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過去の雑記置き場

F&Fでは(この頃は)雑記のバックナンバを保存していませんでした。この文章はkaneki様が保存されていたものをページにし直したものです。



涼しい(9/16)
◆ 今日は涼しいと言うより肌寒いといった方が良いくらいの気温だ。九州から中国地方に関しては台風の影響で大変だろう,大きな被害が出なければ良いのだが..横浜の方も先週末からパッとしない天気が続いている。今日も冷たい雨が降ったり止んだり,せっかくの連休なのに残念でした。
◆ 今月末辺りからはそろそろ紅葉の話題も出てくるかな?関東近辺だと日光(地名)あたりが観光地となる。毎年東北縦貫道を大渋滞にするほどの人たちが紅葉見物に訪れるというわけ。
◆ 私も何度か行ったことがあるが、未だ暗いウチに家を出て早朝の日光を見物し、下り線(山の上り)の大渋滞を横目に午後には帰ってくると言うパターン。現地で一泊する手もあるが、いずれにしてもみんなが出かける時間と一緒になると大変な混雑に巻き込まれるのは必至。
◆ この時期は自家用車だけではなく観光バスの数も増える。バスも幹線道路ばかり走るわけではなく、混雑を避けようと狭い道にも入り込むからたちが悪い。殆ど離合が不可能なような狭い道に大型観光バスが入り込めば、その一台のために渋滞が起きてしまう。最近の低価格ツアーでは移動時間も料金のウチなのかも知れないが、ドライバーの苦労も分かろうと言うモノ。
◆ 大量のクルマによってもたらされる公害も問題だ。道路に面した山側だけ木が枯れてしまう等の被害もあるが、地元としては観光客が来なければ食っていけないわけで自然保護にばかりも目を向けていられないとか..
◆ そんな中で、黒部峡谷(だったかな?)は一般車の乗り入れが禁止されていなかったかな?トロリーバス?だかが走っているのって違う場所だっけ??
◆ 観光地の山を登るには平坦な道路を走るより(当然)多量の排気ガスが出る。ガソリン車への影響はさほど大きくないが、山に登って気圧が下がると相対的に燃料が多く噴射されるディーゼルは大量の煤煙を発生する。ガードレールや木の葉の表面の薄汚れはこれが原因,硫黄分が多く排出されれば雨の度に土壌は酸性の方向になる。
◆ 一時期、ディーゼル乗用車の乗り入れ禁止(やっているところもあるかな?)案を出した話を聞いたことがあったが、観光バスは(観光客誘致のため)規制したくない,するとディーゼル乗用車オーナからクレームが付く。観光地も大変だ..
◆ スイス?は電気自動車しか入れない場所があるという。ボルボのハイブリッド車などが活躍していて、当該地域に来るとスイッチを「電気」に切り換えて通過するらしい。



基本料金(9/17)
◆ 電話,ガス,水道,みんな基本料金を取られている。慣れているから不思議に思わないが、ある時(今は亡き)祖母が「電話なんか一回も使っていないのに金を取られる,電話会社の間違いじゃないか」と言っていたことがあった。祖母に基本料金という金の取られ方を説明しながら、何故基本料金なるモノがあるのか?不思議になった。
◆ いつでもそれが使えるように、保守点検を行うための費用..そう言われればそうである。住民税だって、その土地に住んでいるだけで取られるじゃないか..確かにそうだ。この基本料金という概念は、公共料金の類から発生したのか?
◆ 例えば皆さんお世話になっているプロバイダ,これには基本料金という概念がない。毎月定額で金を取られたりしても、その金額分の接続が許される。アメリカでは電話でさえ基本料金を支払えば、市内通話は無料だ。日本でも古くは1通話10円で、時間課金されていなかった。
◆ ガス料金にもこれはあるのだが、配管設備を持たないプロパンガスでも同様なのではないか?プロパンガスに何の保守料金が必要なのか?ボンベのレンタル料にしては高すぎると思う。
◆ 基本料金も不思議?だが、電力料金も不思議である。これは使えば使うほど割高な電力を買わされる。しかし、企業などの大口ユーザには割引料金が適用されている。同じ設備を使いながら使用電力量によって単価が高くなるとは不思議だ。おそらくモノを売る商売で「お願いだから当社のものを買わないで下さい」なんて言っているところは電力会社くらいなものだろう。
◆ だから節電が出来るのか?どうもそうとは思えない。例えば町工場で家庭用電力で小さな旋盤などを動かしているところがあったとする。仕事が沢山入ってきて、毎日徹夜で仕事をしたとする。通常の月の2倍の仕事をこなして2倍の収入があったが、電力も2倍必要としたとする。この場合、電力料金は2倍では済まない。この辺の不思議さはこちらに譲るが「文句が出なきゃ高値で売ろう」的商売であることに間違いは無さそうだ。
◆ その証拠に円安や原油高を理由に値上げ傾向にあったその手の料金が「高すぎるのではないか?」との見方が広まり、政府が調査に動こうとしたとたんに値下げされたりする。
◆ 何度かお伝えしている東京湾横断道路も、大臣が高いと言ったら料金算出基準など示さないまま1,500円も値下げされた。(大臣は千葉にゴルフ場会員権でも持っているのかな?)何と値下げ率25%以上だ。道路公団は「償還期間を30年から40年にした」とか言っているが、じゃあ40年経って無料にするとでも言うのかい?違うでしょう?,その時になれば「時代が変わった」とか「保守費用が嵩んだ」とか理由を付けて約束は守らないでしょう?
◆ だったら最初から計算なんかしなけりゃいいのに。大体金融計算なんて、微分や積分が出てくるわけじゃない。複利計算なんて安物の電卓でも出来る。もっとも桁数が足りないだろうけどね。(だからザル計算するのかな?)
◆ アナログ回路を造っていると、なかなか計算どおりの性能が出ないことがある。しかし単純な..いや、純粋なロジックやソフトウエアなら、人間が間違う以外は設計どおりのものが出来上がる。火星にだって宇宙船が飛ぶ時代なのに、どうもいい加減な計算に騙されているような気がしてならない..



