よく分からないLAN構成(2)(11/24)
◆ 知人宅に送ったWN-G300R3をセットする時が来た。今現在どう接続されているのか、再度確認して貰った。ケーブルがテーブルに挟まっていてどれがどこにつながっているのかよく分からないというのだが、順番に線を追って貰った。
◆ 回線はVDSLモデムで受けているようで、VDSLモデムに電話の端子がある。
ひかり電話的なものだと思うのだが、しかしそこには何も接続されていない。
電話の線が接続されているのは、大元のルータだ。Webで取説を探してみると、事業者専用モデルで電話インタフェース付きらしい。
◆ この大元のルータからPCに有線接続されている。大元のルータには別の線も接続されていて、これがWi-FiのAPに行っている。ここも普通である。Wi-FiのAPを交換してしまうのだからとりあえず謎は謎のままでも良いかなと、まずは旧APに接続されている線を外して貰う。
◆ ここで気づいた。大元ルータからの線が青いコネクタに挿されているというのだ。
これってWAN側でしょ。バッファローの、少なくとも最近のモデルはAPモードにするとWANポートもLANポートと同様の扱いになる。しかし古いものはそうではないのかも知れない。
◆ ではどんな動作をしているのだろう。ルータとして動作している可能性もある。調べてみるとWHR-HP-GはLAN側のIPアドレスのデフォルト値は192.168.11.xとなっている。有線LAN側は192.168.0.xで、無線LANは192.168.11.xなのだろうか。
◆ だとするとWHR-HP-GのLAN側にPCを接続し、IPアドレスを取得し直せばWHR-HP-Gにアクセスできるようになる筈だ。とは思ったのだが、あえてルータを複数通過させる意味は無い。無線LAN側に接続したデバイスと有線LAN側のデバイスをアイソレートしたいときには良いのかも知れないが、小規模な家庭内LANでは管理が面倒になるだけだ。
◆ こちらから送ったAPはAPモードに設定してあるので、そのまま接続すればそのまま動作するはずだ。SSIDも予め聞いていたので、それもこれまでのAPに揃えてある。WHR-HP-Gを外して貰い、その代わりにWN-G300R3を接続して貰った。その後スマートフォンでチェックして貰うと、今まで通り使えるとの事でリプレイスは成功である。
◆ PCからAPの管理画面にアクセスできることを確認し、作業は終了した。WN-G300R3は今年の8月まで製造されていたモデルで、定価は3,600円と激安である。例によって能書きにはハイパワーハイパワーと謳われている。
◆ 今や5千円も出せばそこそこの性能のWi-Fiルータが手に入る。最近であればWi-Fi6(ax)対応と言うことになる。Wi-Fi6のスループットを測るのはPC性能なども含めて意外に大変だ。
有線側の速度も1Gbpsでは足りない。十分な速度の環境があるのなら、jperfでテストしてみると面白いかも知れない。
◆ ウチでWi-Fi接続しているのはスマートフォンやAmazon ECHO、MG5350プリンタくらいで、PCは基本的には有線LANで接続している。インターネット接続速度が調子の良いときでも500Mbpsは超えないし、夜間などは50Mbps以下になる。ちなみに夜間はipv4接続の方が速い事が多い。といっても100Mbps位だけれど。ウチではNiftyを使っているのだが、今年になってからの速度低下が著しいとの話だ。
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