続SPAM(1/20)
◆ 近所のスーパで見つけたので買ってみた。
味はソーセージの柔らかいヤツと言うところか。
食い物のSPAMなら送ってくれるのは一向にかまわないが、SPAM mailには困ったもの。
メールマガジンを購読している人も多いと思うが、例え数キロバイトのメールでも数十万通と
なるとネットワークやメールサーバ負荷は無視できない。ちなみにNetNewsのデータ量も一日
辺りで数ギガバイトだ。
◆ ネットワーク負荷はインターネット人口に比例して上がるのは当然だが、一人あたりが単位時
間あたりに使用する帯域も年々増加している。インターネット普及のために定額料金制の回線
やADSLや無線接続なども登場しているが、上位回線はNTTの専用線に頼っている訳であり、こ
のコストは一向に下がろうとしない。最近でもアメリカから加入電話の料金下げろ攻勢があっ
たが、もしかするとこれで値段が下がるかも。
常時接続が安価になったとしても、上位回線速度が上がらないことには快適な利用は出来ない
訳だが、上位回線費用が嵩むとなれば品質低下は免れないのだ。
◆ 昨年登場した衛星回線を下りデータ伝送に使用したMegaWaveも、テレホーダイ時間になると
電話回線を利用した接続よりも実効回線速度が落ちるとアナウンスされている。
そもそも衛星一つで日本全国をカバーする訳だから、ユーザ数が増えれば実用に耐えなくなる
のは明白である。たぶんこれを見越した価格設定を行っていたのだとは思うが、予想に反して
加入者が増えたと言うことだろう。
◆ 静止衛星利用の携帯電話を考えるとき、衛星のアンテナをマルチビーム化してチャネルを繰り
返し使う方法がある。これも国土が広く人口密度の低い国なら実用的だが、日本でこれを行お
うとすると直径数十メートルのアンテナを数十個(衛星に)付けなければならないそうだ。
携帯電話も家電製品もインターネットに接続させる事を政府は望んでいるようだし、今は加入
電話の料金にだけ目が行っている感がある。が、このままでは満足に使えないシステムになっ
てしまだろう。
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