうか。小規模商店では利益も多くは取れず、それに加えて決済手数料や加盟料などは痛いはずだ。しかし手数料を下げたのでは○○Payの収入がなくなってしまう。
ばらまいた分を回収すべく、手数料の値上げも行われるだろう。


8年の歳月が変えたもの(2)(7/27)
◆ FreeBSD9.2は"良いバージョン"だったがFreeBSD11や12は良くない。
Windowsにも善し悪しがあるが、FreeBSDも同じだ。昔々にもFreeBSD1.7は良いけど1.8はダメみたいな事はあった。ハードウエアとの相性問題などもあった。

◆ だから今でも善し悪しがあっても良いかと言えばそれは違う。portsなど、これなら手間無く入れられますよみたいなパッケージなのだ。逆にパッケージだから正常にインストール出来なかった時には余計な苦労をする。

◆ 無料のOSに多くを求めてはいけないと言われるかも知れないが、元々FreeBSDとは新機能をいち早く採り入れながらも使いやすさを求めていた的な思想では無かったのか。

◆ トラブルが起きると検索して同じような事を経験している人は居ないかと探す訳だが、Google検索の変化もあって色々と難しかった。例えばipfwを検索する場合には、ipfwが重要なワードになるように、他の検索ワードを考えていかなければいけない。

◆ 極端な例で行くと"ipfwコーヒー"として検索するとipfwよりもコーヒーの方が"強い"のでipfwは無視されてしまう。コーヒーではなくエラーとかインストールとか、或いは特定のエラーのワードなどを入れて検索すると思うのだが、そうすると時にipfwはどこかに行ってしまう。

◆ 以前から書いているように、専門的なページを探すには苦労する。知りたいのは一般論ではなく希なケースなのだよと言ったってGoogle検索にそれを理解させることは出来ない。検索されやすいページはどんなワードでも検索される傾向もある。それがSEOと言われるものではあるのだが、SSL化にしても検索の好みにしても、極端な気がする。なので別の検索エンジンを使う事もあって、bingで試してみたりYahooに行ってみたりもした。

◆ 専門誌というか専門サイトの連載などから得た情報もあった。インストールだとか設定だとかを本職としている方が書いている記事は、曖昧さがなくて分かりやすかった。一度のインストールや設定ではなく、様々な客先のサーバの設定などをやっていれば自ずとノウハウも溜まる。
この辺りは趣味でサーバー設定している人間とは大きく違う。

◆ ISPをやっている頃は職業として設定をやっていたわけで、しかし今と違って情報は少なかった。ルータの設定やら何やらで苦労したこともあった。何しろルーターの設定が出来ない事には全ての通信が回復しないのだから大問題だ。

◆ 当時はそれでもセキュリティだとか攻撃だとかが少なかったから良かった。まあDos攻撃みたいなものはあって、ルータがメモリを使い果たしてしまうみたいな事が起きた。技術の進歩もものすごい時期で、何百ワットも食いながら1.5Mbps(ギガじゃないですよ、メガですよ)の処理をする巨大なルータとかが普通だった。

◆ それが1〜2年後には1Uサイズのルータで100Mbpsが処理出来るようになっている。
まそれを言ったら、10MbpsのEthernetのHUBにECLがいくつも搭載されていてファンで冷却していた時代だってあったわけだし。今で言えば10GbpsのHUBの消費電力が来年にはどの位まで下がるのか、価格はどこまで下がってくるのかみたいなものだ。


8年の歳月が変えたもの(1)(7/26)
◆ F&Fサーバの再構築は8年ぶりだった。前回は2012年に構築していて、それは自宅サーバの構築以来4年ぶりだった。2012年当時のFreeBSDは9であり、2008年に使っていたMovableTypeなどほぼ全てのソフトが正常に動作した。

◆ もっともCPANで入れるモジュール関係のバージョン依存性は厄介で苦労はしたが、その後インストールしたFreeBSD9.2では大きな問題は起きずにすんなりとインストールが完了した。FreeBSDも良くなったものだなぁと思った覚えがある。

◆ それから8年の再月が経過した。FreeBSDは12になっている。イジらずに済むのならイジらずに過ごしたいサーバだが、世の中もそれなりに変化した。Googleは全サイトのSSL化を行わせる方針にした。改ざんなどを考えればSSL化は有効ではあるが、全サイトがSSL化すればフィッシング詐欺サイトもSSL化する。ソフトバンクお得意の通信の最適化も効かなくなる。勿論SSL化が悪いとは言わないが、およそセキュリティとは無縁な個人サイトまで巻き込むのはいかがなものか。

◆ もっともこれには個人サイトの対応を促すのではなく、余に氾濫する個人サイト、それもGoogleの好むページ構成ではないサイトを排除したい狙いだなんて書いている人も居た。http://www.fnf.jp/とhttps://www.fnf.jpはGoogleでは別のサイトと認識されて、検索Indexも再構築になる。結果としてhttps://www.fnf.jpは新規サイト扱いで検索順位が下がるというわけだ。(後に対策は発表されたようだけど)
◆ ちょうどこの頃からGoogle検索の改悪が行われはじめた訳で、SSL化をきっかけに検索Indexの大幅刷新が行われたのかも知れない。いずれにしてもGogoleの思惑に世界のサイトが従った。F&FでもSSL化を行ったのだが、OpenSSLのバージョンが古くてセキュリティレベルが上げられない。OpenSSLの入れ替えは困難を伴うなと思ったので放置していた。しかしブラウザ側のセキュリティ強化もあり、OpenSSLを入れ替えなければならない事になった。

◆ 結局OpenSSLの入れ替えは出来ずに、再セットアップとなる。FreeBSDは12となっていた。これをセットアップするのだが、苦労した。さくらVPSの問題で丸一日を潰した。その後FreeBSD12のインストールは出来たが、ソフトを入れていくとインストールエラーなどが頻発してどうにもならなくなった。

◆ 仕方なくFreeBSD11に落として再構築開始、それでもインストールエラーなどは出るのだが、Sourceからのインストールを行うなどして稼働させるに至った。FreeBSD9から8年も経っているのに、portsからのインストールで何故こんなに苦労するようになってしまったのか。

◆ しかしWordpressを動作させるために、動作していたFreeBSD11から、再度FreeBSD12で構築し直した。何度かインストールを繰り返し、インストールの順番などを変えるなどして動作させた。それでも最後までPHPはうまくインストール出来ず、これはSourceからコンパイルした。

◆ OSやソフトの変化もあった。以前はなかった設定が増えていたり、以前はコンパイルオプションだったものがロードオプションに変わったり。
そう言われればFreeBSD9の時はこうだったよなぁみたいな、私自身が忘れていることも多かった。ソフトは常に新しくなり、人間は常に古くなっていく。インストールの記憶を蘇えさせるには少々の時間が必要だった。


Uber Eats(7/25)
◆ 静岡市の一部の区でUberEatsのサービスが受けられるようになったとニュースになっていたのが1ヶ月くらい前だっただろうか。県内初のコストコも話題になっていたし、何となくノンビリムードが漂う。

◆ 出前は結構便利というか手間がないので助かる部分もある。配達で馴染みのあるのはピザかな。ファミレスの出前も、モスバーガーも頼んだことがある。残念ながらここは田舎なので配達してくれるものは限られている。

◆ ピザの宅配は、宅配コストの上昇から店舗受け取りとの価格差が開く傾向にあった。店舗で受け取ると半額みたいな感じで、だったら受け取りに行くかなと思う。モスバーガーは宅配料金を別途取られるのだが、モスバーガーの場合は店舗でも待ち時間が長かった(予め予約しておけば良い)ので宅配を頼むことも少なくはなかった。

◆ ピザにしてもモスバーガーにしても店舗に駐車場があれば良いが、そうでない店も多かったので車で行くには不便だった。で、スクーターに乗るようになってからは気軽に店に行ったという感じだ。

◆ ここは田舎なのでモスバーガーにもマクドナルドにも、弁当屋やピザ屋にも広い駐車場がある。人口密度が低いので宅配を行っている所は少ないし、そもそもこの山の中まで持ってきてくれる店は更に少ない。

◆ 宅配は人件費がかかるが、その分を稼ぎ出すことが中々出来ない。その点でウーバーイーツなどの外注を使うと、宅配コストを固定費として考えずに済む。店側は売り上げの35%を支払うので原価率の高い店だと余り面白くない商売になる。

◆ 店を知ってもらい来店を促す宣伝費と考えれば許容出来る場合もあるだろう。ウーバーイーツの営業は結構強引で、店側もそれに押されて契約してしまうみたいな事も報道されていた。

◆ ウーバーイーツを利用した出前専門の店も出現している。無店舗通販店みたいなもので、厨房だけを用意して自店舗内で料理を作る場合と、近くの店から買ってくる場合がある。数量を出すからと言う事でオリジナルのメニューを作って貰ったり、盛り付けを変えて貰ったりして供給して貰う。

◆ 回転寿司が全盛になり始める頃に出前専門の寿司屋も増えた。今でも宅配専門寿司やチェーン店はあるが、以前は個人商店的なところも出前専門で営業していた。
その後には大手宅配寿司チェーン店との価格競争に敗れて廃業みたいな流れになる。大手チェーン店は大量仕入れで原価を抑えることが出来るので、価格競争になると小規模店は勝ち目がない。

◆ 実店舗の場合は立地だとか雰囲気で付加価値を出すことが出来るが、宅配の場合はそうは行かない。価格や商品写真を見比べられるので価格は重要なのだが、商品写真と実物の乖離が激しければリピートオーダはなくなる。

◆ いわゆる有名店のものがオーダー出来る(その店が対応していれば)点でウーバーイーツは便利だと思うのだが、味は二の次の宅配専門店などが乱立すると面白いサービスとも言えなくなるかも知れない。


マダニとかヒアリとか(7/24)
◆ マダニによる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発症は関西以南に多い。東京都の一例を除くと和歌山県や石川県が最北端となっている。
マダニが媒介するSFTSは多くの野生動物にも感染していて、鹿の陽性率が一定値を超え始めると人間にも被害が出始める傾向だそうだ。

◆ マダニやヒルの被害は年々増加傾向で、山歩きの時には防御に気をつけなければならない。マダニに刺されたからSFTSに感染するかと言えばそうはなく、野生の鹿などへの感染が広がってくるとマダニが媒介する率が上がり、人間の感染例が出てくる。

◆ SFTSは感染に気づかないことも多い。症状としては風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスにも似ている。倦怠感や発熱、下痢などの症状が出るが医者にも中々正確な判断が出来ないそうだ。なお重症化すると死亡例もある。

