ジムニー人気再燃なの?(10/29)
◆ ジムニーに関して聞かれる事があったので書いてみる事にする。と言うか以前にも書いたのだけれど、考え方としては特に変わっていない。納車までの時間を待てるのであればJB64が良いと思っている。様々な面で進化しているが、基本的にはジムニーだ。
◆ 旧型となったJB23は年式によって違いはあるが大きくは変わらない。装備などグレードによる差もあるし、年式によって4WDモードへの切り替えがプッシュボタンにものもあり、レバー式のものもある。プッシュボタン式は信頼性に欠ける所があるらしく、レバーでトランスミッションを直接操作するタイプが安心だと言われる。
◆ 燃費が良い方が良いのならばマニュアルトランスミッション車に限る。ATはロックアップ機構も付いていないしストール回転数が高いのでロスが大きい。ストールさせると過給が開始されるので、常に十分なトルクを得られる設定だ。
◆ 雨だとスリップして普通の車は登れないような坂道があるのだが、ジムニーでトランスファをLowに切り替えれば普通に登っていける。4WD Lowなど普通に走っていれば使う機会すらないと思うが、山道では心強い。
◆ JB23はLSDが付いていないので、片輪がスリップすれば駆動力を失う。後付けで前後にLSDを入れれば最強ではあるが、それなりにコストがかかる。JB64ならESCがあるので、LSD並みというか似たような特性を得る事が出来る。ただしリアブレーキがドラムな事もあって、長時間使うと過熱するらしい。
◆ 整備しながら乗るのであれば年式も走行距離も余り気にしなくて良いかもしれないが、ボディのサビには注意したい。温暖地で使われていた車ならまだしも、北国からやって来た車は下回りがボロボロになっているものも少なくはない。
◆ ジムニーは車高が高いので、手鏡があれば下周りのサビを見る事が出来る。荷室下あたりとかヘッドライト周り(ここは見にくい)、フレームとシャーシの結合部などが錆びやすい。フレームが錆びて穴が空いていたりすると車検に通らなくなる。軽度の錆なら補修だとか溶接で直す事は出来るが、ジムニーに軽度などあり得ないみたいな意見もある。
◆ 以前乗っていたジムニーは余り錆がなかったので、その点で手間はかからなかった。私が乗るようになって錆は増えたと思うが、錆を見つけてはさび止めを塗ったりスプレーしたりしていた。初年度登録から21年目に手放したが、錆びて穴が空いた箇所はなかった。
◆ エンジンはオイル下がりがあった。購入時点で14万km走行車だったので、この程度の距離を乗るとオイル下がりが起きるのだろう。勿論それまでのオイル管理などにもよるけれど、いずれステムシールは駄目になる。整備工場での修理費用は5万円前後だそうだ。
◆ 自分でやるなら部品代だけなので、ステムシールとピストンリングを交換すれば、また10万km以上はそのまま乗れるだろう。他にはオルタネータやエアコンコンプレッサが壊れやすいと聞く。実際オルタネータは壊れて交換しているが、エアコンは前オーナが交換したのか?新しそうな感じだったのでそのまま使えた。電動ファンも壊れて交換している。
◆ ラジエータキャップの壊れからヘッドガスケットを換える羽目になったので、ラジエータキャップは車検ごとに交換した方が良い。エンジンオイルは5,000km目安で交換していたが、5,000kmごとでは遅かったかも。山道走行では2速全開の踏みっぱなしになるので、シビアすぎるシビアコンディションだし。
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