不要なメール(9/18)
◆ ここの所毎日不要なメールがやってくる。こちらに書かれているようなモノではなく、転職のお誘いのようだ。>太田 信之  QWR06315 97/09/16 23 28 題名:IT業界転職メール9/16>*突然のメールで、大変失礼いたします。このメールは、IT、エンジニア関係の業界でお勤めの方々>のための転職情報を月3〜4回送付する情報 メールです。 月3〜4回と書いておきながら毎日来るじゃないか!!>*ここに載せられた情報に興味をお持ちの方は「詳細希望」としてお送りください。>折り返し、該当企業の名称等細かい内容について情報をさしあ げます。その後、さらに興味をお持ち>の方は当方が契約しております都内 のあるヘッドハンティング会社にご紹介させていただきます。という書き出しで始まるのだが、これを読むと個人レベルのアルバイトかな?とも受け取れる。人材を求めている会社は、資本金が0.9億円で従業員数135名売り上げが25億円だという。135名で25億と言うことは、一人当たり2千万円稼いでいない計算だ。これでは高給は約束されない。
◆ 募集職種が「インターネットエンジニア」と書いてあるが、これは一体どの様な仕事をするのだろう?どこかのプロバイダと言うことか??いずれにしても社名が書いてないから分からない。ちなみに、紹介されると言うヘッドハンティング会社の名前も書いてない。こんなメールに引っかかるヤツが居るのだろうか?IDを見て分かるとおり、このメールはNifty.にやってくる。Nifty.は毎分20円も取られるんだぞ!
◆ さて、話を変えてタイヤのこと。そろそろ交換時期だと言いながら随分走ってしまった。かなり減ってきたので、雨の日のグリップは非常に悪くなっている。今のタイヤはミシュランのPILOTってヤツだが、SLに付いてくるタイヤはこの他にピレリP6とダンロップ(銘柄忘れた)がある。
◆ 私の場合SLを買い換える度に違ったタイヤに当たったので、同一車種で異銘柄のタイヤを試す事が出来た。1.ピレリP6の場合グリップ,耐磨耗性も標準的で、どこと言って取り柄がない。逆に言えば適度にバランスしていると言うことか?2.ダンロップ(銘柄忘れた)の場合新品時のグリップはさほどではない(P6程度)だが、ある程度する減ってもグリップ力低下が少ない,パターンノイズ少々多め。3.ミシュランPILOTドライグリップはP6より良い,耐磨耗性が高い,減ってくるとウエットグリップ低下が著しい。4.ヨコハマ(銘柄忘れた)これはダンロップが減ってきたので交換した物。サイズは1ランク上げて245/50−16にしたが、スピードレンジがHR(210Km/h)とノーマル時のVR(240Km/h以上)より落ちる為もあり重量的にはさほど変わっていないと思う。グリップもノイズも平均的だが、耐磨耗性はよろしくない。
◆ 銘柄忘ればかりでデータになっていないが、この中で比較的気に入っているのは現在使用しているミシュランだ。いわゆるハイグリップタイヤほどの性能は無いが、バランスは良いと思う。欠点は値段が高いこと,たぶん国産HR規格の2倍近くするのではないだろうか?
◆ SLの場合はタイヤサイズが大きいから、自由な銘柄選択は出来ない。ノーマルホイール幅が8Jなので245なら何とか入るのだが、フツーは245だと扁平率が40%か45%になる。245−50ってのは少ないのだ。
◆ ボーナス商戦でタイヤ値段が下がった頃買い換えようか..普段は見ないタイヤ屋の広告でも見てみることにしよう。



揺れる(9/19)
◆ 揺れると言えば今は内閣か?例の前科一犯大臣問題で、大揺れのようだ。F&F風に考えると−>中曽根氏は佐藤氏を大臣にすると約束していたが、その約束を守るために(実は金は貰っちゃってるから)橋本氏に押しつけた−>橋本氏は断りたかったが、金も欲しい。それに「どうせ世論がやめさせるに違いない」と読んで大臣にした−>案の定,世論が騒いだが、一応指名したという責任を橋本氏は果たした−>佐藤氏の辞任は世間の圧力だから中曽根氏も橋本氏も責任を感じなくて良い−>茶番劇は幕を閉じる。
◆ エレベータも揺れる。高速エレベータの振動は空気抵抗が原因として大きいそうだ。何せ狭い空間を高速で「箱」が移動するわけだから、逃げ道を失った空気も困っちゃう。鉄道でもトンネルに入ると、空気抵抗で車体が変形する(前方の車両の窓際の席に座っていると分かる)のだ。
◆ エレベータの場合はワイアロープで駆動力が伝達されるから、そのロープの剛性によって縦揺れも起こる。まさかリニアモータ駆動にするわけにも行かないだろうし、ガイドレールにラックを刻んでピニオン駆動というわけにも行かないだろう。まあ、ハイパワーモータを積んで出来たとしてもものすごい騒音になることに間違いはない。
◆ 地震が来れば建物も揺れる。古くは構造材の剛性を上げて揺れにくくすることで破壊を防ぐ設計もあったが、現在の耐震設計とは振動によって破壊されないような「柔らかさ」を持たせるらしい。もう一つは固有振動周波数を持たないこと,共振してしまうと、どこかの橋のようにあっけなく壊れてしまう。
◆ 建築物の基礎部分に巨大なダンパーを入れたり、建築物の最上階に重りを乗せたりして共振を防ぐらしいが、それも液状化現象の前では無力だ。ヨコハマのランドマークタワー,海の近くで地盤が弱そうな気がするが、実は岩盤に乗っているとか。バブル時代に着工して、膨大な建築費をかけながらも全てのフロアがテナントで埋まっているわけではない。作ったのは三菱地所だったかな?,経営の方が揺れなければいいが..
◆ ヨコハマと言えば、マリンタワーなんて塔も建っている。私はのぼった事がないが、アレは風でも揺れるらしい。そこで、上部に水タンク(重り)を設置して揺れを防いでいるそうだ。場所は忘れたが、逆三角錐の電波塔ってのも有った。下の方が細くて、上に行くほど広がっている。見た目は不安定なようだが、これも風対策なのだそうだ。
◆ 地震で少々家が揺れるなら話は分かるが、地盤沈下などで勝手に傾いてしまう家もあるようだ。横浜は山が多いのだが、宅地造成はどこでも行う。山を半分切り崩して斜面を造成するなんて朝飯前。造成基準の厳しい横浜の斜面造成に慣れた建築業者は、大抵の斜面になら家を建てられるのだとか..
◆ しかし斜面造成に慣れていない建築業者が、例えば斜面の一部を地下車庫にして家を建てたとする。地下車庫の上に乗っている部分は地盤が(下が地下車庫だから)安定している。地下車庫に乗っておらず、土の上に基礎を作った部分は地盤が沈下する。結果として家は傾いてしまうらしい。
◆ 家が傾いたわけではないが、知人の家の前はマンションの駐車場だ。前が駐車場だから広々していて良いねえ..なんて話していたら、困ったこともあるそうだ。駐車場だから車が沢山止まっている。朝方になるとマイカー通勤族がエンジンを始動して出ていくのだが、その中に延々とアイドリングしているクルマがあるという。
◆ 夏場はエンジンを掛けて車内が冷えるのを待ち、冬場はクルマを温めるのかも知れない。クルマの殆どは彼の家の方に排気管を向けて止めてある。その結果風向きなどで排気ガスがモロに室内に入ってくると言うのだ。
◆ ガソリン車でも触媒が反応するまでの時間は排気ガスが臭いし、ディーゼルともなれば公害以外の何物でもない。知人は近所の人と共に、マンションの管理業者に再三「無用なアイドリングを止め,塀に向かって車を止める(排気管を反対方向に向ける)様に出来ないか」申し入れたらしい。それによってクルマの向きは半分くらいの台数に変化があったようだが、今度はエンジンノイズが気になるようになったという。
◆ FF車の電動ファンやディーゼルエンジン音を朝方から聞かされるのは辛いという訳だ。町内会ではそれらの公害?に法律的制限は加えられないかと専門家に相談すると、ニオイに関しても騒音に関しても規制対象なのだという。マンション建築に関しては色々問題も多いらしいが、建築後のトラブルも又多いとか。
◆ マンション側は「高い塀を作る」事で対処しようとしているらしいが、今現在の塀の高さ(数十センチ+柵)より大幅に高くなれば、騒音と排ガスから逃れられたとしても視界は相当悪くなる。狭い土地に住むのが悪いと言えばそれまでだが、住んでみなければ分からないことも多いのだろうしね。果たして、彼の家の南側には高い塀がそびえ立つのだろうか..