◆ ヒルに食われる被害も増えている。ヤマビルに注意するようにと、登山道などに立て札が立っている場合もある。ヤマビルに食われないようにするためにはストッキングが有効だそうだ。ストッキングをはいていると、その目が細かいためにヤマビルは皮膚に吸い付くことが出来ないのだとか。

◆ ヤマビルが病原体を持っていなければ、食われた場所から出血するだけだ。出血するだけとは言っても止血効果を失わせる物質を出すのと、一種の麻酔成分も同時に注入してくるために傷に気づかず、そこそこの量の出血に驚く場合がある。ヤマビルに塩やアルコールをかけると、ヤマビルが脱水状態になって体から離れる。

◆ スズメバチやマムシなどは目視出来る大きさだが、ダニやヒルは見つけにくい。くっついているところを見れば分かるものの、いつくっついたのかは分からない。

◆ ブヨ(正式名称はブユだそうだ)も厄介な虫である。人によって症状は違うようだが、激しいかゆみや腫れが長期間続くこともある。ブヨかどうか分からないが私もたまに刺される。蚊に刺された時よりも腫れが大きく、かゆみは何日も続く。皮ふ科に行くとステロイド系の軟膏を処方してくれる。
これを塗って少しするとかゆみは治まってくるが、翌日には再び痒くなる。私の場合は1週間程度で直るのだが、体質によってはこれが半年以上続くこともあるそうだ。

◆ 原因は不明で、おそらくは植物のトゲではないかと思うのだが、足の指が腫れたことがある。これもステロイド系の軟膏(虫刺されの時に貰ったもの)を付け続けると腫れは引くのだが、完治までに1週間以上かかる。
この時期山に入る時にはゴム長靴を履くようにしているが、ついサンダルなどで何かの植物を踏んでしまうと腫れる。

◆ 皮ふ科に行くと、この虫に刺されるとこんな症状が出るよと張り紙があったりする。田舎なので虫が多く、それらに刺されて医者に来る人も多いのだろう。都市部では虫に刺されると言っても精々蚊だろう。しかし山の中には見知らぬ生物が沢山居る。

◆ 毒を持った蛇、マムシなどの被害も多い。この辺りの山の中にもマムシが居る時居たことはあるが、出会ったことはない。マムシなどは好んでは人間によってこないと思うので、人間の足音などで逃げるのかも知れない。ただマムシによる被害もあるので山歩きの時には注意した方が良いと思う。


楽天モバイルの罠(7/23)
◆ ソフトバンクも罠だらけだったが、楽天モバイルも酷い。孫さんの後を追おうとする楽天なので仕方が無い事かも知れないし、企業信頼性がそもそもアレな事もある。

◆ 以前にBlogの方で書いた件と似たような事態が発生している。知人が経験したのは、楽天モバイルのサイトが落ちて申し込みが出来なくなる→楽天ショップに臨時サイトが立ち上げられ、そこから申し込めとなるので申し込み初期費用を払う→後日メールが来て、正式申し込みが必要だからと正式申し込みサイトが案内されるが、そこでも初期費用を取られる。楽天は楽天ショップで申し込んだ分の費用を返却するとしたが、返却日程は未定、実際に返却されたのは約2ヶ月後だった。

◆ これと同じようでありながらより悪質な事が行われている。楽天ショップのサイトで申し込むと、正式な申し込みが必要である旨のMailが来る。ここまでは上に書いたことと同じだ。正式な申し込みが必要と言う事で、楽天モバイルのサイトから申し込みをする。すると2回線目の申し込み成立となる。

◆ 楽天に連絡をすると、2回線目の契約をしたのは契約者なのだから、これを解約するには解約料が必要だと言われる。この辺りはケースバイケースだそうで、キャンセルが可能な場合もあればキャンセル料を請求される例、或いはキャンセルしましたと言われた後にクレジットカードからキャンセル料を引かれる場合など様々だそうだ。

◆ 消費者センターなどから楽天に連絡をして貰うと、消費者センターには「すぐに契約者に連絡を取ります」と返事をするだけで契約者には連絡が来ない→契約者は再度消費者センターに連絡をする→消費者センターは楽天に連絡をする→契約者には連絡が来ないの繰り返しになるという例も。

◆ 移動体通信契約においては初期契約解除制度(クーリングオフのようなもの)が可能なのだが、楽天モバイルに言わせるとSIMを受け取った時点で初期契約解除の対象ではないそうだ。なお初期契約解除制度では契約書面を受け取ってから8日以内はそれが可能だとしているが、楽天モバイルは書面では何も送ってきていなかった。

◆ サーバーエラーによる複数台発注に関しても私はラッキーだった。荷物の受け取りを拒否したので返品扱いとなったが、本人或いは家族などが受け取ってしまったケースもある。この場合は返品不可能になり、新古品として売り払うしか手がない。あの時のサーバーエラー問題で複数のスマートフォンを売りつけられてしまった被害者はかなり多いと思う。

◆ MVNO契約の解約が出来ない例もある。これは私も経験している。解約を行い、解約後に表示される指示に従ってSIMの返送をしたにもかかわらず請求が続いた。楽天に確認すると解約は行われていない、SIMを返送したからと言って解約になる訳ではない、SIMの返送先はWebを検索すれば出てくるので、解約手続きを完了した証拠とは言えないと言われた。

◆ これと同様の例もあり、請求が続いているので電話をすると、その場(電話)で解約をすると言われたにもかかわらず解約処理がされず、再度電話をすると電話による解約は受け付けていないと言われたとか。このケースでは契約者が通話を録音していたが、楽天側は「弊社との通話である事が確認出来ない」として無視されたとあった。


2030年はそう遠くない未来だ(7/22)
◆ 昭和から平成に変わった時を覚えている方も多いだろう。そして今は令和となり、平成の30年はあっという間だったなと感じる人が居るかも知れない。昭和というともはや古さを感じるが、では2000年はどうだろうか。今から20年前である。

◆ 2000年頃にはCdmaOneとかPDCの携帯電話が全盛だった。PC用のCPUクロック周波数はやっと1GHzに届いたPentium4の時代だった。メモリは価格変動が激しく、64Mバイト(ギガバイトではなくメガバイト)品が5千円くらいだった。64Mバイト品の価格変動は、より大容量のものに比較すれば大きくはなかった。256Mバイト品は2000年の1月に4万円ほどしていて、しかし同年12月には1万円台まで下がっている。

◆ 今から20年前がこんな感じ、では20年後はどうなるのか。6月の下旬だったかNTTが自前の送電網を作ると発表していた。電柱を持っているからこそ出来るのだが凄いなと思う。電気の元は再生可能エネルギ、洋上風力発電などを作るそうだ。通信事業は収益が頭打ちだそうで、2020年以降はエネルギ事業で売り上げを確保したいと言う。

◆ 発電施設だけで投資額は3兆円くらいだと日経が予測していた。確かに3兆円は大きな金額なのだが、固定回線にしても移動体通信事業にしても、インフラ整備にはカネがかかる。そうした目で見れば3兆円は驚くような数字ではない。勿論これ以外に管理システムだとか送変電所だとか、おそらくは発電施設と同程度かそれ以上のカネがかかる。

◆ 企業体質的に、東京電力とNTTではどちらが民間に近いのかと言われると微妙だ。ただし原発利権に接していない分だけNTTの方が電力を安く作れる可能性がある。東京電力は今後新規の原発を作ったり、既存の原発を廃炉にしたりしなければならず、ものすごい額の投資を余儀なくされる。

◆ 原発の廃炉には表向きの費用として数百億円を要する。それ以外に保証だとかゴミ問題だとかが発生するので数千億円の費用になると予測する人も居る。ちなみに福島第二原発の廃炉費用は4千億円と見積もられ、これは原発の建設費用に匹敵する。
事故を起こした福島第一原発の廃炉費用が8兆円以上かかるそうなので、それに比較すれば安い。

◆ 勿論原発と再生可能エネルギ発電では、発電電力量や安定性も違うので一概に比較は出来ないが、表向きの投資額とすると洋上風力発電は原発建設費の数倍にもなってしまう。原発は電気を作っているだけではなく利権を生み続けているわけで、そうした見えないランニングコストが膨大だ。原発をやめれば電気代が下がるというのは、発電コスト自体は上昇しても、電気を生み出すのに必要なこと以外へのカネの流れを止められるからだ。

◆ NTTがどの位の電気料金を設定するのかは分からないが、これで大きな利益が生み出せる見込みになれば他の企業も参入するかも知れない。或いは電力会社とは別に送電網だけを作る企業が出来るかも知れない。

◆ 2020年に日本の人口がどの程度減っているのか、消費税はどこまで上がっているのか、エネルギ需要はどうなっているのか、石油を使って走る内燃機関搭載自動車は残っているのか。いずれにしても、新規参入事業者が生まれるのは面白いではないか。


公務員はオイシイお客さん(7/21)
◆ コロナ不況からはまだまだ抜け出せそうにないのだが、収入が高く安定している公務員が自動車ディーラにとっては良いお客様だという話がニュースサイトを飾っていた。

◆ 輸入車を買うと目立つから国産のワンボックスカーを買う、ワンボックスカーなら高そうに見えないというのがその理由らしい。ディーラに足を運ぶその客は、フルオプションで一番良いやつをくれと言って契約をしていったとか。

◆ トヨタが高級ワンボックスだと言ったところで、世間はそうは見てくれていない。ワンボックスの中では高級ですよと言い方を変えないと、じゃあクラウンの立場はどうなるんですか?みたいな。

◆ これが以前だと、輸入車は目立つからレクサスにしておく的な需要があった。
例えば美容室やレストランのオーナーが車を買うとする。レストランなら仕入れがあるので、自動車自体は経費化出来そうだが輸入車は難しい。そこでトヨタ製のセダンを買う。レクサスだろうがネッツだろうがトヨタ車に違いは無いので帳簿上目立たない。

◆ 所がそんな余裕のある店が減少すると共に輸入車の価格が下がってきた。輸入車にしても以前のような商売は出来なくなったとあって、国産車とさほど変わらぬ価格で小型車を売る。特にセダンとなると、国産車には選択肢が少ないので輸入車比率が高まる。

◆ それでもワンボックスを買うという公務員は、やはり近所の目が気になるのだとか。今や民間企業の2倍以上と言われる公務員給与なので、近所でも色々言われるわけだ。公務員本人にしてみれば、自分が悪いわけでもないのに何故だとなるが仕方が無い。

