VAIO(3)(1/18)
◆ VAIOのCPU性能がどれ程のものか。古いベンチマークプログラムで申し訳ないが、簡単に測定してみた。トータル性能を測るにはSuperπが良いかも知れないので、これは後日。
簡単にHD Benchをかけてみた。結果は以下の通りである。
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整数演算 |
浮動小数点演算 |
メモリ |
Libretto100 |
10356 |
11733 |
8388 |
VAIO C1 |
26034 |
20114 |
20997 |
K7 700MHz |
48918 |
66198 |
41790 |
さて、如何だろうか。ベンチ上はLibretto100より速い。
DISK速度はLibretto100が3689/4420(READ/WRITE)でVAIOは14340/13077だから、相当勝っている事になる。が、これはキャッシュのイタズラだろう。もっと新しいベンチマークプログラムを使えばLibrettoもVAIOも似たような数値になるはずで、それはK7デスクトップマシンの数値を見ても容易に想像が出来る。
◆ CPUパワーに関しては同クロックのPentium系(と言うかネイティブ系)の約半分の性能は出ているという感じか。Libretto,VAIO,K7のベンチ結果で傾向を見てもそんな感じだ。
実消費電力がどうなのかは良くわからないが、自然空冷のみのLibrettoに対して、VAIOは(たぶん)強制空冷である。
それでもカタログの連続動作時間はLibrettoより相当長く、一番巨大なバッテリを使用すると最長20時間も使えるらしい。
◆ 動作安定度の方だが、ハードの安定度が悪いのかソフト(Windows)が悪いのか良くわからないので何とも言えない。初期立ち上げ時に一回固まったが、確かLibrettoもそんな傾向があったっけな。画面のドット欠けは今のところ発見されていない。これは当たりだったかも。
マウス代わりのIBM式スティックは使い良いとはいえないが、Librettoのポインタよりは余程マシか。出来れば液晶画面をタッチする方法も併用して貰いたかったが、コスト的に無理があるのだろうな。
と言うのもWindowsCEマシンなど小型機では画面タッチ方式の方が断然扱いやすいからだ。確かノートでもタッチパネルを使ったものがあったとは思うが、OSがCEだったか否かはハッキリしない。
なおVAIO関連は別のページにまとめる予定ではいるが、ここの所の超多忙に付き少しお待ちいただきたい。
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