台風去って(9/20 02 10)
◆ 関東地方直撃か?と言われていた台風20号も、東にそれながら北上していった。横浜ではさほど風雨とも強くなく、余り台風らしさは感じなかった。むしろ台風が去った夕方から風が強まった感があったほど。
◆ トヨタ・日産に続いて、ホンダもハイブリッド自動車を開発中らしい。カリフォルニア規制を考えると、何らかの形でLEV或いはEVを商品化する事は必須なのかも知れない。生産台数が増えれば量産効果が出て価格は下がる,純粋なEVの価格がどれほど下がるか分からないが、家庭用深夜電力で充電が可能なら維持費は下がるだろう。ただし、国が「自動車用電力」に課税しなければ..の話だが。
◆ 太陽電池パネルの効率化と低価格化も進んでいるが、とてもクルマを走らせるほどのパワーはない。精々日中に電気自動車のバッテリーを充電する程度のものだろうが、設備費用を考えると電力会社から買う電気の方が安くなる。
◆ 同じように非課税燃料で自家発電する手が有るが、航空燃料でも手に入れない限りは税金に追い回される。ラジオなどの送信所の近くにお住まいの方なら、電波を整流すれば直流電力が取れるかも知れないけど..
◆ ここの所ガソリンの値下がりが激しい。地域的には安いとは言えない横浜でも、レギュラーが88円,ハイオクが98円になっている。特にハイオクの値下がりが激しいのは何故だろうか?元売り系列に関係なく融通し合うという制度が動き始めたのか?理由は何であれ、安くなることは大歓迎だ。
◆ これでガソリンが非課税になれば、ほぼ半額になる計算,クルマはガソリンで走っているのではなく、税金で走る乗り物なのだ。SLなんか、全く走らなくても月額7千円以上の税金を取られている。
◆ そうそう昨日辞任すると見られていた前科一犯大臣は、辞め渋っているようだ。せっかく手に入れた権力は逃さないぞ!ってな訳か?権力は金だからね。壊れる(9/2016 50)
◆ 今日は2つの物が壊れた..その1:SLのストップランプ切れ,ブレーキを踏んだとたんに断線警報のワーニングランプ点灯。日本車では球切れなんて滅多に起きないが、メルセデスでは1〜2年間で1回くらいは球が切れる。それも決まってブレーキランプ。出先だったので、最寄りのシュテルンで球を買った。一郎左右とも交換することにして2個,お値段千円!結構高い。ちなみに、国産とは規格が異なる(ピンの位置が違う)からオートバックスなどで買ってくる時は、ヤスリも用意しないと..その2:携帯電話通話路開かず,電話をかけるとプップッ・・・音の後無音が続く..接続に時間がかかるのかなあ??なんて思いながら2分ほど待つが状況変わらず。一度切ってかけ直すこと数十回!,故障調べの113も同じだから、基地局側の不具合か?なんて思いながらも、試しに一度電源を切ってリセット,そうしたら何事もなかったように接続できた。
◆ これからが問題,当然113に電話をして文句を言う。なにしろ電話をかけた相手には数十回に上る「無言電話」をかけてしまったからだ。113では女性が出て「悪い電波をつかんでしまった場合にはそう言うことがあり得ます」と来た。え?悪い電波?,電波にも良い悪いの区別があるとは知らなかった。
◆ で、悪い電波とはどの様な物か?スーパフレームが壊れているのか?報知情報がいけないのか?と聞いたところで「私には分かりかねますので、係りの者と変わります」だって。その人には話が通じて、結局「故障ではないか」との結論。で、支店に修理を依頼するように言われたのだが、当然現時点では(電源リセットしたから)使えている。
◆ 支店に電話をするも「それは悪い電波..」論が始まってしまった。どうやらDoCoMoでは「悪い電波」が流行しているらしい..結局最初から説明し直すと「こちらのテスターでチェックしますから持ってきて下さい」となるが、現時点で正常なのだから異常は認められないだろうし端末テスターじゃ出ないエラーですよ!と教えてあげると渋々納得のご様子。
◆ 結局購入してから1年未満と言うことで、交換対象だから来てくれと言う話になった。支店に行くと「それは悪い電波..」を聞かされるんだろうな。一応不良に伴うカラ通話をチェックして貰おうと思ったが「部署が違うので通話記録が見られません」だって。
◆ 30分あまりに渡って、あちこち(無言)電話した通話料は請求されるらしい..教訓:電話がちゃんとかからない時には一度電源を切ること。どうやら三菱製端末は信頼性が十分上がっていないと思われる。お休みらしい。