◆ ディーラーにしてみれば値引きもせずに買ってくれる、半年や1年で買い換えてくれるとあってお得意様だ。でも半年や1年で買い換えていたら、それはそれで目立ちそうな気もする。ディーラーが何故そんなに買い換えるのかと訊くと、カネの使い道が無いからだと答えたそうだが、これは嘘くさい。まあ庶民の感覚と乖離があるのは当たり前だとして、金を使うために車を買うなんて事は給与所得者ではあり得ない。

◆ これが副業をやっているなどだとすれば経費を使うという名目になる。自動車は高額な割に償却が早いのだが、それでも半年や1年で買い換えるのは得ではない。

◆ 車を買い換えるのなら旅行に行ったりオイシイものを食べたりする方が良いと思うんだけど。いや、勿論車好きで、どうしても買い換えたいモデルが出たと言うのであれば買えば良い話だけど。

◆ 不動産屋も公務員は良い客だと言っていた。何が良いか、それはローンが通りやすいとからだ。通常では支払額に無理があるようなプランでも、公務員なら通ってしまう。民間企業に勤める人の場合、例え上場会社だったとしても今は審査が厳しいという。会社自体が云々よりも、昔のように給料が上がり続ける保証がなく、リストラや子会社への異動などでローンの支払いが苦しくなることが想定される。不動産屋としては、ローンが通らないことには物件を売ることが出来ない訳で、その点公務員は楽だという事なのだ。


大切な天下り先だから(7/20)
◆ 総務大臣と総務省の考え方の乖離がある。総務省にとってNHKは大切な天下り先であり、収益を上げて貰わなければならない。収益を上げるためには受信料をより多くの人に払わせる必要がある。

◆ しかし10代では4割の人がTVを観ないとされ、20代でも3割以上はTVを観ないのだそうだ。こうなると受信料収入のこの先が心配になる。そこで考えたのが全世帯徴収方式だ。TVを見るか観ないかという問題ではなく、全員から取ってしまおうと計画する。

◆ 先日にはNHKが映らないTVは受信料を払う必要が無いとの判決があった。これに対しても、全員徴収であれば全然問題が無くなる。NHKが映ろうが映るまいが受信料は取りますよと法律を変えるのだから。

◆ 現実的なものとしてネット接続可能な機器はNHKへのアクセスが可能として金を取る計画だ。いきなり全世帯徴収では無く、最初のステップをネット接続者とする案だ。スマートフォンやPC、家電製品などのある世帯や企業から金を取る。

◆ NHK受信料分の支出が経営を圧迫するホテルなどでは、TVを廃して受信料を払わず、その分宿泊料金を安価にしている所も増えてきている。或いはチューナ無しのモニタとIP放送受信用の機器の組み合わせだ。

◆ しかしインターネット接続端末への課金が可能になれば、こうしたホテルからも金を取れることになる。
NHKが映らないTVは受信料を払わなくて良いのであれば、NHKにアクセス出来ない端末も受信料が要らなくなるかも知れない。

◆ 最も簡単なのはNHKの名前解決をしないDNSサービスだ。IPアドレスを打ち込めばアクセスは可能になるが、一般的とは言えない。ルータなり何なりにこのDNSサービスを登録するとNHKへのアクセスは出来なくなる。

◆ まあ簡単に変更出来てしまうと言う点でそれが認められるかどうかは微妙ではあるけれど。DNSで無くてもHostsファイルの設定でも同じ事は出来る。ISPがフィルタリングしてくれれば尚良い。それこそ若年層向けのフィルタ同様に、NHKフィルタを作れば良い話であり、これは簡単にできる。

◆ そうした制限が可能になってしまうから、だったら全世帯から取ってしまえと言う議論なのだ。日本の国民から金を取って反日放送をするという、NHKとしては面白くてたまらないだろう。天下りにとっても、カネはいくらでも入ってくるのだから懐も豊になる。

◆ 現状でのNHK+は視聴登録をすると受信料の支払い状況を確認するとなっている。
受信料未払い者がこれに登録すれば、しつこく契約を迫る人間が押し寄せてくるに違いない。

◆ そもそも衛星放送時に、通信衛星で衛星放送はダメだとか何とか散々文句を言っていた筈だ。それが今度は通信を使って放送することを押し通してしまうのだから勝手なものである。

◆ 個人的にはパイパービューが一番良いと思う。観たい人が月額で、或いは観たい番組にスポットで金を払う。NHKは、ペイパービューにしてしまうと視聴する人が減って儲けが無くなると反対している。
金を払ってまで観て貰える番組が少ないことを自ら認めてしまっている。


お金の使い方にお決まりは無いけれど(7/19)
◆ 元ZOZOTOWNの前澤氏は、お金配りが趣味なのだそうだ。ユニクロの柳井氏が100億円を医療関係の研究などに寄付した事に対して、デヴィ夫人は前澤氏の金の使い方とは大違いだと批判した。

◆ 使い方は違うが自分の金を何に使おうが勝手なので、他の人と比較して云々でも無いとは思う。柳井氏の金の使い方は、即効性は無いが多くの人の役に立つ可能性を秘めている。前澤氏の場合は即効的ではあるが、人数が限られている。

◆ もしも前澤氏が大金持ちであったなら、多くの人を即時助ける事が出来る。しかしそんなに多くのカネは持っていない。1000億円内外の資産は個人としては大きいが、社会貢献だとか事業資金として莫大とは言えない。

◆ ホリエモン氏はカネがあれば何でも出来る、何でも買えると豪語した。しかし現実としてロケットも中々飛ばす事が出来ない。まあこれにしてもカネが足りないからと言う事はあるだろう。もっともカネはあっても信頼性が無ければ人財が集まらないと思うけど。

◆ ロケット事業に関しては、クラウドファンディングで金を集めるなど、資金的には苦しい状態だそうだ。カネがあれば何でも出来る、そのカネがなくなってきたから何も出来なくなったという、単にそういうことなのかも知れない。

◆ ホリエモン氏にしても前澤氏にしても、カネの力で自分をアピールしたい思いは強そうだ。自分が王様になるには株主兼経営者になるとか、政治家になるなどの方法がある。それでも独裁的になれるわけでは無いが目立つ事は出来る。企業で目立つにはその事業を成功させる努力が必要だ。

◆ 日本の場合は総理大臣には人気だけではなれないが都道府県知事になる事は出来る。私が知事になれば私財によって借入金を全額返済しますよとする事も不可能ではない。ただし県レベルとなれば前澤氏の私財ではどうしようもない予算規模であり、精々田舎の町が良いところだ。ちなみに伊豆市の予算規模は300億円くらいなので、私が当選したら2年間は市民税と軽自動車税と、固定資産税と、健康保険税を免除しますと謳える。法的に可能かどうかは知らないけれど。

◆ 一方で柳井氏の金の使い方の例からすると、田舎の町にレジャーランドを私財で作りますよ、税収が見込めますよ、人がたくさん来て雇用が膨らみますよ、東京からの直通バスを運行しますよ、ホテルやテナントも誘致しますよ、みたいな感じか。

◆ ホリエモン氏は何とか自分が忘れ去られないように、有名であり続ける事が資金集めにもプラスに働く。そう言えばホリエモンって人が居たよねと語られるのが現時点かも知れず、10年先には堀江モンテ何?どこかのゆるキャラ?なんて事になってしまう可能性だってある。

◆ ロケット事業は夢もあるし、うまく行けば商売にもなるので頑張って欲しいと思う。それには資金集めが必要になるが、ある程度の実績が積めればスポンサーも増える筈だ。その実績に達するまでが苦労なのだけれど。柳井氏や前澤氏がホリエモン事業に出資するとは思えないし、資金集めの苦労は続くだろう。


観光資源としての猫(7/18)
◆ 勝手に増え続ける野良猫は厄介なものである。ねずみ算とは言わないまでも、1つのペアが2年後には50匹にもなる場合もある。勿論環境が厳しいなどすれば増えるよりも減る方が多くなる。

◆ そんな猫が観光に一役買う島が、各地に存在する。いわゆる猫島であり、もはや居住人口よりも猫の方が多いなどする。島には漁業などを営む人が住んでいるというか住んでいたと言うが、高齢化が進んで島の人口も減少の一途だ。そんな島に観光客を連れてきてくれるのが猫だったのである。

◆ と言っても島民だけで観光客を管理出来るはずもなく、客商売に目を付けた企業や団体が積極的に管理をしたり、動物保護団体が乗り出したりする。観光客に土産物を販売したり、飲み物を販売したり、ネコの餌を販売したり、その卸を業者が行い販売を島民が行うような分担が多い。

◆ 飲食物やネコの餌の持ち込みを禁止する事で売上増を狙うのだが、商売一辺倒なそうしたシステムを、島民は必ずしも認めていないとも言われる。しかし猫によって島が活性化されたことは事実であり、島民は猫を帯\説にするようになった。

◆ そんな猫の島の一つで猫が激減する事態が起きていた。90匹も居たネコたちの数が半分以下まで減ったのだそうだ。猫は去勢や避妊などで増えすぎないように管理されているので、原因不明の猫死が続くと数は減少する。

◆ 猫を管理する保護団体は調査を行うも、猫が減る原因が掴めずに居た。しかし猫が不自然な病死をしているとの情報もあり、やがて毒入りの餌をまく老人を特定した。
老人は、カラスを駆除するために毒餌をまいたが、それを猫が食べたかどうかは知らないと言っているそうだ。

◆ 狭い島の中で何かをやればやがては足が付く。増えすぎた猫や増えすぎた観光客を快く思わない住民がいても不思議ではない。
静かに暮らしていた島に多くの観光客が訪れ、お金も落としてくれるがゴミなども散らかすだろう。地域猫を巡る問題は各地で起きている。

◆ 動物の保護に関する法律も含め、日本は遅れていると言って良い。販売に関することに関してもここ10年くらいで整備が進んだ感じがする。商業ブリーダーの劣悪な環境下での繁殖問題など、過去にも多くの事件が起きていた。基本的に動物はものとして扱われていた訳だが、改正動物愛護法によって現在は様々な定めが出来た。

◆ 動物の販売や譲渡に関しての規定も変わってきていて、生後間もない子猫などの譲渡や販売は制限されている。販売は対面で行うことが基本で、従来であれば通販で買うことが出来たが、現在は基本的には不可能だ。

◆ ペットショップの売れ残り問題などもあって、これは未だに完全には解決されていない。大手ペットショップであれば売れ残りを殺してしまったり捨ててしまうことが(現在は)皆無と言えるが、個人商店ではそうとは言えない。売れ残りの猫を引き取る業者や、野良猫を引き取る、或いは捕獲する業者がある。

