経済状況の差(9/7)
◆ バブル期、景気の良かった日本そして日本人は世界の土地や建物、美術品を買いあさった。それこそ恥も外聞もなくである。カネがある、カネの使い道がないから有益なものを買う。投資と言えば聞こえは良いが、投資が何であるかすら分かっていないような人たちまでが世界を買い占め始めた。
◆ 同じ事が今中国でも起こっている。中華マネーの向かう先は日本だ。かつて日本人が米国の土地や建物や企業までをも買いあさったのと同様に、中華マネーが日本を買っていく。
◆ 世界経済の発展に取り残されてしまった日本の経済は弱く、未だ経済の強い中国にとっては格好の投資先と言う事になる。
大きな投資ばかりではなく投資用のマンションやビルのオーナも、更には不動産会社も中華ブランドと言うところがある。
◆ 都市部の賃貸物件でも、経営不振に陥ったものを安く買ってアパート・マンション経営をする。何故中華不動産が利益を出せるのか。賃貸価格を上げているわけではない。
◆ 中華オーナーの儲けの元でもあり、昨今のトラブルの原因にもなっているのが原状復帰費用や敷金問題だ。中華オーナーや中華不動産では、(中華系の)常識として敷金は返却しないというのがスタンダードだそうだ。従ってこれが儲けとなる。その他に原状復帰費用も過大請求される。リフォーム業者も中華系なので話が通じない。
3年住んだワンルームマンションでルームクリーニングや原状復帰費用を30万円以上請求された例もあるそうだ。
◆ 賃貸物件を借りる時にオーナーまで確認する人は少ないと思うが、中華と日本の常識の違いなどでモメる事があるので確認した方が良い。日本に長くいる人だと通称名を使う場合もあり、日本人と区別が付かない。
◆ 大手不動産会社経由での契約であればそうしたトラブルは少ないが、大手は大手なりに付帯費用が高かったりする。以前にも書いたことがあるが、支払いが同系列のクレジットカードに限定されたり、家賃を支払う時に支払手数料を取られたりする。
◆ この手数料商売は意外に多く、契約手数料だとか登録手数料、支払手数料などなど、携帯電話ショップ並みに訳が分からない。
管理費は月額1,000円だけれど、管理手数料が別途必要ですなども。管理費は管理をする費用で、それに付帯する事務処理などが管理手数料だと言われてもよく分からない。
◆ クレジットカード支払いは、そもそもクレジットカードでなければ支払いが出来ない規定であるにもかかわらず、別途クレジットカード支払手数料を取られる。これは本来は違反なのだが系列カードの場合は内部で完結しているのでクレームが効かない。
◆ 賃貸生活に慣れている人なら注意点は分かっているだろうが、仕事や学校の都合で賃貸物件に住まなければいけなくなったという人などは餌食にされてしまう。他に、保証人がいるにもかかわらず保証会社が必要だと言われたりする事もある。これも以前に書いたと思うが、保証会社が倒産してしまう事もある。この場合は再度保証会社と契約しなければならず、余計な出費となる。
◆ 契約時に入らされる保険も、フルオプションの保険が必須みたいな感じで、通常の2〜5倍の掛け金を取られる。だがこの手の高額保険は退去時の原状復帰費用やルームクリーニング費用・退去費用の一切を補償していることがある。誰も決して教えてくれないが、契約書を確認しておいて損はない。
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