NASAで開発されたぁ?(7/7)
◆ 電球のソケットに挟み込むようにして使う製品の広告があった。NASAで開発されたらしい。
NASAって色々なものを開発している訳ね。これの売り上げでロケット飛ばすのかな?それとも日本に「(株)ナサ」でもあるのだろうか。ちょっと不思議。
この商品は5種類あって、サーミスタ内蔵で電球点灯時の突入電流を防ぎ電球の寿命を10倍(広告より)に伸ばすものとか、点滅させるものとか、照度制御を行うものとか、タイマ消灯するものなどがある。
サーミスタは温度に比例して抵抗値が低くなるので、電流が流れていない状態での抵抗値は高く
突入電流を防ぐ。電球が点灯すると自己発熱で抵抗値が下がるというわけだ。
パワーサーミスタはスイッチング電源の突入防止などにも利用されている。ちなみに温度と抵抗
値が反比例するものをポジスタなどと称し、温度が自己安定することからヒータなどに利用され
ている。
◆ サーミスタは単純だとして、照度制御はアクティブデバイスが必要だろう。この小さなスペース
の中にパワーデバイスを入れるのは苦労したのではないかな。放熱はソケット側に対して行うの
だろう。タイマや照度制御のコマンドは電源スイッチのON-OFFで与えるようだ。と言ってもタイ
マの時間設定や照度の連続可変が可能なわけではない。
\1,450〜\1,600程度なので興味ある人は東急ハンズを覗くべし。
◆ 他にも変な形?の電球型蛍光灯の広告もあった。能書きには電源投入後すぐに照度が上昇すると
なっている。F&Fの実験でも使った電力計(簡易型)も売っている。お値段は\3,000なので誤差
をガマンすれば面白く使えるかも知れない。ちなみにこれ、楽天市場かどこかでは\1,980程度じ
ゃなかったかな。(未確認)
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