◆ 猫革は三味線に使われるのだが、昨今猫革は高額になっているそうだ。猫に代わって犬の皮も使われるそうだが、音色は微妙に異なると言われる。一匹の猫から三味線1つ分の皮しか取れない、皮は極限までテンションをかけて貼られるので破れやすいなど、需要は多いのだそうだ。


容量無制限はあり得るのか(7/17)
◆ MVNOが提供する容量無制限プラン、クラウドSIMによってMNOの空いている帯域を割り当てる的なものだ。
しかし実際にこれはうまく行っていない。MNOから制限を食らう事によってMVNOのサービス自体が行えなくなる例もある。

◆ どんなときもWiFiは総務省からお叱りを受けた。容量無制限を謳いながら月間25Gバイトで制限をかけていたというもの。通信制限の基準は公開せず、問い合わせにも応じていなかったという。どんなときもWiFiは4月で新規受付を停止するに至ってしまった。

◆ ここで気になるのが楽天モバイルのUN-LIMITだ。UN-LIMITも容量無制限を謳うが、実際には10Gバイト/日で制限がかかる。
楽天モバイルの説明では"帯域制限を行う場合がある"とのみ書かれていて、帯域制限の基準には触れられていない。UN-LIMITを容量無制限であるかと思って契約したら、実は10Gバイト/日で制限を受けたとなれば問題だ。そしてこれは使用状況によって制限が行われるのではなく、誰でも10Gバイト/日を越えれば制限の対象になる。つまり「制限を行う場合がある」ではなく「必ず制限します」と書かなければ嘘になる。

◆ 勿論これが楽天のやり方で、有利・優良誤認を誘うのはいつもの手口だ。しかし楽天モールで人を騙せたからと言って、モバイル事業で同じような騙しが通用するとは思えない。これがソフトバンク的なエリア騙しであれば、そのエリアに行って初めて気づいて後悔する事になる。しかし通信容量は誰でも簡単にチェックができるわけで、すぐにバレてしまう。

◆ 通信速度に関しても然りなのだが、ベストエフォートだからと言い訳が出来る。ソフトバンクAirなど非実用的な速度しか出ないが、売りは固定回線の代替だ。実際加入者数も固定回線分にカウントしている。もちろんソフトバンクの固定回線も遅いのだが、Airは更に遅い。

◆ 容量無制限を謳うからには無制限である必要があり、これはドコモにしても苦しむところだ。容量無制限だから固定回線の代わりに使おうとなれば、月間使用容量がテラバイトに達する事もあるだろう。PC用のゲームをダウンロードするだけで数十Gバイトを使ってしまう事もある。ではこれを以てヘビーユーザだから帯域制限しますよとやれば、それは容量無制限ではなくなる。

◆ 固定回線の代替や固定回線以上の速度を謳うのであれば、容量制限は相応しくない。瞬間最大速度は出るけれど大容量ファイルのダウンロードは出来ないよと注意書きが必要になる。UN-LIMITにしても最初は通信速度制限に関する表示はなかった。そもそも加入者数が少ないのだから制限する必要がないと思うのだが、いつしか制限を開始した。そしていつもの通り、後付けで説明を書き加えた。

◆ MNOで唯一容量無制限を謳うのがドコモの5Gギガホ無制限キャンペーンだが、これはキャンペーンなのでやがて終了するだろう。高速大容量低遅延を謳うのは良いが、固定回線の代わりには使えませんよと注意書きがないと勘違いする人が現れる。

◆ テレワークなどで多元接続ビデオ会議を行うと、それなりに容量も食ってしまう。動画のニュースなどにしても同様で、接続しっぱなしにしておけばデータ使用量は増えるばかりだ。固定回線を引くまででもないから大容量プランでと考えると、この容量制限で痛い目に遭う事になる。


販売店の歌・テーマソング(7/16)
◆ 販売店に流されている決まった音楽、ヨドバシカメラの歌など誰もが聞いたことがあるかも知れない。元々は(山手線)やまのてせんがやまてせんと呼ばれていた頃にまで遡る。原曲は米国民謡のThe Battle Hymn of the Republicである。ヨドバシカメラは、これに歌詞を付けただけとしている。

◆ ビックカメラもテーマソングがある。
こちらの原曲は米国の賛美歌であるShall We Gather at the Riverに歌詞を付けたものだ。既存の曲に歌詞を付ける、いわゆる替え歌方式は馴染みのあるメロディと言う事で受け入れられやすいのだろう。

◆ オリジナル曲ではドン・キホーテの歌がある。これはMiracle Shoppingと曲名が付けられている。作詞・作曲・歌は田中マイミ本部長(2013年当時)である。
1992年(不確実)頃からアルバイトとしてドン・キホーテに関わったとされるが、正社員になったのは1995年だそうだ。

◆ 音楽活動自体は以前からしていて、19歳でデビューするも芽を出すことが出来ず、アルバイトをしながらの生活だったという。そんなアルバイト時代に、正社員へとオファーが来るも断っていたそうだ。
しかし正社員として採用された後にはジャングルディスプレイを考案、急成長に貢献した。そんな時にドン・キホーテの歌を作る業務があった訳だ。その後20年間にわたり幹部として勤務、現在はフューチャービジョン・ラボの代表となっている。

◆ 一人の従業員が歌を作ったと書かれることもあるが、元々音楽関係の人が従業員になったという話であり、作曲にしても歌にしてもプロだと言える。そしてその当時に作られた歌が未だに使われている。作詞・作曲時には様々な店舗の歌を聞き回って研究したそうだ。

◆ アルバイトから出世した方と言えばブックオフの橋本真由美さんがいる。1991年にパートとして採用された後、3年後には取締役になり、2006年には代表取締役となる。しかし翌年には不正経理が発覚して代表取締役の座を降りることに。2018年に一身上の都合を理由に取締役から去っている。なお橋本真由美さんの実弟が(芸能人の)清水國明さんだ。

◆ 近所のスーパー(一応チェーン店)にもテーマソングはあるのだが、地元の人しか分からないだろう。そうそう、そのスーパーのエプロントークがサザエさんの声の加藤みどりさんだ。

◆ よく行くドラッグストアにクリエイトSDがある。店内にはクリエイトSDの歌が流されているのだが、歌詞がよく分からない。クリエイト・エス・ディと繰り返した後の部分だ。
日本語ではない、何語かを挟むとか、良くある歌詞の手法でも使っているのかな程度に思っていた。クリエイトに行ってその音楽を聴くと、なんて言っているのかなと思うものの、家に帰ってくればそんな事は忘れてしまう。

◆ 忘れてしまっていたのだが、ふと思い出して検索してみた。ら、同じような疑問を抱いている方がいらっしゃった。そうか、みんなあそこの部分の歌詞は分からないのか。ド・ド・シ♭・ソとなる部分なのだが、メロディに歌詞がうまく乗っていなく発声に無理があり、聞き取れないのだ。どうせ聞き取れないのだから"マンマミーア"とでも歌えば良いのに、意味はおかしいけど。同じようなことは"だからまいにち面白い"でも言えることで、歌手の方はその部分(毎日面白イエィエイ)の発声に苦労されているのだとか。


電源が発振したのか(7/15)
◆ 毎日拝見させて頂いているこちらのサイトではレーザー銃を作っている。1号機は出力を上げすぎてファイバーが一瞬にして焼損するという悲劇に見舞われた。過去記事を見ていくとその経過が分かる。

◆ あれから数年、2号機を入手された。これを駆動するために電源を用意する。DC-DCコンバータを2直列&2並列にして電圧と電流容量アップを図る。しかし謎の発振が発生して作業が中断する。結論から言うと、DC-DCコンバータの出力側に付けたコンデンサ容量が過大だったようだ。

◆ しかし仕様書にはコンデンサ容量の下限は書かれているが上限は書かれていない。
これはあくまでも推測でしか無いのだが、出力側に付けた大容量の積層セラミックコンデンサのESRが低いために、ループ制御が破綻したのではないのか。電解コンデンサを外さずにセラミックコンデンサを外しても症状は改善されたかも知れない。

◆ 電源デバイスによっては、出力側に大容量のセラミックコンデンサを付ける事を禁じている。最近のものではセラミックコンデンサ対応の設計がなされているものもある。

◆ 電解コンデンサの容量を少なくする事によって、謎の発振から逃れる事が出来たようだ。ただ2直列にされたDC-DCコンバータの電圧設定によってはリップルがかなり増えている。ここがちょっと心配なところではある。出力電圧を上げると最大電流が減少するので、それに伴う変動なら仕様どおりなのだが。

◆ 電源が完成すると、レーザーパーツを水冷筐体から空冷筐体へと移植をする。えーっ、そんな難しい事を… と思ったのが正直なところだ。何が難しいかと言えば光ファイバーを切断&再融着しなければならないからだ。

◆ ファイバーの融着ではロスが起きる。それが0.05dBであったとしても、18本も融着すれば0.9dBにもなる。200Wを目指すレーザー銃だが、0.9dBの損失によって出力は160Wにまで減少してしまう。もしも損失が2dBあれば出力は127Wしか出ない。

◆ もっとも最近の融着器は調芯精度が向上し、接続損失0.01dBも夢ではないそうだ。融着時の調芯による損失増加は、ズレが1μmあると損失が0.1dB増えるとなっていた。
光ファイバーのコア系は100μmとか200μmだそうだ。被服を含めても数百μmの細さ、そこを数百ワットのパワーが通る。

◆ 水冷筐体は大きすぎるとか重すぎるとか、連続使用には冷媒が必要だとかポンプが必要だとか、携行するに不十分な要員があったのだと思う。だから空冷筐体への移植を余儀なくされたと言う事か。ファイバーを切断せずに筐体の方をぶった切ったらどうかとか、水冷筐体に蓄熱量の大きな液体を満たしておいたらどうかとか、考えは色々あると思う。しかしWebmasterが移植がベストだと判断したのだから、そこには明確な理由があったに違いない。

◆ 以前にレーザー光源のプロジェクターの話を書いたが、レーザー加工器用などの半導体レーザも200W程度まで出力が上がっている。200Wの半導体レーザ発振器の出力を合成した1kW出力のものなどもある。200Wのモジュールは500mlの牛乳パックくらいの大きさ(放熱器を除く)なので、金に糸目を付けなければ小型軽量のレーザー銃は作れる。もっとも連続稼働させようとすると冷却器(レーザー加工機の多くは冷媒による液冷)が必要になる。