テレホーダイ(9/23 09 35)
◆ 深夜時間帯にトラフィックが少ないことを利用したテレホーダイ,当初は「恋人達のための長電話サービス」の感があったが、今ではインターネット用のサービスというところか。一時期の音声通話時間減少をくい止めようとしたサービスだったが、音声通話よりデータ通信の方が圧倒的に増えた今,テレホーダイはNTTにとって徳なのか?損なのか??
◆ 少なくともインターネットの普及に対してのメリットは大きいと思う。確かに夜間は回線が混雑し、或いはプロバイダのサーバが過負荷となって快適な速度は得られにくいが、それでも定額で通信できればガマンも出来ようというもの。
◆ 実際,会社でやっているISP事業の方も、夜間は着信回線使用率が上がるのだが上位回線使用率はさほど上がらない。どこかで「詰まって」いてデータが流れないのがその理由のようだ。
◆ 日中の音声通話の殆どは企業からのものらしい。電話勧誘はもとより、企業間の通話なども多いはずだ。もっとも昼間自宅にいると言えば専業主婦くらいなものだろうし、彼女らが電話を使うとなると近所の奥様連中との会話とか?,いや、電話代が勿体ないから「井戸端」へ出かけるのだろうか?
◆ 実はPHSのトラフィックも日中は少ないらしい。これは企業ベースでPHSがいかに使われていないかという事,事業者にしてみれば、企業ユースが増えなければ収益増につながらないと見ているようである。とは言っても、会社にやってくる営業マンはPHS携帯者が多い。景気のよい頃は会社から携帯電話を支給されていたらしいが、景気後退と共に没収されたのだとか..
◆ それでは何かと不便だとのことで、自前のPHSを持っているそうだ。最近は携帯電話の基本料金や通話料金も安くなったが、トータルコストで考えるとPHSの方がお得かな?横浜あたり(ま、中心部ね)だと、通話できないエリアの方が少ないくらいだから実用性は有ると言える。
◆ PHSの通話/通信が夜間に増大して困るのは各事業社だ。当初は繁華街や駅周辺での使用が多いと見込んで設置したCS,所が実際には住宅地でのトラフィックが多いのだ。理由としては中高生のパーソナル電話としての用途,自分の部屋に電話のない(今でもそんな家庭はあるのだろうか?)人や、メッセージ送信などを自宅から行うそうだ。
◆ 夜中に家の電話をコールするのは気が引けるだろうが、本人所有のPHSや携帯になら気軽に電話できると言うことだ。事業者が予測しなかった住宅街でトラフィックが増えれば回線が足らなくなる。私の住んでいる近くでもNTTpは小出力CSを密に配置している。DDIpは相変わらずの高出力CSが1カ所だけなので、たとえ圏内になったとしても回線Busyは避けられそうにない。ASTELも高出力CSなのだが、NTTpのCS4カ所に1カ所くらいの割合で設置されている。
◆ 実はPHSのスペックには1/2レートや1/4レートの規格が載っている。(詳細は載っていない)将来のトラフィック対策に音声圧縮率を上げることを念頭に置いたと考えられるが、32Kデータ通信や、来年には始まると思われる64Kデータ通信はこれに逆行している。
◆ もう一つ、PHSの送信出力の規定は時間平均だ。つまり、10mW出力と言ってもスロット内平均では80mWも出ている。これをハーフレートにすると160mW出さないとつじつまが合わない。同様に1/4レートにすると320mWで、PDC(ディジタル携帯)の平均出力を超える。
◆ だったら規格出力を5mWとか2.5mWにすれば良いではないか?と思うが、現行の規格では最大出力の許容偏差が−50%〜+20%の規定,スペックのどこかを書き換えないと矛盾する。
◆ 次世代CDMA携帯電話でNTTはPHS迄も吸収しようとしている。屋内通話(自営)や屋内データ伝送(公衆では384Kbpsを最大とするらしいが、自営では1Mbps程度まで上げられると言っている)をサービスすると言うから、PHSの存在価値は??となる。もっとも端末価格や通話料金などではPHSの方が圧倒的に有利になるとも考えられるが..



電気が足りない(9/24)
◆ ロシアでの電気不足は深刻で、一日数時間もの停電なのだそうだ。これから寒い季節を迎えて辛いだろうなあ..そこで登場するのが原子力戦艦なのだそうだ。今は活動していない戦艦の原子炉を発電所代わりに使うと数万人規模の町の電力をまかなえるらしい。
◆ ただし、それら原子力戦艦は老朽化も激しいそうだ。動くチェルノブイリにならなければいいが..とは地元民の声。それにしても戦艦ってハイパワーなんだなあ..
◆ 原子力と言えば衛星にも搭載されている。放射能放出型のエンジンなどは禁止されていると思ったが、低軌道で飛ぶスパイ衛星の電源には多く使われている。低軌道衛星は空気抵抗が大きいので太陽電池板は使いたくない。そこで、原子力による直接発電で電力供給を行うのだそうだ。
◆ 衛星に積める程度の大きさで原子力発電が出来るのなら、家庭用原発なんて出来ないだろうか?騒音問題があるからタービン発電は無理としても、ペルチェや熱電対(効率悪そう..)で発電して、余った熱は暖房にでも使えばバッチリか?車に原子炉積んで走る訳じゃないから、安全性確保も出来ないレベルでは無いはず。後100年位すると「家庭用原子炉」が通販でも買えるようになったりして..
◆ 電力会社の悩みの種は昼間と夜間の電力使用量の差なのだそうだ。昼間のピーク時に合わせて機器を設計/稼働させるから、夜間には電力が余る。それでも大口消費企業などは夜間に多く電力を使うような行程を組んでいるらしいのだが。
◆ 数年前に流行った?家庭用風力発電機,キットなども登場していたはずだ。風の強い地方や海岸沿いでは実用になるのかも知れないが、日本で安定した風が吹く地方など少ないのかな?風力発電は風が吹かなければ電気が出来ないし、風が強すぎるとプロペラなどが壊れてしまうらしい。バリアブルピッチのプロペラを使った発電機などもあったが、投資コストが大きすぎて趣味以外の使い道は無いかも知れない。
◆ 太陽光発電も人気がある。補助金制度と相まって200万円程度で3KW級の太陽電池発電装置が買える。しかし、200万円といえば電力会社から購入する電気の何年分になるのか?設備償却が終わる頃には太陽電池板の寿命も終わっている。
◆ 太陽電池板はエネルギー変換効率も悪い。実験室レベルのものでさえ20%を超えるのは大変な事だそうだ。電卓や時計に付いている太陽電池板の変換効率は一桁%だと思う。仮にこれが80%程度に上がるような画期的技術が発明されれば、太陽光発電も夢では無くなるだろう。
◆ 今のところは手軽な太陽熱利用というと温水器くらいかな?太陽熱温水器の強引な販売で業績を伸ばした某社も、強引すぎる販売で何度か摘発を受けすっかりおとなしく?なっているという噂。これにしても元を取るのは大変なことだ。
◆ 温水が自由に使えたとしても、水は買わなくてはいけない。上下水同料金は地方自治体によって差があるようだが、この価格も結構高い。昔のように庭に井戸を掘っても、保健所の指導で飲料には使えない場合が多いそうだ。それでも風呂やトイレ用の水としては使えるわけで、井戸掘り代と組み上げポンプの電気代を考えて徳なのだろうか?
◆ 昔住んでいた家には井戸があって、子供の頃は手こぎ式のポンプが付いていた。その後電気で汲み上げる様になったが、夏でも冷たい水が自由に使えた。都営住宅の水道も住宅内に井戸が掘って有って、一つのエリアをその井戸(と、大きなタンク)でまかなっていた。いつしか給水所は無くなって公園になったが、やはり衛生面での管理が問題だったのかな?



