水槽レポート(158)
■ '05/04/24
コケ続報である。
綿のようなフワフワしていてちょっと紫というか茶色と言うか、そんな感じで色の付いたコケ。
指やピンセットで取れば簡単に取れるが、又簡単に増殖してしまう。
もう一つはシアノバクテリアのカス(シアノバクテリア退治をした後に出現するものに似ている)みたいな、ちょっとぬるっとしたコケ。
この2種類が増えてきていたのである。
その対策としてリセットを行うか、ライブロックだけ追加してとか考えていた。
底砂から全部を変え、生体のコケも全部取るか生体を廃棄してしまえばこの状態から脱することが出来ると思う。
ライブロックの一部または全部の入れ替えは、生物層を変化させるという意味で有効だとは思う。
どうしようかと悩んでいたのだが、水流で簡単に吹き飛ばせるコケなのだから積極的に水流を強化してやれば良いのではないかとイージーに考えた。
前回リセット時からは水槽内に大型水中ポンプは付けていなかったから、水流は元々の設計通りの水流用吹き出し口4カ所からのみである。
で、以前使用していた水中ポンプを水槽内に設置した。
コイツは55Wもの消費電力を必要とするもので、水流もそこそこ強い。
さっそくこれを水槽内に設置して1週間になるが、コケの発生や付着はかなり少なくなっている。
今週からはポンプの稼働時間を短くして更に様子を見ようかと思っている。
前回の換水から早2ヶ月。
と言うわけで、今日はいつもの通りの換水を行った。
サンプ槽を見るとマガキ貝が死んでしまっていてデトリタスが溜まっていた。
これを掃除して本水槽からマガキ貝を移動する。
と、サンプ槽にスズメが居るではないか。
本水槽から落ちてしまったらしいが回収が出来なかった。
サンプ槽に魚が入って困るのは、それが揚水ポンプに吸い込まれる恐れがあるからだ。
事実何年か前にはハゼが吸い込まれて水流を止めてしまった。
淡水ならば魚は早々に腐敗してしまうのだが、塩水中では意外にしぶとく死骸が残るようで自然回復が難しい。
■ '05/04/30
水流作戦でコケの発生は抑えられている。
このまま様子を見ていこうと思う。
生体を増やしたいとは思うのだが、水槽の安定を見極めるのが先か。
ここの所の気温上昇で輸送ダメージも懸念されるし、通販には厳しい時期になってくる。
クーラは朝から稼働している状態で、今年も活躍して貰わなければ。
今年の夏が昨年のような猛暑になるのか否かは不明ながら、例え冷夏になったとしてもクーラが不要になるわけでもない。
量的には少ないのだが添加剤の自動添加も開始している。
これによってコケが増えなければいいのだが。
続けてきたメタハラ経年変化テスト、今回が最終となる。
詳しくは別ページにまとめたのでご覧頂きたい。
さすがに70W球は交換時期をとっくに過ぎているという感じであり、他の球に関しても無駄に電力だけ消費している感が否めなくなってきている。