夏の台風シーズンに向けて(7/14)
◆ 去年も一昨年も台風による被害が出た。台風ではなくても大雨や暴風による被害もあり、今回の大雨でも大きな被害を出している。それに加えて今年は新型コロナウイルスの感染もあり、各自治体では避難所などの準備が大変だ。

◆ 台風から身を守るのか、コロナウイルスを恐れれば良いのかにならないように、避難所を増やしたり段ボールやテントを使った仕切りを作ったりしている。コロナウイルスによる感染がゼロの地域であり、避難する人が住民だけであればさほど心配はない。しかし夏休みなどで帰省した人などが混じっていると安全とは言えなくなる。

◆ 本来であれば感染している危険性のある人を隔離すれば良いのだが、実際問題としてはよそ者隔離みたいな格好になってしまうので宜しくない。
勿論避難所に行かなければならない状況が生まれないのが一番良いのだが、相手は自然の事なので何とも言えない。

◆ メディアは台風被害や首都直下地震、南海トラフが起きるみたいな記事で煽る。まあ煽るのは勝手なのだが、理由のこじつけに無理があったりして。メディアによっては自然災害はまとめてやってくるんだみたいな、地球規模のコロナウイルスは地球規模の異常気象を誘発するって、何がどう関係するとそうなるのか全く分からない。

◆ 昨年の台風では雨による被害が発生した。停電や断水などもあって不便な生活を強いられた方々も多かった。
今年がどうなるのかは誰にも分からないが、被害を受けた人々やその地域の周辺では防災意識も高まっていると思う。

◆ 今回の洪水もそうなのだが、豪雨や長雨による被害を避けることは難しい。熊本県南部など、川のそばで被害が広がったと言うよりも町中が水没してしまった。

◆ 床下浸水程度であればエンジンポンプと土嚢で回避が出来る可能性があるが、九州豪雨での水深は5mにも達したという。亡くなられた方も自宅で溺れてしまった方が多かったそうだ。もはや2階に逃げても水に浸かってしまうほどの状態だったわけだ。

◆ 例え床下浸水だったとしても、汚れた泥土が流れ込んできた後始末は大変だ。回避出来る手段があるのならば、良いのだが、自然の前に人間の力は極めて弱く、時に逃げ出すことすら出来なくなってしまう。昨年の大雨で浸水した住宅が未だに復旧出来ていないとblogに書かれていたりする。床板を外した状態のまま、内部はあちこちがカビだらけになっているという。

◆ 大雨などの場合は持ち物も来ているものも全て濡れてしまうので、非常持ち出し袋も役に立たない場合もある。スマートフォン用のバッテリーにしても、防水機能付きのものは少ないだろう。昨年もスマートフォンなどの充電需要が追いつかなかったわけだが、水が入らないようにして非常持ち出し用品をまとめている人は、たぶん少なかったと思う。

◆ 横浜の家は住宅街全体が傾斜地で、100m離れて1〜2mの標高差くらいだった。なので浸水の危険は無かったが、東京や神奈川は地盤が強くはないので地震の時には大きく揺れた。ここは地震で揺れることは滅多にないが、山は崩れるかも知れない。


転売屋は儲かっているのか(7/13)
◆ 商品の転売は多少のリスクはあるが比較的楽に儲けを出す事が出来る。コロナウイルス感染拡大初期のマスクや消毒液の転売などでは大きな利益を上げた事だろう。しかしやがて転売が禁止されたりし、在庫を抱えた人は損失を出す事になる。

◆ トイレットペーパー不足騒ぎの時も、外出自粛でのインスタント食品不足騒ぎの時にも転売屋は暗躍した。しかしトイレットペーパーにしても不足は程なく解消され、転売屋の家には山積みになったトイレットペーパーが残った。

◆ 非常時だけではなく、例えば家電量販店の安売り時に家電製品を仕入れてAmazonで売る転売もある。一時期はゲーム機がよく売れたとかで、転売屋はゲーム機を仕入れた。所が多くの転売屋が同じ事を行ったために相場が崩れた。相場を崩さないためにと安価販売する転売屋を攻撃する動きもあったそうだ。

◆ 大物の転売だと車やマンションがある。割り当て台数の決まっている車を買い、転売する。SF90ストラダーレはフェラーリ初のPHEVで価格は5.3千万円ほど。これにオプションを加えると6千万円を超える。日本には割り当て台数が決まっているので、くださいと買いに行ってすぐに手に入るものではない。

◆ で、輸入車販売業者などがこの車を買う。未登録状態のまま顧客が来れば売る。主要オプション付きで即納となれば1千万円以上の利益を乗せる事が出来る。

◆ マンションも同様で、大抵のマンションは完成の何年か前に売り出しが行われる。転売屋はこの時点で住戸を買う。都内のマンションは一定の値上がりが期待出来るので、実際にマンションが完成した時には価格が上がっているというわけだ。

◆ 確かに契約から完成までの2年とか3年間寝かせなければいけないので、資金効率が高いとは言えないものの10%以上の利ざやが取れる事もあって転売人気は高い。しかしコロナウイルスの感染拡大による景気の先行き不透明さは、こうした車やマンションの転売屋にも影響を与えたそうだ。

◆ 少なくとも当面の景気不安で高額商品を買う人が減ってしまった。マンションは未入居で持っている事は出来ても、必ず古くなる。時が経つと価格が上昇するから儲かったわけで、需要が供給を下回ると値上げに期待が出来なくなる。

◆ 一部では新築マンションの価格が下がっていると言う事もあって、転売がうまく行かないケースが増えている。マンションが売れたというのは景気が良くなったと言う事ではなく、金融緩和がそこにあったとも言われる。貸出金利が安いので多少の無理をしてでも買う人が居た。不動産屋は、一種のバブル状態だったとも言う。しかしいったんそれが崩れれば利益は減少して損失になる可能性も出てくる。

◆ 未入居新築のマンションを扱う不動産紙やサイトには多くの物件が出ているという話だ。転売屋も出来れば高く売り抜けたいと考える。しかし多少損失が出たとしても、損失額が拡大しないうちに売り逃げようとする転売屋が相場を引き下げてしまう。

◆ メルカリに見る転売屋同士の戦いのような事がマンション転売でも起きている。更に買う側からすれば、待てば安くなる可能性があるのだから買い控えが起きる。転売は楽をして儲かる事もあるが、市場動向に極めて敏感だ。
市場に不足していると思えば面白いように値が上がる一方で、マスクの供給過多のように突然価格が暴落してしまう事もある。


猫による行動の違い(7/12)
◆ 猫の行動の違いは猫種にもよるし、個々の猫にもよる。例えばベンガル猫は行動的で野性味溢れている。人間を警戒する猫もいれば、人懐っこい猫もいるのだが、共通するのは抱かれるのが嫌いだという事。撫でられるのは好きなのだが、抱き上げようとすると猛烈な抵抗に遭う。

◆ ベンガルほどではないが、アメリカンショートヘアも抱かれるのは余り好きではないようだ。ただアメリカンショートヘアはおとなしい猫なので、激しく抵抗するという感じではない。

◆ 猫は引き戸でもドアでも、開け方を覚えると開けてしまう。ドアノブがレバータイプなら、そこにぶら下がるようにしてドアを開ける。引き戸も少し隙間が空いていれば、そこに手を突っ込んで開ける。なのでウチはドアのレバーは猫がぶら下がれないように縦位置に着け直し、開けて欲しくない引き戸にはロックを付けている。

◆ これも、開け方を発見する猫と、その猫の行動を見て真似をする猫に分かれる。開け方を覚える猫は、おそらく人間の行動などを見ているのだろう。そしてその猫の行動を別の猫が見て真似をする。

◆ 開け方を覚える猫はドアと引き戸の違いを知っている。猫の行動を見て真似をする猫は、本来はドアには飛びついて取っ手を引かなければいけないのに、引き戸に飛びついてみたりとトンチンカンな事をする。

◆ この違いは猫種によるものよりも、個々の性格というか考えにあるようだ。同じ種類の猫でもドアを開ける事に夢中になる猫もいれば、ドアなどに全く興味を示さない猫もいる。ドアに興味を示す猫は、ドアの向こうに何があるのかが知りたいようだ。

◆ ドアを開けたがる猫も、単にドアの向こうに行きたいだけの猫と、ドアに向こうに人が居る時だけ行きたがる猫に分かれる。ドアの向こうに人が居る時に限ってドアを開けようとする猫は、部屋に入りたいと言うよりも、そこに居る人間に遊んで欲しい欲求だ。

◆ 番犬ならぬ番猫として外の様子を知らせる猫がいる。最初は何を鳴いているのかと思ったのだが、どうやら家の外に猫が来ていると、それを知らせるようだ。外の猫には反応するようだが鹿には無反応だ。ベンガルは野性味溢れるところがあるので、警戒感も強いのかも知れない。

◆ 野性的ではあるが虫などには余り興味を示さない。小さな小さな虫でもすぐに発見するのはメインクーンだ。思慮深い?メインクーンは、その虫が安全なものかどうかをじっと見つめて考える。行動が先走るメインクーンは、虫にアタックして、時にカメムシの臭いに顔をしかめる羽目になる。

◆ 今年はカメムシが少ない。去年も少なかったが一昨年は多かった。カメムシは直接的に害があるわけではないが、臭いが嫌だ。で、カメ虫除けに効果があるという有機肥料を蒔いたりしたのだが、それが効いたのか?
◆ カメムシを発見したらペットボトルの中に落として捕獲し、すぐに蓋をする。
きっとペットボトルの中で臭いを発しているのだろう。カメムシの臭いの成分は油性だそうで、有機溶剤やアルカリ洗剤を使うと臭いを落としやすいらしい。


山の猫はどこに行ったのか?(7/11)
◆ シロクロの家が撤去されてしばらく経つ。シロクロも見かけなくなったし、キジ柄の猫もどこかに行ってしまった。毎日のように山を下りたり登ったりしていた猫が、餌場がなくなったからと言って姿を消すだろうか?ねこ小屋を設置していた方は、シロクロに首輪を付けていた。野良猫狩りに合わないようにと。

◆ 以前にしばらくシロクロを見なかった時は、その世話をしている方が家に連れて帰ったと言っていた。しかし野良の血が騒ぐのか、家の中でじっとしている事はなく逃げ出したという。そして又元の場所に帰ってきたのだ。

◆ 猫は数kmを行動範囲にするという。この別荘地から餌場のあったところまでは道路沿いで4km程だから、ねこが移動出来る距離ではある。しかし方角が分からなくては移動出来ないだろう。猫にも帰巣本能があるのだろうか。