Pentium2(9/25)
◆ Pentium2を手に入れた。300MHz版でお値段は12万超,まだまだ高いが仕方ないか..Pentium Pro-200もそのくらいの値段で買ったしね。マザーボードはGIGA-BYTEのLXチップセットのもの。コイツはマザークロック100MHz以上でも動作するらしい。ちなみにASUSの物は80MHz+辺りが限界だとか。
◆ クロック発振用ICはIMIのSC652,残念ながらコイツは75MHz迄しか出力できない(マザーにはジャンパはない)原発乗っ取りでPLLを付ければ良いのだが、改造が面倒..せめて83MHz,欲を言えば100MHz設定が有れば嬉しいところだが、LXチップセットの定格は66MHzだしね。年末にも出現するという噂のBXチップセットまで待つのが正解だったかも知れない。クロック発振用ICがたとえ100MHzを出力しても、マザーボード自体が動作しなければ何にもならないし..ただでさえ発熱が多い(マザーによってはヒートシンク付きの物もある)LXチップセットだし。まあしばらくは75MHzの5倍で動かしてみよう(動くかな??)
◆ ついでにAGPのビデオカードも買ってきた。4MBのRAMで2万円なら損はない??AGPも期待するほどの性能ではないと言うが、それでもPCIバス用の高速(高価格?)カード並の性能は出るらしい。
◆ Pentium2はPentium Proと外部仕様が似ているから、Pentium2用マザーにアダプタをつければPentium Proも使える。SD-RAMの恩恵があるとは言え、パフォーマンス向上率は??だけど。そのPentium Proも200MHz版は512Kバイトキャッシュに移行しているようだ。お値段も8万円程度まで下がっている。1MBキャッシュ内蔵という話もあったようだが、アキバでは見かけなかった。
◆ その他安物?と言えば、CD-Driveかな?8倍速で6,800円,24倍速が1万円で出ていた。CR−Rドライブもバルクなら2.3万円程度,メディアの方は1枚300円程度だ。ハードディスクはIBM製のIDEが6GBで3.7万円,コイツはお買い得かも知れない。もっともNTやOSR2或いはunixを使うならともかく、FATベースのWin95だと2GBの壁がある。
◆ OSR2もかなり普及してきた(アキバで売っているそうだ)が、ドライバなどの相性問題は依然として残るのだとか。USB対応もWin98からだと言うし、NECのUSBインタフェース付きTAは評判がよろしくない。
◆ 10月発売と発表されたNEC製互換機,いや、正しくはPC98仕様機(PC9801/21シリーズの“98”ではなく、PC-98仕様の意..紛らわしい..けど、それがNECの狙いか?)と呼ぶとの話だが、9801シリーズと呼び方が似ていることがメリットなのかデメリットなのか?9801シリーズが売れているときには名前が似ている−>つい買ってしまう,かも知れないが、今となっては「PC−98仕様って新しいPC9801/21シリーズのこと??」なんて思われるかも。コイツはキーボードやマウスをUSBで接続するらしい。互換機路線で一気にシェア奪回か?年末にかけてのPC商戦,互換機各社はNECの出方に注目しているようだ。



ふわふわ(9/26)
◆ 日産のラルゴ(だったかな?)ハイウエイスターってヤツに乗る機会があった。町中をのろのろ走る分には視界も良くて(視点が高い)サスも柔らかくてフカフカの感じ。シャキッとした感じがし無さ過ぎるが、ファミリーユースのワンボックスとはこんなものか?まあまあ乗れる車かな?という印象だった。
◆ ところが首都高速に上ってビックリ,度を超したふわふわは、道路のつなぎ目の度に車体を揺する。ダンパーが壊れているのではないか?と思うほど収まりが悪くて、それが収まる頃には次のギャップがやってくる。結果として共振でもしたかのごとく、ふわふわ,ゆさゆさピッチングしている。
◆ 車体が上下に大きく揺れるものだから、後席に乗っている人が気分が悪くなったという。速度を上げても落としても相変わらずふわふわ,そのうち渋滞にはまって一息付いた。ふわふわが起こり始めると、リアの方がムズムズ?した感じになる。ステアリングを取られる訳では無いのだが、何か変だ。
◆ 実はこの時点で、このクルマのショックアブソーバが壊れているのではないかと思った。いくら何でもこんなにふわふわするものだろうか?(名前だってハイウエイスターだぞ)ワンボックスといえば商用車程度しか乗ったことがなく、たまに乗用車タイプに乗ってもその時の感覚など忘れてしまう。
◆ ところが!私の乗るラルゴを同車種が追い越していった..ふわふわしながら。ふわふわする度にリアのサスペンションがストロークし、それに伴ってキャンバーが大きく変わっている。おそらく数センチのストロークだろうに、目で見てハッキリ分かるほどキャンバーが変わってしまっている。フロント付近を支点にして、リアがゆさゆさ揺れる感じなのだ。
◆ リアのムズムズ感はこれだったのか?キャンバー変化がこれだけ大きいと言うことはリアはIRSか?たぶんリジットリンクの方が何倍も乗り心地が良いに違いない。しかし何故こんなサスペンションが出来てしまったのだろう?横方向のアームが短いのか?リンクの車体側取り付け位置が高すぎるのか?他社種からそのまま流用したらこうなってしまったのか?
◆ 衝突安全性も結構だが、衝突しないための工夫も必要ではないのか?ABSを付けたところで、接地性が悪いのでは何もならない。過度のキャンバー変化はタイヤの磨耗を早くするし、燃費も悪くなる(トレッドが幅変わるから)
◆ 走っている同タイプのクルマを注意して見ると、商用車と思われるものはキャンバーが変化していない。おそらくサスペンション形式が違うのだろう。独立牽架はコストアップになるから、リジットリンクが使われているのかな?
◆ 久しぶりにおかしな車に乗った。同じ様な感覚は10年以上も前に、かなりくたびれたシルビアで経験した以来だ。シルビアは明らかにショックアブソーバが抜けていて、某高速道路の継ぎ目に見事に共振した。ちょうど100Km/h辺りで走ると、面白いように「ゆれ」が続く。シルビアの持ち主は修理することもなく車検切れと共に廃車にしたが。
◆ 世の中のラルゴはみんなふわふわなのだろうか?ラルゴって最近のクルマだよね?私の乗ったヤツも走行距離は3万キロくらいだった。確かに国産車の基準からするとショックアブソーバはかなりヘタっているとは思う。しかし、これほどまでに変化するのか?新車のセッティング自体がふわふわなのか?ナゾは深まるのであった..



