競争(11/20)
◆ 携帯電話の加入者数推移を見ると、ドコモが落ちている時にはauが上がり、J-Phoneは我が道を行くという感じ。
単月シェアでauがトップにでもなれば、銀行融資はぐっと受けやすくなること確実?である。
これからのクリスマス商戦に向けて各社とも加入者獲得プランを練っているだろうし、インセンティブも特別な額を出して頑張るに違いない。
この辺りで単月シェアトップの座をドコモが他事業者に明け渡す事態が続けば、ドコモのサービスや料金その他にも変化が起きてくるのではないかと思うのだが。
単月シェアで1年くらい負け続けたとしても、総加入台数でトップの座は揺るがないだろうが、やはり経営陣に対するプレッシャーは強まるに違いない。
◆ 携帯電話を普通に使う人は海外投資への失敗など気にも止めないだろうし、経営方針云々など知ったことではないだろう。
この辺りを一番気にするのは株主なのである。
巨額脱税の高島屋にも、ずさんな経営のそごうにだって客は行くわけだから。
もっとも企業にとって怖いのはライバル会社より株主か。
FOMAの失敗--そう、もはや失敗と呼んで良いだろう--だって経営陣には痛いはず。
この辺りで「FOMAパケット使い放題定額プラン」でも始動しないとやばいんじゃないのって感じ。
クリスマス商戦向けFOMA移動機、未だちょっと大きいけれどPDC機と極端に違わない外観は受け入れられるだろうか。
この辺りのお話は又後日として…
◆ 対するauもクリスマス商戦に向けて新機種を準備中だ。
当然カメラ付きのcdma2000機となるが、相変わらずブラウザは遅くて重く使い勝手は悪いんだろうな。
こればかりはクアルコムのチップの性能依存なので、移動機メーカではどうしようもない。
使う側としては、せめてブラウザの速度が上がってくれれば… 伝送速度自体の公称値は速いはずなので、もう少しストレス無く使えるようになるとは思うのだが。
これに関してはサスガにauも意識しているようで、A5303Hはアプリケーションプロセッサを積んで来る。
これでjavaの実行速度は従来の3倍程に、ブラウザの速度は2倍以上になると言うが、まだまだドコモ機に追いつけそうにない。
ウチにある3001Hも3003Pもその遅さには呆れるほどで、妻は"ドコモに変えた〜い"と叫んでいるほどだ。
遅さの秘密?は後日報告するとして… いずれにしても、こうして競争力を高めてくればドコモ離れの加速にもつながるのでは無かろうか。
◆ 5303Hの動作速度が速ければ妻用3003Pの機種変を考えるのだが、5303Hはサイズ(50×100×27mm)も重さ(112g)も連続待ち受け時間(200H)も、今度のFOMA並なんだよな〜果たして実物はどんな感じだろうか。
ソニエリのドコモ向け50x移動機と比べれば薄く見えるのだろうけど…
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