◆ 旧餌場よりもっと山の下の方で何度か見かけたが、その後は見ていない。世話をしていた方が又連れて帰ったのかな。
それであれば安心なのだが、人慣れしていた猫なので捕まえようとする人が居れば捕まってしまう。

◆ シロクロは飼い猫というか、飼い猫風になったのかも知れないがキジ柄は?キジ柄は余り人に馴れていなかった。シロクロとキジ柄は仲良しだったので、今も一緒に居ると良いなと思う。

◆ 別荘地内のその方の家までは道路上の距離で450m位だ。だから外で飼われているとすれば見かけても良いかなと思う。もっとも新しい土地に慣れるまでは家の中で飼うのかも知れない。いや、飼っているとすれば、だけど。

◆ 別荘地内の猫はたまに見かける。三毛柄の猫は、あの崖崩れの家の飼い猫だったという話だ。崖崩れが起きてどこかに引っ越されたわけだが、猫は置き去りだったと言う事だ。もしかしたら捕獲出来なかっただけかも知れないし、もしかしたら新居で猫を飼う事が出来なかったのかも知れない。

◆ そんな事情を知っている別荘地内の方が餌を与えたりしていたそうだ。他にはキジ柄の猫もいるし、黒一色の猫もいる。黒猫はシロクロの世話をしていた方の飼い猫ではないかと思うが、首輪をしている猫としていない猫がいるような… 2匹いるのかなぁ。

◆ 別荘地は管理会社が代わって管理が良くなり、管理会社の土地の雑草や雑木が刈られて綺麗になっている。別荘地の入り口あたりから管理事務所の付近まで、今までは荒れ放題だった山の木が刈られて綺麗になった。
木を切るのが難しそうな所は工事業者が入っているが、傾斜の緩やかな場所などは管理人さんがせっせと作業をしている。

◆ 管理会社の土地は綺麗になるのだが、所有者の居る土地の木を勝手に切るわけには行かない。住んでいるとか別荘として使っている人はある程度手入れをしているが、問題は放置別荘だ。管理事務所では必要に応じて所有者に連絡を取って木を切るみたいな事を言っていたのだが、長年放置されているとなるとスムーズに話が進むのかどうか。

◆ 貸別荘エリアとして収益を上げていくためには見栄えが良い事も必要だ。いわゆる管理別荘地が管理されていない風では客も呼べない。
オリンピックの自転車競技が伊豆市で行われる予定だった事から、オリンピック需要も当てにしていたはずだ。


タイヤのグリップと減り方(7/10)
◆ 一般的にハイグリップタイヤは減りが早い。減りにくい固いタイヤはグリップが悪いわけだが、グリップと減りにくさはタイヤの構造だとか材質によっても違ってくる。

◆ 経験的に、同じくらいの性能を持ったタイヤだと国産銘柄よりも海外銘柄の方が減りにくい印象がある。SLに乗っていた頃だと思うのだが、横浜タイヤに替えたら2万km位でスリップサインが出るくらいまで減って驚いた事があった。ピレリやミシュランだとその2倍くらいは走れたのに。

◆ 減りが早い分だけグリップが高かったかと言われるとそうでもない。SLの場合は車重に対するタイヤ幅に余裕があったからグリップ力の違いが顕著では無かった可能性もある。ずっと前にフェアレディZにピレリを着けた時には、それまでのブリジストンよりグリップしないなと思った。

◆ 同じメーカでもタイヤ銘柄によって差はあるわけで、たまたまそうだったのかも知れないと言われれば反論は難しい。いわゆるアジアンタイヤはCLSの時に使ってみたのだが、これは普通だった。ただし摩耗してからのグリップ力は急激に減少した。

◆ ジムニーは横浜タイヤを使っているが、片減りが激しい。これはタイヤのせいではなく車両側の問題だ。前輪の外側だけが減るのでキャンバーがポジティブになっているのかと思ったがそうではない。もっとキャンバーをネガティブにしなければいけないのだろうか。

◆ 少なくともタイヤの外側は溝がないくらいまで減っている。外側の減った部分だけを見ると、丸坊主のタイヤみたいに見えるくらいだ。タイヤの組み替えが出来れば裏返しにして使うのだが、自分では出来ない。
横浜のこのタイヤは1本1万円前後していたはずで、安価なメーカのものだと半額くらいで買える。

◆ おそらくグリップだとか、とくに雨天時や少しの雪などの性能に違いは出ると思う。しかし、ジムニーの場合は元々接地性が余り良くないので、以外にタイヤ性能に鈍感だったりして。即座に交換が必要という訳ではないのだが、次も考えておかなければ。

◆ 冬タイヤも同じように摩耗していると思うのだが、こちらは目立たない。目立たないだけなのか?夏タイヤの減りが早いのか。
確かに、走行距離に対する摩耗という点では冬タイヤの方が優れている感じもある。

◆ MTタイヤも使ってみたいが、MTタイヤは雨天時に滑りやすいらしいのと、ロードノイズが大きい。ジムニーで距離を走って疲れるのは音と振動である。振動に関してはばね下の重いリジッドなので仕方がなく、走行音や駆動系・エンジン音などが容赦なく室内に入ってくるのは軽自動車故だ。

◆ 2万km位しか持たないとすれば、余り高価なタイヤも使えない。それこそアジアンタイヤで良いんじゃないの?という感じ。ジムニーは軽自動車としては車重が重いのでタイヤにかかる負荷も重いとは思う。また山道はコーナーが多いので、都市部を走っているのと同じ状態ではない。

◆ バウンド・リバウンドで接地の仕方が変わるリジッドなので、独立懸架とは減り方も違う。ワンボックスなどでもタイヤの片減りが問題視された事があった。車室内を広くするためにサスペンションアーム類の長さが取れず、走行時のアライメントの動きをうまく規制出来ないからだ。


植物の成長が早い気がする(7/9)
◆ 冬が暖かかったからなのか?或いは季節ごとにまいた肥料の効果が出てきたのか?今年は植物の成長が早い感じがしている。

◆ 例えば梅の木なのだが、毎年花を付けるが木の全体像としてさほど変わらぬ程度に枝が伸びる程度だった。それが今年は新たな枝が沢山伸びて樹高が増している。昨年苗を買ってきて植えた梅の木、昨年は鹿に食われたこともあったのだろうがあまり生長しなかった。
しかし今年はぐんぐん生長して花も咲いたし実もなった。

◆ 昨年鹿に食われて丸坊主にされたブラッドオレンジやレモンの木にも葉が沢山付いた。それ以前に苗を植えたみかんやレモン、これも今年は沢山の葉を付け新しい枝を伸ばしている。もちろん鹿除け電気柵の威力は大きいのだが、みかんやレモンの苗は鹿除けネットで守っていたので食われるか食われないかという点では変わっていない。

◆ 暖かい冬が植物にどれほど影響を与えたのかは分からない。暖かいと言っても冬に新芽が出たわけではない。だとすれば植物にとっては暖かかろうが寒かろうが冬は冬だ。新芽が吹く春先は昨年同様低温傾向が続いた。植物にとっては、新芽の出る季節こそ暖かい方が育ちやすい気がする。

◆ 肥料は定期的にまいている。山なので枯れ葉が腐敗して腐葉土的になった土が堆積しているが、植物の根のある深さの土は赤土の粘土層だ。柑橘系の植物の根は深いので、そこに肥料成分が到達するのに時間がかかるとか?
◆ 植物のことは植物に訊かなければ分からないが、物言わぬ植物故に生長の理由は分からない。現象としてと言うか結果として何故か今年は植物の成長が早いという事なのだ。

◆ 植物の異常と天変地異みたいな話はあるが、これも謎である。竹の花が咲くと云々も、そもそも竹の花が滅多に咲かないので、それが珍しいと言うだけだったりして。
この近くにも竹林はあるが、特に何も起きていないように思う。タケノコだった竹が大きく生長しているくらいで、これって生長前に取ってきたら食えるのかな?みたいな。
まあタケノコは(春先には)どこでも売られているので、買ってきた方が手軽なんだけど。

◆ 電気柵は異常なく動作している。電気柵の威力というか、鹿の食欲も凄いもので電気柵の外側は草も生えないみたいな感じだ。一方でシダは沢山自生していて、鹿はシダは余り食べないようだ。この時期は食料が豊富にあるので食べたいものというかオイシイものを食べる。秋から冬は食糧が不足するので木の皮でも何でも食べる。木の皮を食べられると木が枯れる。食害防止のために樹木にネットを巻いたりしている所もある。

◆ 樹木が枯れるとやがて倒れてしまうわけで、大木が倒れると場所によっては被害が起きる。
とにかく鹿の食欲は旺盛であり、鹿は沢山居るのでどんどん食われる。これも冬が暖かかったからかも知れないが、今年は子鹿を沢山見る。伊豆市でも鹿は毎年捕獲しているが、自然繁殖数の方が多いのが現状だとか。

◆ 伊豆スカイラインにも鹿に注意の看板が多く出ているが、注意するも何も飛び出してくる鹿は避けられない。鹿は意外に丈夫で、交通事故で死んでしまうことは少ないそうだが車は壊れる。バイクなどでしかにぶつかったらライダーの命が危ない。


期待<不安の楽天モバイル(7/8)
◆ 移動体通信系ジャーナリストの対談でも、楽天モバイルの怪しさや危うさが語られていた。思いつきでの行動は孫さんも同じなのだが、一応孫さんは法に触れないように、法律の網の目をくぐっている風はある。楽天の場合は法に触れても関係ない、処分された時点で考える的な感じがする。

◆ 楽天モバイルは新型コロナウイルス感染症の拡大を理由に5Gサービスインの延期を発表した。しかし以前には5Gレディーでありいつでもサービスインが可能であるかのように話していた。クラウドだからソフト開発はどこででも出来る、即座に対応出来るとも語っていた。それが何故コロナウイルスの関係で延期になるのか、以前に言っていたことが嘘だったとしか考えられない。

◆ 楽天の場合は全てがこんな感じだ。適当なことを言って格好を付けるものの、実際には何ら進捗がない。サービスインの遅れにしても然りであり、順調だ順調だ順調だと言いながら直前になってダメでしたという。企業経営ではある程度のハッタリは必要だとは思うが、三木谷さんの言葉は、いつもそのレベルを超えている。まあ孫さんも相当な事を言うのだが、孫さんは勉強するから、そこが違う。