Pentium2その後(9/27)
◆ 一通りのセットアップを終えたPentium2マシン,何と果実用に耐えるレベルにセットアップも進んだ。起動ドライブには(安かったから)IBMの3.2GB容量のHDDを奢ったが、2GBの壁で二つに分割,それでもクラスタサイズは馬鹿げた大きさになってしまう。
◆ 余程OSR2を入れようかと思ったのだが..CADやシミュレーションソフトが少々古めで、OSR2で安定動作するか?不安で止めてしまった。もちろん同理由でNTもダメ,コピープロテクト用ロックデバイスはアプリから直接プリンタポートを叩いているから、NTなど論外なのだ。
◆ 駆動周波数の方はきわめてマトモで上品な状態,マザークロック75MHzの4.5倍速だ。これならD-RAM waitの方も最速設定で十分安定する。問題はCPUの発熱,市販のヒートシンク+ファン(安物のせいもある,チムニー構造で斜めに小さなファンの付いた2千円+の品)では触れないほど熱くなり、温度警報(マザーにサーミスタが付いている)が出る。
◆ これはファンがいけない。プロペラ?は見た目は回っているが、空気の流れを作るほどではないようだ。手をかざしてみても余り風が来ない「タバコの煙を当てて確認するほど」と言えば、風量の少なさがお解りいただけるだろうか?
◆ コイツだけは早急な対策をしないといけないだろう。同じくらいの径のファンでも、もう少し厚みのあるモノを探してこようと思う。たぶんファン単体で2千円位するだろうけどね。
◆ ヒートシンクをチムニー構造にして自然対流を期待するというのは、どこかの特許だったのだろうか?随分前に資料を見て、自然空冷時の効率の高さ(熱抵抗の小ささ)に驚いたモノだ。にも関わらず、商品として出てこないのは何故?ちなみに上記ヒートシンク+ファンは、フツーの構造のヒートシンクに囲いを付けただけの物。
◆ さて使用感だが、幾分速くなったように感じる。ディスクも高速になったし、Win95も再インストールでキレイに掃除された。その為も有るかも知れない。AGPビデオがどうかと聞かれても..「4MBのRAMが乗ってて2万円なら安いでしょう?」って答えるのが適当か?64K色で1200x1600まで行くしね。ただし、シャープネスでは少々劣るようだ。WinTachなどにかければ、一応それらしい速度は出ている。(Pentium2のページはそのうち作ります)
◆ 先週はマシンセットアップで忙しかった..SUNのワークステーションには、本体より高価!なメモリ(定価だと)を実装しても、たったの256MB,何か形状がSD-RAMに似ている。もしかしたら挿さるかも知れない..でも壊れたら大変だしなあ..SUのメモリをPCに挿してみる手もあるけど、PCが壊れるなら良いがメモリが壊れたらイヤだし。実際32MBのメモリの定価でPentium2マザーと128MBのSD-RAMが買えちゃう。
◆ コイツには他にも23GBのディスク(1台で23GBある)や40GBのテープバックアップも付いた豪華仕様だ。でも、整数演算性能はPentium2に負けるけどね。他にもWinNT Serverマシン(ハードはGateWay-2000)にネットワークカードを2枚も突っ込んで..
◆ Solaris(for SUN)のインストールは、最初に設定条件を入れさえすれば放って於いてもインストールはどんどん進む。最も時間のかかるのはOSのパッチ当てだが、コイツも自動だから夕方セットして次の朝には完成だ。所がWin95やNTは、インストール途中でも色々聞いてくるし、リブートしなきゃいけないしで世話が面倒な事この上ない。おまけにブートはFDから行う仕組みだ。
◆ 互換機という、いろんなパーツの組合わさったマシンの性格上仕方ないのかも知れないが、企業レベルで何十台ものマシンにインストールする人はさぞかし大変だろう。NTなどではリモートインストール出来ないこともないが、それにも下準備がいるしね。
◆ Win3.1->Win95,あるいはWin95->WinNTへのシフトが企業系で余り進まないのは、この辺りにも原因がありそうだ。私はMACを使ったことがないのだが、MACのOSもちょっと目を離した隙にバージョンが上がっている...



