Aの燃費とオイル(6/16)
◆ わずかではあるが毎日少しずつ走行距離を重ねている。未だに給油は1回のみで、正確な燃費は分からないが11Km/l程度だろうか。少なくともVitaよりは燃費が良い。
新車だからと言って無駄なウォームアップなどは行っていない。エンジンを掛けたらすぐに走り出す。もちろん無用な高回転や、いきなり速度を出すようなことはしないが。
世の中には未だに延々とアイドリングを続ける人もいる。念が入った人だと「油温が適正になるまで」とか言って、数十分も走り出さない。
◆ エンジンは適正負荷を与えた時に平均して摩耗する仕組みになっている。単車屋のオヤジが「シリンダの摩耗を見ると暴走族が判別できるんだよ」と言っていたことを思い出すが、無負荷回転時と高負荷運転時にはシリンダの摩耗サイドが反対になる。
摩耗と言えば「エンジンスタート時、オイルの回っていない状態では摩耗が激しい」とし、それを保護するための添加剤(主にテフロン系か?)も売られている。
これはどうなのだろう。少なくとも油膜が切れたらエンジンなどすぐに錆びてしまうはずだ。
音の違い?これは油圧タペットを使っていれば結構変わる。確かにオイルが回っているときの方が各部に付着する油量が多いだろうから、これによる音質の違いも認められるだろう。
◆ 相当距離を乗った車でもオイル上がり/下がりは余り見かけなくなった。むしろ無茶な使い方でのトラブルの方が多いような気がする。
だいたい普通の人は年間2万キロも乗らず、5年もしたら買い換えるだろう。この距離なら小型軽量低燃費最優先で、耐久性を少々犠牲にしている国産エンジンでも不具合無く乗れるはずだ。もちろん摩耗は少ないに越したことはないが、ガレージに飾る車でなく実用車なら経年変化はエンジンだけではない。
◆ 最も最初に変化が出るのはショックアブソーバだろう。最近は舗装路が多くなってショックアブソーバにかかる負担も減ったはず,との意見もあるが、メーカもちゃんとコストダウンのネタにしているから耐久性は余り変わっていないかも。早い車なら2万キロ位で減衰力低下が見られるはずだ。他にもブッシュ類は結構傷む。ここの部品は安いものだが、整備費用が嵩むので普通はショックアブソーバもブッシュ類も(余程リセールバリューの高い車以外は)廃車まで無交換って感じ。
◆ A160は1,000Km乃至1,500Kmでのオイル交換は行われない。サービスインジケータが示す15,000Km〜20,000Kmが最初のオイル交換だ。この定期メンテナンスはヤナセで無料で行われる。
無料なのは工賃だけではなく、油脂類も含まれるからちょっと得した気分か。(初回のみではなく3年間だったかな?)ただし普通の人(どこまでが普通か?)は5,000Km〜10,000Kmで(自費で)オイル交換をするようなことを営業は言っていた。
◆ ウチなどチョイ乗り90%だから5,000Kmごとにオイル交換しても良いだろう。いやいや、5,000Km走るのに1年以上かかるかも知れないから、やはり半年ごとに交換してやりたい気はする。
特別高性能なオイルでなくとも適度なインターバルで交換を行えば良い。
SLのオイル交換時に一緒にやると4リットル缶5本でちょっと余るくらいだろうか。A160はオイル量をパネルにディジタル表示してくれるので、入れ過ぎや不足はすぐに分かる。(はず)
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