◆ 楽天Miniに関しての問題もあったし、通信障害なども起こしている。クラウドだから高い信頼性が確保出来ると言ったあの言葉はどうなったのか。石川氏が指摘するのはRakutenLinkに関してだ。現在殆どのIP電話サービスは050番号になっていて、070/080/090番号は取得出来ていない。これは通話品質や信頼性の問題でIP電話は別物とされているからだ。

◆ しかし楽天は070番号でRakutenLinkによるサービスを行っている。緊急通報時などはVoLTEに切り替わるので良いと言えるのかも知れないが、これは正式に許可された使い方なのだろうか。楽天お得意の、勝手にやっちゃったものではないのか。総務省に実体が知れたらダメという話になるのではないかと懸念を抱く。

◆ 楽天と言えば楽天ポイントだが、現金を払わせてポイントでバックするなど、この点でもグレーなところは多いという。楽天の方針が定まらないのは人材流出が止まらないからだとも言われ、優秀な人間が楽天を去って行く。

◆ これはソフトバンクにで言われたことで、とてもではないが素人集団の仲では働けないと、エンジニアは続々と去って行った。
ソフトバンクはVodafoneやWILLCOMやEMの人材を手に入れたわけだが、ソフトバンクの風習になじめずにエンジニアは去って行った。ソフトバンクでは全てが個人プレイであり、いかに目立って孫さんに評価されるかが勝負になる。従って同一部署内の同僚も敵であり、同僚の失敗をそのまま放っておく事でライバルを減らせると考える。なのでグループで改善するなどがうまく機能しない。

◆ この辺りも今は(多少は)改善されたのかも知れないが、とてもではないが働いていられない、働く環境すら出来ていないと当時のエンジニアは言っていた。そのソフトバンクより更に定着率の悪い楽天で、エンジニアが力を発揮出来るとは思えない。結局いつまで経っても素人集団は素人集団から抜け出せない。当時ソフトバンクは、我々は技術を持っていないことが強みだとか何とか訳の分からないことを言っていたが、人財がいないのだからそうとしか言えなかったのだ。


山を買う人(2)(7/7)
◆ 以前に、山を買ってそこに住むとかキャンプ場などを作る人が居る話を書いた。趣味の多様化と言うことだけではないのかも知れないが、キャンプ場やサバイバルゲームの出来る場所だとか、自転車やバイクの練習場など様々な用途があるという。

◆ ただそれを収益に結びつけるのは大変だとのことで、趣味半分くらいに考えていかないと長続きはしないそうだ。自分がキャンプが好きだからキャンプ場を自ら作るとか、自分がサバイバルゲームショップをやっているから等々。

◆ 山が好きだからと言う人も居る。登山道を作り、山小屋を作って登山者に開放する。それほど高い山ではなくても道がなければ登れない。そこで登山道を作って整備する。これもボランティアみたいな感じではないかと思う。

◆ この辺りだと椎茸栽培が行われている。温度や湿度や陽の当たり方など条件はあるのだろうが、山の中に沢山の木が並べられ、椎茸が栽培される。椎茸は品質などにもよるが価格が高いので、椎茸栽培がうまく行くとそこそこ儲かるそうだ。勿論天然物なので転校や気象条件に左右されるリスクはある。

◆ コロナウイルスと薪ストーブの関係みたいな話があった。薪ストーブはPMを排出して、それが健康を害するという。
地域的に薪ストーブを多く使う場所では大気汚染となってコロナウイルス感染時の健康リスクが増大するというもの。日本では余り関係ないのかも知れないが、木材燃焼型暖房を多く使う国では注意を要するらしい。

◆ そんな薪ストーブの原料である薪も山で作ることが出来る。山を人使うと沢山の木が生えている(木にも善し悪しがあるけれど)わけで、それを伐採して薪にする。薪は結構高いので、1本の木が何万円にもなる。この辺りの山でも木を切り出しているが、木材用の割合は少ない感じがする。短く切ってトラックに積み込んでいるので、椎茸用か薪用か、そんな感じではないだろうか。

◆ いったん木を切ればそこが再生するまでには長い年月を必要とする。まあ山の木を順番に切っていくと、1周してくる頃には苗として植えた木が生長しているのかも知れないけど。そう考えると林業というのはスパンの長い商売だ。

◆ キャンプ場をやりながら、椎茸も作って、薪も切り出してみたいな感じで収益を上げて行くことは出来ると思う。まあ椎茸栽培だけでも十分に食べていける訳だけれど、多角的に収益源を求めた方がリスクは少ない。

◆ 椎茸栽培は、最近は殆どが菌床栽培と呼ばれるものだそうだ。以前は山に木を並べる原木栽培だったそうだが、温室などを使った菌床栽培のコストが安いと言うことで、中国などから輸入されてくるキノコの殆どは菌床栽培だそうだ。

◆ 原木栽培の椎茸は手間がかからないと言われて、原木1万本を管理するのに要する年間作業時間は数百時間だそうだ。(菌を付けて木を並べるのと収穫が全てだと思う)一方でブナシメジや舞茸では同じ量のキノコを管理するのに年間1万時間も働かなくてはならない。つまり広い場所があるならば、手間のかからない椎茸栽培が向いていることになる。


コロナウイルスはどうなるのか?(7/6)
◆ 未だ真夏も来ていないわけだが、冬になると感染者数が増えるのではないかとも言われる。今冬に向かおうとしている南半球では、インフルエンザ感染者数が増える時期にもなり、総患者数の増加が医療関係を圧迫するのではないかと心配される。

◆ 発熱や咳があった場合にインフルエンザを疑うのか、新型コロナウイルス感染を疑うのか、あるいはインフルエンザでも新型コロナウイルス感染でもなく、単なる風邪なのか。これらの判断が即座には出来ないとすれば、まずは新型コロナウイルスの感染対策を講じた上での心療となる。
すると、防護服などの装着が必要になって診察に時間がかかるし、町の診療所では診察を拒否されるかも知れない。大人は未だ良いとして、症状の進行の早い乳幼児や老人などは困る。

◆ 日本は夏になるわけだが、熱中症患者がコロナウイルスに感染していたらと心配する声がある。体温測定だけでは判断が出来ない訳で、無症状感染者も疑わなければいけない。これは他の病気でも事故でも同じ事ではあるが、インフルエンザや熱中症で病院に運ばれる人が多いので心配される。

◆ 日赤では病院の入り口で体温を計られる。伊豆リハビリテーションセンターでは体温測定と問診が行われる。いずれも院内にコロナウイルスを持ち込まないための措置だ。日赤は混んでいることが多いのだが、この時期患者は余り多くない。それこそ急を要しない症状の場合は病院に来ない人が増えているのだ。

◆ 病院内ではマスクをしなければならず、マスクのない人は院内に入れない。病院は老人が多いのでアベノマスクを使っている人も居るかなと見回してみたが、一人も居なかった。伊豆市は既に配布は終わっているので一人くらい使っている人が居たって良いのに。

◆ そんな使われないアベノマスクの回収箱設置にあたって、回収箱は設置するなとの声もあるそうだ。せっかく配ったのだから持っていろと、それは分からないでもないが持っていたって使わないならゴミと同じである。

◆ アベノマスクを持っていくと○○と交換してくれるとか、○○円割り引くみたいな店もあるのだがこの近くにはない。と言うことで今のところ有効な使い道が見つかっていない。使い捨てマスクの価格は平常時に近い価格にまでなっているし、入手性が悪いわけでもない。

◆ 厚労省は感染者数を低く見せたくてPCR検査基準の敷居を高くした。この頃は有識者会議のメンバーも厚労省の思惑どおりだった。厚労相でも同じだと思うが、国交省でも総務省でもこの手の会議のメンバーはその省庁の意見を補強しなければならない。下手な意見を出すとメンバーから注意を受けてしまう。

◆ しかし最近は厚労省の思うとおりに行かなくなり、PCR検査数も増えてしまったし感染者数も拡大が続いている。厚労省は検査数が増えただけで感染は実質的には広がっていないと言いたいようだが、有識者の意見は異なるようだ。で、有識者会議は廃止だよと言い始めた。これに関しては自民党内からも意見が出たが、そもそも厚労省が議員や大臣の意見など聞くはずは無い。


ゴムローラーは強力なのか?(7/5)
◆ 最近のルンバは従来のブラシ部分をゴムローラーにしたタイプが増えている。
ウチではゴムローラータイプもブラシタイプも使っている。以前にblogでも書いたように、どちらが清掃力が高いのは微妙だ。そしてもう一つは攻撃性の問題である。780と870を比較して動作させるとよく分かるのだが、絨毯を破壊しながら吸い込んでいるのが870なのだ。

◆ ゴムローラータイプは吸引力の強いダストボックスと組み合わされるので、多くの綿埃を吸い込むことが出来る。一方でブラシタイプはカーペットや絨毯のゴミを掻き出す能力に優れている。ブラシローラーに吸引力の強いダストボックスを組み合わせるのが最良みたいな気がするが、780と870ではダストボックスに互換性がない。

◆ ゴムローラーの大きな欠点は、カーペットや絨毯に対する攻撃性が強いことだ。ゴムローラーの摩擦により繊維が徐々に壊れる。この時期ウチでは綿の敷物を使っているのだが、繊維が削れてそのゴミがルンバに溜まる。敷物がブルーなので、ダストボックスにはブルーの繊維が沢山溜まる。

◆ 海外のレポートでは高級絨毯をダメにされたとか、敷物に穴が開いたと言ったものもある。毎日稼働させればそれだけダメージもあると言うことで、従来のブラシローラーの時には問題にならなかったことも起きてくる。

◆ 畳はほぼ日本固有なのだが、ゴムローラータイプは畳に対する攻撃性も高い。畳はい草で出来てい、これはさほど丈夫なものではない。ゴムローラータイプのルンバを畳の部屋で使用すると、畳の表面が痛んでささくれ立つ。

◆ ブラシローラータイプのルンバであれば攻撃性は高くはないが、ゴムローラータイプはやめた方が良い。カーペットや絨毯を敷いている部屋もゴムローラータイプは危険がある。ウチの敷物はボロなのでかまわず掃除をさせているが、敷物色のゴミが毎日沢山取れるというか、その量が増えてきた。

◆ ゴムローラー自体のゴミ掻き出し能力はブラシに及ばないわけだが、摩擦力は強い。それに吸引力の強いダストボックスを組み合わせることで清掃能力を得ようとしている。フローリングの床なども、すぐにどうのと言う事はないと思うがゴムローラーによって削られていくだろう。