赤字販売(9/28 04 10)
◆ トヨタのハイブリッドカーの発売時期が迫ってきた。最近の発表では、その価格を200万円強としている。300万円に近ければ300万円弱と表現すると思うから、249.8万円とか?そんな値段だろうか?この値段で販売すればトヨタは赤字だという。完全な電気自動車であるRAV4−EVは、販売価格が約500万円だが、これも赤字らしい。
◆ トヨタは「自社が環境問題に真剣に取り組んでいることをアピールするためにも、赤字で販売する」と言っているが、何をもって赤字としているのかは分からない。と、言うのも一般に新型車を開発する場合には、開発費だけで数百億円に上ると言われている。エンジン単体の設計及び製造ラインにかかる金が100億円単位とは某自動車メーカの発表。
◆ 電気自動車の場合にはどうか?モータもコントローラも既存の技術だし、確かにハイブリッドシステムは新規開発要素が有るとは言え、エンジン開発に比べれば安いのでは無かろうか?ハイブリッド車に搭載されるエンジンも、既存の物をベースにミラーサイクル化(ちょっと違うけど)したに過ぎない。
◆ 補器類を除いたエンジンの単価が数十万円だろう。ハイブリッド車はこれにモータと電池が必要だ。それにしても同クラスのベース車両プラス100万円近くなら、さほど赤字とは思えない。従って「トヨタ社内の基準利益率には及ばない」から赤字なのだ,とも取れる。
◆ トヨタでは発売開始から数ヶ月間は月産千台〜二千台規模(アリストと同じくらいの台数)で生産し、需要動向を見ながら生産量を増やすのだという。もし仮に1台あたり100万円の赤字が出れば、月間10億円の損失と言うことだ。これはちょっと考えにくい。
◆ ハイブリッドカーのみではなく気筒内噴射のD4エンジンも量産体制に入るそうだ。D4エンジン発表当時「気筒内噴射エンジンは主流になり得ない」として、消極的生産を続けていたトヨタだったが、三菱のGDIが好調なことを受けての路線変更だろう。
◆ 三菱の方はというとパジェロ不振をGDIでカバーするほどではないにしろ、ある意味で救世主となったとの見方もある。現実には結構トラブルも多いらしくて、エンジン回転不安定やブレーキが利かなくなった!(Nif.で報告されていた)などの不安もある。エンジン不安定やエンストくらいなら許せもするが、ブレーキが利かないと言うのはきわめて危険だ。詳細が分からないので何とも言えないが、エンジン出力が勝手に上昇してブレーキに打ち勝ってしまったか?ブレーキシステムそのものが壊れたか?当事者曰く「その後自然治癒した」そうだ。従ってディーラでも「原因不明」としているが、オーナはディーラからの車の受け取りを拒否しているらしい。(危険なクルマだという理由で)
◆ AT車の暴走事故を最近聞かないが、メーカも真剣に対策したのだろうか?もちろん事故の中には「アクセルとブレーキペダルを踏み間違えた」ってのも多いはず。以前都内でオバサンの運転するクルマが暴走し、何人かに怪我をさせた(あるいは死亡させたかも知れない)事件があってオバサンは「クルマが勝手に暴走した」として裁判に訴えた。
◆ しかし判決はオバサンの操作ミスと断定,オバサンは判決を不服として争う姿勢を見せたが、家族に説得されて判決に従ったという事件だ。これは極端な事故だが、塀に激突したりクルマと塀の間に人を挟んでしまう等の事故は多く見られる。いくら機械が保護したところで操作ミスによる事故に効果は薄い。キャベツを切るのに使う包丁に危険性は少ないが、それを人に向ければ凶器になるのと同じ。
◆ 凶器と言えばカンガルーバー(グリルガード)だが、あの三菱でさえ装着しなくなった所を見ると、巷で言われている以上に危険なシロモノだったのかも知れない。私は全てのクルマのカンガルーバーを否定するわけではない。これは警官に拳銃を持たせるのと、強盗に拳銃を持たせる違いといったところ。前者は山間部などで試用する車を言い、後者は都市部で使用するそれだ。久々に..



(9/28 17 20)
◆ 天気も良いし涼しいし、久々にWAXをかけた。実は新WAXのテストもしようと思ってUS在住の知人に頼んではあるのだが、さすがに一ヶ月以上もWAXがけをしない&雨の日が多かったので..と言うわけだ。
◆ 塗ったのはチタン防水,コイツの効果が残っている所に上塗りするとスベスベした感じで伸びが良いが、これが落ちてしまって激ツヤの上に塗る感じになると伸びが悪い。ポリッシャーで綺麗にしてから激ツヤ再塗り..と思ってはいるのだが、下地作りが面倒でやっていなかったりする。
◆ せめて寒くなる前に激ツヤを塗っておけば、後は春先まで保つとは思うのだが。タワーパーキングに入れているせいか?鉄粉の付着も見られる。どうやら塗面に直接鉄粉が刺さるより、激ツヤの上に刺さりやすいようだ。粘土で擦ればすぐ取れてしまうのだが、これもまた面倒がってやっていない。
◆ 最近はガソリンの価格低下が著しいが、大手元売り系の試算によるとレギュラーガソリンを100円以下で販売すれば赤字になるとのことだ。所が価格競争に勝てなければそれまでなので、安売りに拍車がかかる。安売りによって月間350キロリットル程度売れたとすると、100円以下の販売でも利益が出始めるのだとか..
◆ 同試算によると、今後5年間でガソリンスタンドの数は半分以下に減少するだろうとしている。経営が成り立たなくなるためだ。そして生き残ったスタンドに顧客が集中すると、そこでは利益が出る。低付加価値商売の辛い所なのだろう。ちなみに横浜近辺ではレギュラーが85〜89円,ハイオクが97円〜99円でハイオク価格の値下がりが著しい。
◆ レギュラーガソリンの価格が下がり始めた時点でも(この近辺では)ハイオクは高値安定と言った感じだった。レギュラー価格との差が15円〜20円だったから。低燃費車やハイブリッドカーが普及したとして、ガソリン消費量が少なくなると価格は下がるのか?上がるのか?
◆ ガソリンってヤツは、原油から色々な成分を抽出している課程で生成されるモノらしい。需要が低迷すればガソリンが余ってしまうなんて事にもなるかも?それともガソリンを生成せずに他の炭化水素化合物に回せるのだろうか?



