うまく撮れない(9/13)
◆ 最近は雑記以外の部分の更新が滞っているのだが、色々忙しくて..って言い訳しておこう。
昨日はデジカメで雑誌掲載用の写真を撮ろうと挑戦したのだが、とても紙焼き品質には達せず失敗。今日は銀塩でちゃんと撮らなければいけない。
こう考えると価格対画像品質の面ではデジカメはまだまだである。逆に便利さ対価格という面では一定のレベルに達しているとも言えるのだが。
◆ デジカメの問題点は解像度のみならず、ダイナミックレンジの狭さ(8ビットなら256階調しかない)や感度の問題がある。感度が低いと解放絞りで撮ることになり、プアなレンズの悪い面が強調されるし、スローシャッタは手ブレの原因にもなる。
縮小すれば見られるレベル,を狙うなら150万画素クラスで何とかなるかも知れないが、今度はコストの面で頭が痛い。
◆ 銀塩の場合は現像してみないとデキが見えない,って事はあるわけだが、通常は1カット撮るのに数枚以上は露出を変えて撮影するから、下手な鉄砲も数打てば..の理屈で1枚くらいはマトモに写っている絵があるってモンだ。
露出を変えて複数枚撮影する場合、普通のネガカラーだと効果は少ない。撮影者の意図する絵を撮ろうと思ったらリバーサルでなくちゃダメ。
◆ ネガカラーなら多少露出が狂っていても紙焼きの時点で補正が可能なのだが、リバーサルの場合は撮ったとおりに写るって感じ。マニュアルで露出が決められるカメラをお持ちなら、一度リバーサルを試してみていただきたい。黒いところは真っ黒に,白いところは真っ白に写るはずである。
◆ 先日「イグニッションプラグでも変えてみるか」と書いたものの、そのプラグを売っているところが意外に少ないことに気が付いた。
近所のオートバックスやイエローハットに足を運んでみたが、ボッシュのプラチナプラグが数種類並んでいる程度で、フツーのプラグは無いに等しい。
その後も何店か気が付けば寄ってみるのだが、どこの店でも同じ様な感じ。ちょっと前ならサイズや熱価で分類されてプラスチックのケースに入っていたのがウソのようだ。
◆ それだけ需要が減ったと言うことなのだろう。メーカはプラチナプラグなどでメンテナンスフリー化を行っているわけだし、都市部のサンデードライバーなら車検毎に交換しても十分と言う事なのだろう。プラグだけではなく、工具類も品揃えが減っている。マトモな工具を見つけたければ日曜大工センターのような所に行かなくてはならない。
◆ 今やカー用品と言えばオーディオ/ナビやタイヤ,オイルくらいがハードウエアの売れ筋で、その他はアクセサリー類と洗車用品が並んでいるに過ぎない。
逆にこれらのものは大型ディスカウントショップでも手に入るわけで、価格的にはそちらの方が安いのだからカー用品店の在り方自体が問われてくるのかも。
◆ 実際、チェーン店などでは新規開店する店舗より閉店する方が多いと聞く。カー用品店では機器の取り付け面でメリットがある,と思ったら、ディスカウントショップでも余り変わらなかったりする。オートバックスなどではマフラーやサスペンション関係の部品販売も行っていて、これらの取り付けまで行うことで独自性を出そうとはしている。
◆ しかし,これもボルトオンで付くような簡単な作業でしかない。ちょっと加工が必要だとか、車に合わせてネジ穴を拡げるレベルになると歯が立たないところがある。
こうなるとチューニングショップと言われる所に足を運ぶ以外にないだろう。チューニングショップ(ま、チューニングショップとは言っても名ばかりの所は多いが)に持ち込めば、大抵のものは取り付けてくれる。
◆ 付かなければ加工して,或いは配管やステーを作って付けてくれるわけで、それなりの工賃さえ覚悟すれば何でも出来ると言っても過言ではない。
不景気の影響かフルチューンの客は減っているそうだが、それでも趣味に使う金はどこからか捻出できるのだろう,用品取り付けからタービン交換など、そこそこ忙しいと聞く。
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