サブ回線は必要なのか(9/2)
◆ 事業者に障害が起きた時に、別の事業者の回線がないと通信が出来なくなる。今や情報収集にもコミュニケーションにも必要なスマトトフォンだが、通信が出来なくなれば何の役にも立たなくなる。
◆ KDDIとソフトバンクは相互利用の仕組みを作ったが、単に異事業者のSIMを入れると言うだけだ。月額429円を払うと月間500MBまでの通信が最大300kbpsで出来るという、割高なプランでしかない。電話番号も変わるので、果たしてこのサービスを誰が使うのか?建前上やってみただけではないのかと思わないでもない。
◆ ソフトバンク利用者であればpovo2.0を契約すれば月額費用はかからない。povo2.0契約者の場合は、500円を払うのならドコモのirumoにした方が良い。どうせ電話番号も変わるのだから。
◆ 私は従来はドコモで2回線を使っていたが、以前にBlogに書いたとおり現在はドコモとauの契約になっている。従来メインで使っていた番号をpovo2.0にし、従来FOMA契約だった番号をドコモのはじめてスマホプランにした。
◆ はじめてスマホプランは1,628円(1年目は1,078円)で月間1GBと5分以内の無料通話が付いてくる。従来のギガライトでは1GBまでが3,465円で無料通話はなかった。これによってドコモへの支払額は半分くらいになった。povo2.0は使わなければ料金がかからないが、全く使わない状態が続くと契約解除されてしまう。なので5分以上かかりそうな通話はpovo2.0で行う事にしている。
◆ 従来は2つの番号ともにドコモで家族割りを使い、FOMA契約番号の電話はギガライト契約の番号に転送していた。家族内は通話が無料なので転送料金はかからなかった。Xperia1 Vでは2SIMが可能になったので、事業者を分けられるようになった。
◆ ウチにはドコモ契約、OCNモバイル契約、povo2.0契約が3つある。povo2.0契約は楽天モバイル解約後に契約したもので、それぞれ通話用に使っている。povo2.0は維持コストが安いので気軽に契約する事が出来るし、ドコモ回線が死んでしまった時にはトッピングを買えばすぐに高速通信が可能になる。
◆ auをメインに使っている人だと日本通信のプランが1GBまでで月額290円と安い。1GBを使い切った場合は、1GBあたり220円で最大100GBまで買う事が出来る。サブ回線として使うならランニングコストが安い方が良く、日本通信かHISモバイル(月間100MB以下なら290円)あたりが良いのではないだろうか。
◆ ドコモやソフトバンクをメインに使っている人なら、サブ回線はpovo2.0が最善だ。回線だけではなくスマートフォン自体も冗長化するというのであれば、2台を持ち歩く事になる。スマートフォンも壊れないものではないし、落としてしまう事もある。今や電話帳でも何でもスマートフォン内に情報があるわけだから、それが壊れると結構困ってしまう。
◆ バッテリーが急減して使おうと思ったら殆どバテリー残量がなかったなんて事も、ドコモ事業者アプリを活かしておくと起こる事がある。これは結構焦る訳で、スマートフォンなど余り使っていないのにバッテリー残量がゼロに近いのだから。
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