HDD(9/29)
◆ アキバで23GBのハードディスクを売っていた。お値段は以外に安くて15万円程度。先日会社でワークステーション用に購入した23GBのディスクユニットは100万円以上の定価が付いていたと思う。
◆ もっとも、23GBなんてDOSやWin95のFATで使ったら12ドライブに分割しないといけない。Cドライブから始まってNドライブまである。だからFATで使っちゃいけないね。NTFSだと制限はないのかな??いずれにしてもたいした容量である。
◆ バックアップも大変そうだ。テープドライブが有れば非圧縮で20GB,圧縮時に40GBなんてのも入手出来るが、回転ヘッドに8mmメタルテープという複雑メカで値段も高い。640MBのMOを使うと、36枚ほどメディアが必要だ。これはWin95のFD版に匹敵するという非現実的な枚数。
◆ たとえテープドライブを使ったとしても、平均転送(書き込み)レートが1〜3MB/秒程度だから23GB分をテープに収めるには3時間以上もかかってしまう。やはりこの手のドライブはRAIDを組むとかしないと使いにくいだろう。
◆ IDEの拡張規格のUltra ATAモード,最大転送能力自体は高い。Ultra ATA対応のHDDも姿を現し始めている。IDEの場合にはSCSIの様なコマンドレベルでのインタフェースではないから、CPU負荷も重くはなるが最近の高速CPUなら大丈夫かな?え?使っているマザーがUltra ATAに対応していない??,ご安心を、UltraATAボードなるPCIカードも売っている(何か怪しいけど)
◆ CPUのパフォーマンスアップとメモリ価格の下落も急速に進行中だが、HDDの容量増大も進んでいる。今では2GB以下のHDDを見つけるのが難しいような状態だ。2.5インチでさえGBなのだから恐れ入る。2GBものディスクに入ったデータがフッ飛んだら結構痛い。
◆ 数GB程度のバックアップなら、同容量の安物(アクセスが遅いとか)ディスクが良いかも知れない。HD−>HDコピーならさほど時間もかからないだろう。NT ServerやNetWareの様にミラーリングがサポートされていれば楽だけど、NTWorkstationやWin95はこれが出来ない。ディスククラッシュは忘れた頃にやってくる..ぞ!
◆ CPUパワーも上がった,メモリも沢山積んだ,HDD容量も余るほど有る..ユーザは次に何を求めるのか?CPUパワーだけは有ってもジャマになるモノではないから、今後も需要は有るだろう。メモリやHDDはアプリ次第と言うところが大きい。HDDの速度自体は向上して貰いたいが、何しろメカ物だけにシーク時間がμSオーダになるとは考えられない。回転数だって1万回転を超せば、ベアリングの精度や耐久性が問題になるのではないだろうか?
◆ まさかフラッシュメモリって訳にも行かないだろうしねえ..FD全盛時代に重宝されたRAMーDISK,Win95なら空きメモリがHDDキャッシュとして働くから余り意味がない。



やられた(9/30)
◆ やられた,その1:巷に氾濫しているマルチまがいメール,一昨日はInternetアドレスでやってきて、昨日はNifty.からやってきた。差出人もメールホストも違うから、別人だろうか?金を送る先の住所や名前も違っている。
◆ このメールに書いてあることはまさにマルチ商法だが、アムウェイ的な逃げ方をしていると思われる。すなわち、金銭授受に対して物品売買という形を取っていること,常にオヤブンが儲かるわけではなく、子供や孫にも儲けのチャンスがあることだ。
◆ メールによると千人に勧誘メールを送ると5〜20人は引っかかるそうである。だから千人以上にメールを出す事が必要だと言い、その為にはメールアドレスを買えと書いてある。千人に出したメールの中から例えば10人が引っかかったとすると、その10人は合計1万人にメールを送る。その1万人の中の100人は10万人に送る。3回目のメールは100万人に達して、ネット上はこれらゴミの固まりが流れるのではないか?
◆ これと似たような事はFAXでやられたことがある。ダイレクトメールならぬダイレクトFAXだ。ご丁寧に週に一回はFAXが届く。何度か電話で文句を言ってみたものの「FAXを送るのは担当者の判断」とかで聞き入れようとしない。温厚と言われている(だれに?)私でも、サスガに怒った。報復は真っ黒な紙を送り返すことだ。真っ黒にしたのは圧縮が効いて電話料金の短縮になるから。もちろんPCから送る。これによってダイレクトFAXは、撃退に成功した。
◆ さて、マルチまがいメールはどうやっていじめようか?トラフィックの多いメーリングリストにでも登録してやるか?いやいや、そんな事をしたら罪もない人々のメールアドレスが知れてしまう。サイトの管理者に文句を言う手もあるが、大抵はアメリカのサイトだ。サイトの管理者の責任は日本の場合と違うかも知れない。
◆ 100MBくらいのゴミを送りつける手は一回だけ使えそうだ。たぶん頭の良いヤツなら、メールを読む前にTelnetでサーバにログインして差出人を調べて消すだろうから..
◆ 皆様が被害に遭わないように、実名公表と行こう〒181 東京都三鷹市 三鷹上連雀五郵便局留 大塚 祥司 ←コイツからメールが来た〒104 東京都中央区 京橋郵便局留 渋谷 勉  〒946 新潟県北魚沼郡○○町大字□□*** 大○ △○ 〒277 千葉県柏市 柏郵便局留   千葉 哲朗
◆ だいたいの金の送り先が「局留め」になっているから本名とは限らないだろう。上から2番目の「渋谷 勉」は銀行口座を振込先として明記して有る。従って本名かも知れない。
◆ とりあえずはメールアドレスの入手先を知らせるようにmailを送った。もちろん脅し意見も書かせて貰った。さて、返事は来るだろうか?※上から3人目は『自分は関係ない』とmailを貰ったので一部伏せ字にした※ただし本当に無関係なのか、罪を逃れたいが為なのかは解らない
◆ やられた,その2:めずらしく停電があった。べつにPC稼働中でもなかったので「やられた」感は少ない。停電の1時間ほど前から遠くで雷鳴が轟いていたが、距離も遠そうだし安心していた。雷雨というわけでもない,小雨が振っていた程度だ。(会社の方は停電しなかったみたい)
◆ しかし、それは何の前触れもなく(当たり前だが)やってきた。最初は家のブレーカが落ちたのかと思ったのだが、近所もみんな真っ暗,たまたま電話中だったので電話はブツッと切れた。コードレスの方には電池が入っているのだが、TAは死ぬことになっているからだ。
◆ 電話の相手はたぶん何度かかけ直したと思うが、かける度に「お客様のおかけになった..通話の出来る装置が接続されていません..」とメッセージが流れたことだろう。ここの場所に引っ越してきて5年になるが、停電は初めてか?2回目くらいだと思う。ちなみに会社の方は一度もない。電池の入れられるTAも増えてきたが、あんなに温度の高い中に入れておいたら、自己放電で1年も保たないのではないかな?いざ電池で使おうと思っても5分ほどで切れちゃうとかね..
◆ 古い486マザーなんかを見ると、バックアップ用のニカドが粉を吹いている物がある。充電回路の設計が悪くて過充電を行い続ければ、たとえ電流が微少であったとしてもニカドは壊れる。5Vラインから抵抗のみで電池を充電しているような回路は良くない。充電満了後も充電電流が流れ続けるからだが、これが長年のうちに電池を破壊へと導く。
◆ え?電池寿命までマザーを使ったことがないって?ハイ、ごもっとも。



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