◆ ゴムローラーとブラシローラーは直径も長さも嵌合部もサイズが異なる。直径の違いであればブラシをカットして合わせてしまうことも出来るが、そうではないので交換出来ない。
ゴムローラーに布製の"筒"をかぶせてしまえば摩擦は減るとは思うが、清掃能力も低下するだろう。

◆ 現時点でもブラシローラータイプは販売されているので、新品を買う場合に選択は可能だ。中古を物色するならば700シリーズを選べば良い。フローリングの床だけを掃除させるのであればゴムローラータイプでも問題はない。

◆ 絨毯問題が大きくなってくれば、再びブラシローラータイプが主流になるかも知れない。他のメーカではローラの材質が選べる(付け替えて使用出来る)タイプもある。全面絨毯の部屋だとダメだが、一部分だけラグを敷いているような部屋であれば、ラグの端をめくっておくことでルンバは進入出来なくなる。バーチャルウォールは長い距離で規制するのは(ビーム広がり角の関係で)余りうまく行かない。


F&Fサーバーはどうなっているのか(7/4)
◆ 昨日の午後に作業を開始して夜にはApacheを動かすところまで出来た。ただしcgiやPHPは動いていないと思う。BBSもエラーが出て動作しない。新しいPerlにマッチしない部分があるからだ。古いjcode.plを使うものだから仕方が無い。

◆ OSのインストール自体は10分くらいで出来るのだが、再起動するとHDDがマウント出来なくなってしまう。説明には再起動まで待てと書かれていたので、1時間ほど待ったが再起動はされなかった。
手動で再起動するとマウントされず、手動でマウントしようにもエラーが出る。

◆ FreeBSDはパーティションを自動で設定するように変更されていて、これを手動で行うなどしてみたし、ファイルシステムも全て試したがダメだった。インストールが成功しないまま時間が過ぎる。VPSのハードウエア障害なのか?取説が間違っているのか?さくらにメールを出すと夜間に返事が来て、正常動作するという。
と言うことはF&Fサーバの収容されているハードウエアだけがダメとか?

◆ 色々いじくり回してZFSを使うとマウント出来ることが分かった。しかしZFSは多くのリソースを必要とするらしく、推奨メモリは4GB以上だ。ちなみにF&Fサーバのメモリ搭載量は2GBである。何故このサーバでうまく行かないのかサポートに問い合わせたが、返事には時間がかかるだろう。ならばというわけで、ZFSのまま設定を始めた。

◆ 一番時間がかかったのがMySQLのインストールで1.5時間ほど、その後Apacheをインストールした。Apacheがインストール出来れば後は設定だけなので、SSLも設定した。
だがcgi系だとかPHP系は動いていない。Blogは閲覧出来るだけ(閲覧ページはhtmlなので)であり、記事更新は出来ない。トップページの更新だけは出来るようにしたつもりだ。

◆ これまでのblogが動作する可能性は1割くらいだ。もう少し可能性はあるかなと思ったのだが、Perlのエラーがかなり出てチェックルーチンさえ動作しない。モジュールもエラーでインストール出来ないものがあり、これは諦めた方が良いかもしれない。そこでSeeSaaに仮設した。いや、仮設ではなく今後はそちらになるかも知れない。SeeSaaには有料版もあるので、それも考えようかと思う。

◆ F&Fサーバは現時点ではMailも動いていない。
ファイルシステムがどうなるか分からないので、余り構築を急いでも無駄になる。まあZFSのまま行ってしまう手もあるのだが、メモリ不足だ何だとなると面倒だ。さくらVPSはディスクIOにも制限がかかるので、swapが起きるような状態ではスロットリングされてしまい、サーバーエラー頻発になる。

◆ インストールがマニュアル通りに行けば今頃はノンビリメールの設定でも出来ていたはずだ。まあ、明日から少し急がしくなるので、この先の作業は来週中盤以降になる。とりあえずトップページだけ見られれば良いでしょうと言うことで、TLS1.2にも対応出来たから良いかな。

◆ BBSは余り使われていなかったので廃止の方向である。これも活かそうと思うと結構作業が大変になる。blogのコメント欄が使えるので、blogの記事に関係の無いことでも何でも書いて頂ければと思う。その他、気象情報も全文検索も動作していない。とにかくバージョンの違いというのは非常に影響が大きく、アメリカ英語とイギリス英語くらい、スペル自体が異なるくらいの違いがある。


臨時更新・お知らせ(7/2)
◆ TLS1.2に対応させようと作業を行った。OpenSSLのバージョンを上げ、Apacheのバージョンを上げた。Apacheのバージョンを上げたことによってPHPも再コンパイルが必要になり、それは良いとしてもPHPがVer7になった事で動作しないものが発生した。

◆ 原因は不明だが一部ライブラリが消失し、メールが送受信出来なくなった。これはpostfixを入れ直してとりあえず回復をさせたが、細かな設定は未だ行っていない。

◆ このライブラリ問題は重大で、至る所のプログラムが動作しなくなった。気象情報のページの情報自動取得なども現在動作していない。今後動作するように出来るかというと、これは何とも言えない。そもそもOSのバージョンが古いので、ソフトを新たにコンパイルすると言っても、当時のバージョンのものは入手が出来ず、するとバージョン依存性のある全てのものに影響する。

◆ 消えたライブラリは元に戻すことが出来ないし、何故消えたのか(何かで上書きされたとは思えないが、名称や番号が変わった可能性はある)不明だ。少なくとも消すような操作はしていない。

◆ ではこの犠牲を払った代償としてTLS1.2に対応出来たのかと言えば否である。OpenSSLは更新したのだが、Apacheをコンパイルすると何故か古いライブラリを持ってきてしまうようでOpenSSLは0.9になる。共通ライブラリの更新を行ってみたり、コンパイル時にOpenSSLのディレクトリを指定してみたりしたがうまく行かなかった。

◆ 古いOpenSSLをリンクしている以上、Apacheが2.4であってもTLS1.2は有効には出来ない。
どうせダメなら元に戻すと言っても、消失したライブラリなどがあるので元には戻せない。

◆ blogの更新も不可能になった。おそらく何か動かないモジュールがあると思うのだが、現時点では更新中にエラーで止まることしか分かっていない。blogのMovableTypeはPerlで書かれているのでApacheとの相性は余り無いと思う。しかしPerlで使っているライブラリは関係している。

◆ Apacheなどを旧バージョンに戻すことによってBlogの更新だけは出来るようにした。しかしpingなど色々なところでエラーが出ている。
単に記事が更新されるだけの、最低限の機能しか動作していない。

◆ 全てをインストールしなおす、OSから新しくする事は可能だが、blogが動く保証がない。他の部分は動作させることが出来るというか、面倒な部分の多くは自分で作ったプログラムなのでライブラリなどが動作するなら修正出来る。
しかしblogは別だ。そもそもデータベースが変わってしまうので、旧記事が移行出来ない(テキストベースなら出来るかも)可能性もあるし、デザインなども組み直さなければならず、それは結構大変なことだ。

◆ ならば他社のBlogサービスに移行した方が良いのではないかとも思える。そうすればセキュリティ関係から何から何までサービス会社がやってくれる。

◆ 以前にTLS1.2への対応は検討したことがあったのだが、たぶん不可能だろうと言う事で諦めた。でもまあやってみようかと作業したらやっぱりダメだったという話である。ダメだけではなく色々なところのプログラムが止まってしまった。このトップページの更新も既に不可能になり、手動でデータをはめ込んで更新した。


育ちすぎるくらいに育つ(7/1)
◆ 水耕栽培のトマトだが、何か巨大になってきた。土に植えてもこんなに巨大に育つのだろうか?品種を忘れてしまったのだが、ミニではないトマトである。

◆ 高さは適当なところで頭打ちになるのだが、枝が伸びて横方向に広がる。
左右に伸びた枝の先端までの距離は1.5m位になっている。高さも1.5m位だ。この時期培養液の減り具合は早くなり、晴れた日だと2〜3リットルは消費している。前回は1リットル/日位で減っていると書いたわけで、木の生長と気温上昇などにより大幅に培養液消費量が増えたことになる。

◆ 培養液の導電率を測ると、日ごとに肥料分が薄くなっていくことが分かる。水が蒸発すれば濃くなるはずなので、植物は水部と肥料分を選択的に吸収するのだろうか。トマトは実を付ける頃に多くの養分を必要とするらしいので、だいたいTDSが800ppm前後になるように調整している。

◆ 水を補給する時に定量の2倍の濃縮肥料を入れるのだが、その培養液が減る頃には700ppm以下の表示になっている。花は沢山咲いていて、いくつか実もなっている。トマトはキュウリと違って実の成長が早くはないので、収穫はまだ先になるだろう。

◆ 培養液の補充という手間があるが、プランターなど植えた場合は水をあげなければいけないので一緒か。地植えにすれば晴天が続かない限りは水をまかなくても大丈夫なのかも知れない。トマトやナスは養分を多く必要とするはずなので、地植えの場合でも追肥は適宜行うのだと思う。

◆ 肥料はその成分の適性もあるし、与えすぎても少なすぎてもダメだ。水耕栽培でも育てるものに適合するように、培養液を調整すればより良いはず。私の場合はそこまでの知識がないので、単に濃度をコントロールしているに過ぎない。それでもどんどん育つのだから、水耕栽培は土に植えるよりも簡単な印象である。

◆ 市販の水耕栽培容器もあるが余り安くはない。それに、これだけ水を吸うわけなので容器が大きくないと補充が大変だ。
発泡スチロールやプラスチック製の容器を加工したり組み合わせたりした方が自由度が高い。

◆ 水耕栽培農家だと培養液の導電率を計測して濃度を一定に保つ仕組みなどを導入している。そこでまで出来れば本当に手間がないのだが、アマチュアには少々難しい。そもそも培養液の中の物質の吸収度は同じなのだろうか。リン酸は減るけれどカリウムは減りにくいなんて事はないのかな。こうした偏りがあると培養液の導電率を測っただけでは不十分になる。
リン酸などはpHを測れば分かりそうな気もする。

◆ 虫や病気の被害は今のところ発生していない。虫に関しては土に植えるよりも管理が楽だとのこと。春先には毛虫がくっついたので、化学薬品ではない殺虫剤をスプレーしたことはあった。いわゆる農薬の場合は、効き目は強いが使用回数が規定されていたりする。木酢液とか竹酢液、あるいは同様に天然素材のものは効き目は弱いが人体に無害を謳う。
成分を見るとハーブ類だとか界面活性剤となっている。一部ハーブは虫除けに使われるのと、界面活性剤自体も殺虫剤に使われると言うことだ。